★4ストーリーイベント 特別企画 裏切りのライセンス「1話」
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ーとある諜報機関の本部 |
・・・というわけだじょ。 引き受けてくれるか。 ただし、断ることは許されない。 |
内部に裏切り者が・・・。 |
そうだ。それを隠密に見つけ出す。 それが任務だじょ。 |
・・・・・・。 大変な事だ。これが本当なら、 内部崩壊は免れないわい。 |
コードネーム 『灰色のスーツ(ASH SUIT)』 |
この情報の情報源だ。 信ぴょう性の裏付け。 それを取ってくれ。以上。 |
(・・・・・・) |
ー砂漠の山岳地帯 |
イヤミ:スーツ ふう、ふう・・・ ああ、金持ちは本当に物好きざんす! よくこんな場所に好き好んで住むざんすね! |
イヤミ:スーツ ミーも金持ちになりたければ、 物好きになればいいんざんすか? |
イヤミ:スーツ ・・・・・・。 シェエエエエ! そういう問題じゃないざんす! |
(ゴゴゴゴゴゴオオオオオォ・・・) |
イヤミ:スーツ シェエエエエ! 耳をつんざく轟音ジェットざんす! |
イヤミ:スーツ はあ、ふう!や、やっと頂上へ 到着したざんす! |
イヤミ:スーツ ・・・さっきの小型ジェット機、 ここから飛び立ったざんすね。 ・・・怪しいざんす。 |
「人の邸宅の敷地内で 怪しい怪しいって! どう考えても怪しいの自分だろッ!」 |
イヤミ:スーツ シェエエエエ!! 人食い熊ッ!? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) 誰ッ!?今、登ってきたよね? ええ~!ここ絶壁の上だよぉ!? おかしいだろ! |
イヤミ:スーツ おかしいのはそっちのファッションざんす! 熊が歩いてきたのかと思ったざんす! どうして、熊の頭がついてるんざんす? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) 勲章みたいなそういう感じかねえ! と言っても、これはフェイクだけどな! 俺がレジェンドなのは伝わるじゃない? |
イヤミ:スーツ そ、・・・そうざんすか? 全く伝わってこないざんす。 |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) お前っ!!わかってないなっ!? へっへ~ん!世界のセレブリティの間では これが最先端なんだぜっ? |
イヤミ:スーツ 最先端?セレブ?・・・ もしかして、ミスター・シンプリーこと アクシス・ジアー氏ざんすか!? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) い~かにも! |
イヤミ:スーツ お顔を拝見するのは初めてざんすが、 何だか全然、シンプルな感じじゃないざんす。 名前負けしてるざんす。 |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) シンプルなのは人柄だからねえ!! 確かに!わっははは!見た目は逆かもね! だは、だははー!!あんた、面白いっ! |
イヤミ:スーツ 思った通りに言っただけざんす。 お、大げさな笑い声ざんすね。 |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) ちょっとタンマ、笑い過ぎて息切れしたっ! ふう~!・・・所で、何の用だ!? こ、こんな場所にわざわざ来るなんて! |
イヤミ:スーツ フリークライミングざんす。 なかなかいい壁だったざんす。 |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) ええ~!?趣味で来ちゃう!? 岩を素手で登るヤツでしょっ? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) 秘密の邸宅なのに・・・ 場所間違えたかなあ・・・? 引っ越そうかなあ・・・。 |
イヤミ:スーツ 落ち込む必要は無いざんす! ミーはこちらを目的地として、 取材で来たんざんす。 |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) ああ、馬の話で取材したいって アポ入ってた人っ!? 『ワールド競馬の友』の!なあんだ。 |
イヤミ:スーツ そうざんす。 マイ・ネーム・イズ・イヤミ。 ショーン・イヤミざんす。 |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) こんな崖登らなくても。 言ってくれたら迎えに行かせたのに。 落ちたら死ぬよぉ!? |
イヤミ:スーツ 慣れてるので、大丈夫ざんす。 |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) え!慣れてんの? フリークライミングが得意な 競馬マガジンの記者って、怪しいな? |
イヤミ:スーツ では、早速取材させてもらうざんす! (カチャッ)録音スタート。・・・ジアー氏。 大金持ちになれた秘訣はなんざんすか? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) (もぐもぐ、もぐもぐ) 煮込み食う? |
イヤミ:スーツ に、煮込みざんすか? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) これが万馬券を当てる秘訣なんだよな! 一に煮込み、二に煮込み! 三四も煮込みで五も煮込み! |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) こうさあ、じっくり煮込んだ煮込みには、 運もぐ~っと、凝縮されちゃってるわけよ!? そこ、ちゃんと書いといて。 |
イヤミ:スーツ 運もグッと凝縮、されている・・・、と。 これ本当に関係あるんざんすか? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) (ハフ、ハフ!)ん~うめぇ! (もぐもぐ、もぐもぐ) 煮込み食えば? |
イヤミ:スーツ それから? 他にも何か秘訣はないざんすか? |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) そんだけ。 (ふーっ、パクッ) ほら、冷めるよぉ?煮込みが! |
イヤミ:スーツ うぐぐぐ~ん・・・もっと儲かる話が 聞けると思ったざんす。 ただの煮込み馬鹿ざんすね! |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) コラ!俺は馬鹿にしても、 煮込みを馬鹿にするなーッ!! (ギュイーン・・・バチバチバチ・・・!) |
イヤミ:スーツ シェエエーッ!! 凶悪な感じの武器を持ち出したざんす! 殺されるざんすー!!ヒエエエエエ!! |
ミスター・シンプリー(おそ松:スウィートヴィラン) レジェンド―ッ!! (ボコッ!)なんつって! |
イヤミ:スーツ シェエエエエ!! す、素手のパンチ!? や、優しい・・・!? |
コメント (スウィートヴィラン「1話」)
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