デート・夢の光
夢の光
解放条件 | SSR-シモン・廻る幻想 |
シモンと遊園地に行く約束をした。けれど突然雨が降りだし、その計画は台無しになってしまうと思っていた。しかしシモンは、私の奇想天外な夢を現実にしてくれて、更に予想もしていなかったプレゼントまで用意してくれたのだった。 |
昼夜問わず働きづめの毎日が続き、私は疲れ切っていた。そんな私を見かねたシモンが、遊園地に行かないかと誘ってくれた。図書館に行こうと思っていた私は迷ったものの、喜んで彼の誘いに応じることにした。
私とシモンが遊園地にたどり着く前に、雨が降りだした。雨宿りをしていると、私の大好きなキャラクターのぬいぐるみを売っているお店が目に入る。私は一つずつ買おうとシモンに提案したものの、シモンの言葉に急に恥ずかしさを覚え、結局やめてしまったのだった……
遊園地に着いた私たちは園内をゆっくり見て回り、その魅力を存分に感じていた。空が暗くなった頃、ティーカップのアトラクションの列に並んだ。すると突然、空に幾筋もの光が走った。その美しさに見とれる私に、シモンは「ここは遊園地だから、なんだって現実になる」と言った。
この光はシモンが作り出したのだと気付いた。ティーカップに乗り込むと、彼は更なるサプライズをプレゼントしてくれた。実は彼は、先ほどのぬいぐるみを密かに買っていたのだ。遊園地よりもシモンの方がもっと不思議な存在に思えてくる。彼がそばにいるだけで、私はいつまでも幸せと喜びに包まれていられるのだ……