六騎士伝説「4話」
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| イヤミール（イヤミ:騎士） 何ざんす、何ざんす？出発ざんすよ！ 若いのに覇気が無いざんすね！ ミー達は、湖畔を探すざんす。 |
| トド（トド松:騎士） あの一団は？ |
| イヤミール（イヤミ:騎士） フィナンツァ王国の騎士団ざんす。 ハタヴォーノ王子は王女と結婚話が 持ち上がっていたんざんす。 |
| イチ（一松:騎士） もしかして、 王女は嫌がってたんじゃない。 |
| イヤミール（イヤミ:騎士） よくわかったざんすね！？ ここだけの話、その通りざんす。 だから早く探さないと心配ざんす！ |
| オソ（おそ松:騎士） 王女は誰か好きな人がいたの？ |
| イヤミール（イヤミ:騎士） その可能性も否定はしないざんす。 でも具体的には何がどうなったのか まるで、わからないんざんすよ。 |
| イヤミール（イヤミ:騎士） チミ達、手伝ってくれるのは助かる ざんすが、それよりも故郷の村は 大丈夫なんざんすか？ |
| チョロ（チョロ松:騎士） 僕達の村の呪いの秘密を解くには 世の中の他の人達を助けて、 徳を積まなくてはいけないんです。 |
| イヤミール（イヤミ:騎士） そうざんすか。ところでチミ達の鎧は どうしてお揃いではないざんす？ 騎士団の鎧じゃないんざんすか？ |
| イヤミール（イヤミ:騎士） その修道士のトンスラの様な、 そうではない様な髪型だけが お揃いなんざんすね？ |
| イチ（一松:騎士） 鎧は他国との戦の時、 一番似た鎧の兄弟が紛れ込む為、 結構、便利。 |
| オソ（おそ松:騎士） 髪型はぁ・・・、こうやって 頭に皿を乗せて・・・ |
| イヤミール（イヤミ:騎士） ふん？ |
| ジュー（十四松:騎士） 全員で修道士の格好をして 通りかかった村で、 パンとか色々もらうのーっ！ |
| イヤミール（イヤミ:騎士） ダメーーーッ！！ダメざんすッ！？ 馬と一緒に色々持たせてやった ざんしょ！？絶対にダメざんすっ！ |
| オソ（おそ松:騎士） え～っ！？ダメなのぉ？ 結構楽しいんだよぉ？これ。ほら。 |
| イヤミール（イヤミ:騎士） ダメーッ！！騎士団の手伝いが、 そんなペテンをしていたら、 ミーの首が飛ぶざんすッ！！ |
| ジュー（十四松:騎士） えーっ！首の飛ばし合いー！？ 遠くまで飛んだ方が勝ちー！？ よしやろう！！負ーけないぞー！！ |
| イヤミール（イヤミ:騎士） ヒィ！そんな勝負はしないざんす！ 意味が違うざんす！ブルブル・・・ |
| トド（トド松:騎士） おじさん給料どの位貰ってるの？ |
| イチ（一松:騎士） 王女を見つけたら、 国ぐらい貰えるのかな。 |
| イヤミール（イヤミ:騎士） シェエ！？そんな質問ダメざんす！ まともな大人がいない中で育って こいつらとんでもない怪物ざんす！ |
| オソ（おそ松:騎士） おじさん大丈夫？じゃあそろそろ 二人ずつ三組になって出発するか。 誰と誰が組むか、どう決めようか？ |
| ジュー（十四松:騎士） じゃあ・・・指名制！！指名権は この間ダイスで、勝った順かな。 一番勝った人！！はい、どうぞ。 |
| トド（トド松:騎士） ふふっ、僕だねっ！！えーと？ じゃあ・・・・・・オソ兄さん。 やった～！！一抜け、フゥ～ッ！！ |
| チョロ（チョロ松:騎士） 露骨に喜び過ぎっ！ったく。 次に勝ったの誰だっけ？ |
| オソ（おそ松:騎士） 次に勝ったの俺だったから・・・ その次は？ |
| イチ（一松:騎士） じゃ次。俺ね。・・・行くぞ。 |
| ジュー（十四松:騎士） はいなー！兄上っ！ えーとね・・・海の方角かな。 それでは、出っぱーっつ！！ |
| チョロ（チョロ松:騎士） えー・・・！？まあ、そうなるか。 ふう。雨男の御守は僕だね。 しかたないなあ。よし、行こう！ |
| チョロ（チョロ松:騎士） 雨が降った時、森の方がましだね。 僕らは森にしよう。 |
| カラ（カラ松:騎士） そうだな。じゃあ、行くか。 どんな災厄が降りかかるか我ながら 予測もつかない俺だがな？フッ。 |
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