恋する人造人間の逆襲「4話」
最終更新日時 :
1人が閲覧中
| ー夜・6つ子の家 |
| おそ松:つなぎ （ガリガリ、ガリガリ）ペッペッ！ いつものパンも相当だけど、 それよりも固いぞ？ダマされたぁ！ |
| カラ松:つなぎ いつものパンの残りだからかな。 いつもの2倍も働かされて、 くたくただぜ。もう休むぞ。 |
| トド松:つなぎ そうだよね？いつもの倍働いてるのに 報酬がこんな固いパンだけなんて、 ぜーったい！おかしいよ！？ |
| 十四松:つなぎ ごめんね。僕が・・・ ついダマされちゃったから。 |
| 十四松:つなぎ いつも、あれだけ兄さんに、 「兄さん以外にダマされちゃダメ」 って言われてたのに。 |
| 一松:つなぎ いいんだよ、ジウシマッツ。 愚かでクズな兄さん達も みんな一緒にダマされたんだから。 |
| チョロ松:つなぎ なんか、気に障る言い方だなあ？ まあいいよ、もう寝よう。 十四松、ランタンにカバーをして。 |
| トド松:つなぎ もうランタンにカバーをする時間か。 でも今日は、もう少し見ていたいな。 ホッとする。やわらかい光。 |
| 十四松:つなぎ 僕も、もう少し見てたいな。 このランタンの明かり。 |
| 一松:つなぎ うん。今日も酷い一日だったけど。 なんだか安らかな気持ちになれる。 |
| チョロ松:つなぎ 僕らのご先祖様が、ただ一つ 残してくれた、燃料もいらない 不思議なランタンだからね。 |
| 十四松:つなぎ 僕達、貧乏だけど命はあるから。 それが一番大事なんだよね。 二番目が、このランタン。 |
| おそ松:つなぎ 命とこのランタンだけは手放すなって ご先祖様が言ってたんだっけ？ ・・・本当にキレイな光だなあ。 |
| カラ松:つなぎ 良く眠れそうだ・・・ |
| チョロ松:つなぎ ついつい、ずっと眺めちゃうね・・・ はあ・・・あの綺麗な令嬢と、 お話してみたいなあ・・・ |
| 一松:つなぎ 夢は眠ってからみた方がいいよ。 おやすみ。 |
| イヤミ:墓掘り人 はあ～。随分買い叩かれたざんす。 死体は死んでるんだから 新鮮なワケないざんす！まったく！ |
| イヤミ:墓掘り人 ・・・おや？ 貧乏なハズの6つ子の家から 何やら明かりが見えるざんす。 |
| イヤミ:墓掘り人 ミーが現物支給で不当に働かせて、 ランタンの燃料を買う金も無いハズ。 緑の光・・・？変な色ざんすね？ |
| イヤミ:墓掘り人 ちょっと覗いてみるざんす・・・。 あ・・・みんな目を開けたまま、 じっとしているざんす！！ |
| イヤミ:墓掘り人 な、なんだか見てはいけない物を 見てしまった気がするざんす。 シェエエエ！！！ |
| イヤミ:墓掘り人 もういいかげん、あの6つ子を、 お金に換えてしまわなくては。 帰って方法を考えるざんす・・・！ |
| （チュン・・・チュン） |
| チョロ松:つなぎ ・・・・・・。は！？ もう朝だ！ランタンの光をみていたら いつの間にかこんなに時間が！ |
| トド松:つなぎ あ、もう朝？変なの！？ だから寝る前にランタンに カバーをしないといけないのかな？ |
| 一松:つなぎ そうかも知れないね。 |
| 十四松:つなぎ でも、なんだかすっごく元気！ ハッスル、ハッスルーッ！！ マッスル、マッスルーッ！！ |
| おそ松:つなぎ ん・・・？あれ。もう朝か。 ああ～腹減った～。 さあ、今日も飯にありつくぞ！ |
| カラ松:つなぎ いつの間に眠ったんだ？ 全く覚えていないな。 |
コメント (人造人間「4話」)
この記事を作った人
編集者紹介
未登録
新着スレッド(おそ松さんのへそくりウォーズ【ストーリー】非公式Wiki)
