デート・春の日
春の日
解放条件 | SSR-シモン・咲き誇る桃の花 |
ついにシモンがくれたクチナシの花が咲き、ピクニックの日程が決まった。桃の花を眺めていると、シモンの違った一面が垣間見えて…… |
私とシモンは一緒にクチナシの花を育てた。ようやく花が咲いて、とても嬉しかった。そして、シモンがどこかに行こうと誘ってくれたので、桃の花を見に行くことにした。
公園では、桃の花が咲き乱れていた。シモンは桃に関する古典の漢詩を詠んでくれて、てっきり冗談だと思ったけれど、彼は冗談ではないと言って私を抱きしめた。
二人乗りの自転車でサイクリング中に、シモンはイギリスの厳しい高校で過ごした過去を教えてくれた。そしてサイクリングに疲れ、少しお腹も空いてきた頃、私たちはお昼休憩をすることに。シモンのために用意していたお弁当だったけれど、味付けに失敗していて穴があったら入りたかった。それでも、シモンは嬉しそうに食べてくれた。
食事をしていると、シモンの研究所の同僚が声をかけてきた。彼らの前でシモンは、私を本物の彼女のように扱ってくれた。そのあと、桃の群生を見つけた私たちだが、そこでシモンの隠された一面を目にしたのだった。