サムライ奇譚 怨の九十九「6話」
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ダヨーン:虚無僧 この葛籠は、怖いお話を 集めているんだヨーン。 |
イヤミ:用心棒 百物語みたいな物ざんすか? 近頃、巷でも流行っている様ざんすね。 |
イヤミ:用心棒 とはいえ、妙な話ざんす。 話を集めているのは 葛籠ではなく、そなたなのではないざんすか? |
ダヨーン:虚無僧 違うヨーン。 お前も、この葛籠を 覗いてみるかヨーン・・・? |
十四松:異能サムライ はいはいはーい! 覗いてみたいです! その葛籠! |
ダヨーン:虚無僧 ダヨーン!? 驚いたヨーン!! |
イヤミ:用心棒 シェエエエエ!! いつの間に入ってきたざんすか!? 驚いたざんすーッ!! |
十四松:異能サムライ 僕、すっごく速いの。 何千里も走れるよ。 |
チョロ松:異能サムライ 人選、間違えたかな。 |
一松:異能サムライ いや、かえって警戒されないかもしれない。 |
十四松:異能サムライ ひとつだけ選ぶのー? お化けとか出ないー? |
イヤミ:用心棒 お化けなんか出るワケないざんすよ。 ウッヒョヒョヒョ~! |
イヤミ:用心棒 どこぞの刺客かと思ったら 面白い坊やちゃんざんすー! |
一松:異能サムライ ほら、もう話の輪に入り込んでる。 |
チョロ松:異能サムライ ほ、本当だ。 |
ダヨーン:虚無僧 お化けかヨーン・・・? |
十四松:異能サムライ うん!出るのー? |
ダヨーン:虚無僧 ・・・出るかもしれないヨーン。 |
イヤミ:用心棒 シェ!?出るんざんすか? |
ダヨーン:虚無僧 ・・・出ないかもしれないヨーン。 |
十四松:異能サムライ なんだー。 |
ダヨーン:虚無僧 ・・・葛籠を覗いてみるんだヨーン。 |
(ガサッ・・・) |
十四松:異能サムライ ・・・この葛籠の中、ひっろいね!? 全然底が見えないよー?・・・ 「十四松」って書いてあるよー? |
(ガサッ・・・ガサガサッ!) (ボフンッ!!) (ウォーーーン・・・) |
十四松:異能サムライ ・・・わぁっ!・・・ |
コメント (異能サムライ「6話」)
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