六騎士伝説「9話」
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| チョロ（チョロ松:騎士） 本当に仕方ないんだから！ どうして青い松ぼっくり投げたの！ タイミング間違ってるでしょ！ |
| カラ（カラ松:騎士） そうだな。悪かった。 寒い。 ぶるぶる、ぶるぶる。 |
| チョロ（チョロ松:騎士） 木にぶつかって散らばった たいまつも全部ずぶ濡れじゃない。 ほら、火を起こしたからあたって。 |
| カラ（カラ松:騎士） 俺、どうしたら呪いが解けるんだ。 |
| チョロ（チョロ松:騎士） 兄上の運が悪いのは呪いじゃなくて 生まれつきだから。我慢して？ 僕もこの役回り我慢してるんだから！ |
| カラ（カラ松:騎士） ・・・わかった。・・・ |
| チョロ（チョロ松:騎士） でもさ、セットでもれなく 暗黒松のお告げがもらえるしさ？ 早く徳を積む為、必要なんだよ。 |
| チョロ（チョロ松:騎士） ・・・・あれ？ |
| カラ（カラ松:騎士） ・・・どうかしたか？ |
| チョロ（チョロ松:騎士） いや、今、視線を感じた気が したんだけど・・・。 気のせいかな？ |
| カラ（カラ松:騎士） ちょっと、辺りを照らしてみるか。 ・・・・・・！！おお・・・！ 見ろ！・・・これは・・・ |
| チョロ（チョロ松:騎士） 見るからに王女様って感じだね。 しかも、超絶可愛い。 |
| カラ（カラ松:騎士） 待て。この人、本当に行方不明の デカパーナ王女なのか？ じっとこちらを見ているが・・・ |
| チョロ（チョロ松:騎士） 確かに石ころだったデカパーナ王女、 全然見た目が違った気もするけど。 |
| チョロ（チョロ松:騎士） ブサイクになってたんじゃない？ 石を魔法で人の姿に変えたから。 ・・・来た道を引き返すんだっけ。 |
| カラ（カラ松:騎士） そうだ。暗黒松のお告げが、 そう言ってたな。・・・ よし・・・。ゆっくり戻るぞ。 |
| チョロ（チョロ松:騎士） ・・・。ついて来るね。 もしデカパーナ王女じゃなかったら どこの国の王女か調べればいいよ。 |
| カラ（カラ松:騎士） もしも、王女じゃなかったら？ まあ見るからに王女様っぽいが。 なんか、気配が人間と違うような。 |
| チョロ（チョロ松:騎士） 何言ってるんだよ？こんなっ！ 綺麗な人に向かって（ぶにょっ） ・・・・・・僕の後ろに何かいる？ |
| カラ（カラ松:騎士） ・・・・・・人間じゃないようだ。 |
| チョロ（チョロ松:騎士） わあああああああ！！何？怪物？ 触っちゃったよ！ひゃああああ！ |
| カラ（カラ松:騎士） は、走ってもついてくるーーー！？ はぁっ！（ザンッ！） あ！斬ってはダメだ！こいつ・・・ |
| チョロ（チョロ松:騎士） 増えた・・・。どうしよう？ |
コメント (騎士「9話」)
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