伝奇ミステリ 禁忌の六崇拝像「3話」
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ー赤鹿駅前・午後 (パアア~ン・・・)電車の音 |
サングラスの男 「ふう。暑い・・・。静かだな。 ここから取材先までは車か・・・」 |
紙袋を被った男 「・・・・・・」 |
サングラスの男 「うん・・・?・・・キミ!? どうして紙袋をかぶってるんだ?」 |
紙袋を被った男 「僕を見ても怖がらない? たぶんあなたは、カラ松兄さん。」 |
カラ松:伝奇ミステリ え゛!?唐次(からつぐ)だけど? 青戸 唐次(あおごからつぐ)が、 俺の名前だが?・・・なぜ、松? |
カラ松:伝奇ミステリ しかも、見ても怖がらないとは・・・ どういう事だ?誰だキミはッ!? ・・・これは!スクープの予感!? |
カラ松:伝奇ミステリ ひなびた町で謎の紙袋男に遭遇! 何か、とんでもない秘密が!? しゅ、取材だ!!大スクープ!! |
紙袋男 「タクシーは、あまり来ません。 直接電話で呼んだ方がいいかも。」 |
カラ松:伝奇ミステリ そ、そうか。ご親切にどうも。 あ、あそこに直通電話があるのか。 変わってるが、ただのいい人だった。 |
(プルルルルル・・・)呼び出し音 |
《はい、『あかつか交通』ざんす!》 |
カラ松:伝奇ミステリ フッ。良かった繋がった・・・! いま、駅にいるんだが・・・ |
《駅ざんすか?車を回すざんす。 ガチャ!》 |
カラ松:伝奇ミステリ あ・・・切れた!切った?は、早! えー・・・!? |
紙袋男 「どうしたのー?」 |
カラ松:伝奇ミステリ す、すみません!2台頼む前に 切られてしまって・・・! |
紙袋男 「いいよ。一緒に乗るから。 どこいくのー?」 |
カラ松:伝奇ミステリ え!?・・・相乗りなら安いし・・・ ま、まあいいか・・・。 |
カラ松:伝奇ミステリ フッ。緑土(みどりと)さんという、 大きなお宅がありますか? そこまで行く予定です。 |
紙袋男 「あるある。大きなお宅。 いるいる。オタク。」 |
カラ松:伝奇ミステリ いるいる・・・!? あ・・・タクシーが来た。 ふう、暑い・・・。 |
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