デート・私の宝物
私の宝物
キラは新曲制作のために毎夜遅くまで仕事をしている。心配した彼のマネージャーのシンに頼まれて、様子を見に行くことに。そこで憔悴しきったキラを見て私は心が痛んだ……こんな時、私ができるのは彼のそばで支えて、付き添ってあげることだけ…… | |
解放条件 | SR-キラ・甘い寄り添い |
残業を終えると、キラのマネージャーのシンから電話がかかってきた。動揺している彼に、キラに何が起きたのかと不安になった。
キラは新曲に納得できず、スタジオに三日三晩仕事をして憔悴しきっていた。そんな彼を見て胸が痛くなった。彼を休ませるために口をすっぱくして忠告し、ようやく彼も寝ることを承諾してくれた。しかし、彼がすんなり承諾したのを怪しく思い、ドアの外で帰ったふりをしていると、案の定、部屋の中から物音がして……
キラはなぜ、急かされるように良い曲を作っているのか説明してくれた。本当にバカなんだから。たとえキラにまったく才能がなくても、私はキラのことが好きなのに。それから私は、歌ってキラを寝かしつけたけれど、私まで眠くなってしまって……次に目を覚ますと、こちらを見上げるキラと目が合った。そして、彼は新曲の閃きを得たようだった。
後日、私はキラのコンサートに行った。彼はコンサートで新曲『my treasure』を歌った。様々な言葉が歌の中に込められていた。キラ、わかってるよ……私にとっても、あなたは一番大切な宝物だから。