デート・三世の約束
三世の約束
解放条件 | SSR-ハク・東風に吹かれて R-ハク・義侠心 |
ついにハクと一緒に過ごす、初めての七夕を迎えた。この日はきっと有意義な一日になるはず…… |
演劇を観に行くことにした私とハクは、劇場の入り口で恩師の宮先生に再会した。この劇の脚本は宮先生が担当していたのだ。けれど様子がおかしく、何かトラブルが起きたようだった……
私とハクは宮先生に頼まれて、急遽代役として舞台に立つことになった。この物語は「すれ違い」をテーマとしていて、それが私たちの過去を彷彿とさせる……
時代劇の衣装を纏ったハクを見るのは初めてだ。ライトに照らされた彼は別世界の存在のように美しく、思わず見とれてしまう。けれど、結局私の心の中に芽生えたもやもやを言い出すことができなかった……その時、突然のトラブルでハクを吊るしているワイヤーが切れてしまい、私は取り乱して泣いてしまった。
七夕イベント会場で灯篭流しが開始されるのを待っていた私たちは、そこで見かけた露店で口甲と頭紗布を購入した。そして、ついに心にわだかまっていた質問をハクに尋ねてみることに。七夕のせいかハクの笑顔はいつもよりあたたかく感じられ、私を安心させてくれた。その後、ハクに連れられて山の山頂にある東屋にやって来た。ここには私たち二人っきり。眼下に見える灯篭流しの明かりと星空、そしてハクの瞳に映る花火をいつまでも見ていたかった。