チャット・耳の責任
【パターン①】
私の耳の責任を取ってよね……
どういうこと???
どうしたの?オレがキミの耳に何かした?
最近ある番組であなたが詩を朗読してたでしょ?それを聴いてから私の耳がすっかり虜になっちゃって~
アハハハ、キミもあの番組を見たんだ!
よし!オレがキミの耳の責任を取るよ!
キラってば責任感ある~!だけど、どうやって責任を取ってくれるの?
えーっとね……
キミが聴きたい詩やフレーズを、オレが朗読してあげるのはどう?
キラ、自らの朗読だよ!
幸せすぎてどうしよう!これ以上、良いことが起こらないんじゃ……
キミがお気に召すように、口調や感情もリクエストしていいよ~
それに大丈夫、毎日もっと良いことが起こるから!
【パターン②】
私の耳の責任を取ってよね……
どういうこと???
どうしたの?オレがキミの耳に何かした?
[朗読する声にハマっちゃった。]
[冗談だよ。]
あああ、全部録音しなくちゃ!毎日リピートして100回は聴こっと。
そんな面倒なことしなくていいよ。聴きたくなったら、オレが読んであげれば済むことだから。
毎日毎日読むよ。キミがうっとうしく思ってもやめないからね~
【パターン③】
私の耳の責任を取ってよね……
どういうこと???
どうしたの?オレがキミの耳に何かした?
あなたが詩を朗読する声に惚れて、他の人の声が耳に入らなくなっちゃった……
やったね!ついにキミにも、オレの声の良さを知ってもらうことができた!
後は任せておいて!
必ずキミの耳の責任を取るから、ご安心を!
引っかかった~!あなたって素直すぎだよ。そんなんじゃすぐに騙されちゃうよ。
キミ意外に、誰がオレを引っかけるんだよ!
だけど、引っかけてくれて嬉しいよ!
これからはキミが好きな詩を、いつでも読んで聴かせてあげる。どうかな?
[本を探さなくちゃ!]