クリスマス特別企画 ウェルカム！現世「11話」
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| （じりりりーーーん！） （・・・じりりりーーーん！・・・） （・・・じりりりーーーん！・・・） |
| トド松:天使 なんの音っ？ あれっ？僕のスマホじゃないよね？ どこから音がしてるの・・・！？ |
| イヤミ：地獄の使者 ミーの受信機ざんす。 旧い時代のお電話の着信音ざんす。（ピッ） ・・・んもうっ！ミーざんす！なんざんすか？ |
| イヤミ：地獄の使者 ・・・侵入者？取り込み中ざんす。 そっちでなんとかして欲しいざんす。 |
| イヤミ：地獄の使者 ・・・シェエエエッ！？生きてる人間？ 見た事も無い恰好の人間が6人もッ？ わかったざんす！すぐに戻るざんすッ！ |
| 十四松:天使 だいじょうぶ～っ？どうしたのー？ 地獄で何かあったのー？ |
| イヤミ：地獄の使者 見た事もない恰好の人間らしいざんす。 （ピッ）現世からの侵入者なんて、 珍しくないんざんすが、念の為戻るざんす！ |
| イヤミ：地獄の使者 ヒラヒラでキラッキラしていて、 靴についた刀で歩くらしいざんす。 ・・・それでは、お前達（バサッ・・・） |
| チョロ松:天使 あ・・・！ 真っ赤な翼が・・・！ あいつも翼があったのか・・・！ |
| イヤミ：地獄の使者 ナンバー・・・ああっ呼びにくいざんすね？ ミーが通称名を与えるざんす。 お前は『オソエル』！ |
| おそ松:天使 えっ！？俺ッ！？ |
| カラ松:天使 ちょっと待て。・・・まさか、 俺達に名前を与えて具体化し、 力を奪おうというワケじゃないだろうな？ |
| イヤミ：地獄の使者 安心するざんす。タダの呼び名ざんす！ アホかと思ったら意外と用心深いざんすね。 ・・・『カラエル』。チミ達はリソース。 |
| チョロ松:天使 僕らが、リソース(資源)・・・？ まるで天界と同じ様に言うんだなっ？ |
| イヤミ：地獄の使者 地獄も天界もつながっているんざんすよ。 『チョロエル』つまり、資源も同じ。 どちらの資源にもなり得るんざんす。 |
| イヤミ：地獄の使者 ・・・シェエエエッ！ 今、「ダジャレを言ってやがる」って、 思ったざんしょ！？『イチエル』！ |
| 一松:天使 あ、バレたか。 それが俺の名前か。へえ。 |
| イヤミ：地獄の使者 チミ達は未来の地獄の働き手となる可能性も 秘めた存在。『ジュウシエル』！ 弱体化なんかさせないざんすよ。 |
| 十四松:天使 可能性を秘めた存在・・・！ 僕の名前・・・！ |
| トド松:天使 名前なんかいらないよ！ 急いでるんだろ？さっさと地獄へ帰れっ！ |
| イヤミ：地獄の使者 警戒しなくていいざんすよ『トドエル』。 チミ達とは、これからもお仕事中に・・・ バッタリ顔を合わせそうざんす。 |
| イヤミ：地獄の使者 ・・・その時はよろしくざんす。 （・・・バサッ！バサッ！） |
| 十四松:天使 エレベーター使わないのー？ |
| イヤミ：地獄の使者 抜け道があって、飛んだ方が速いんざんす。 （バサッ！バサッ！バサッ！） 最近、運動不足ざんすしね。 |
| イヤミ：地獄の使者 チミ達の存在はどうも特別な気がするざんす。 地獄では働き手も不足してるざんす。 いつでも大歓迎ざんすよ・・・。 |
| さらばざんす。 （バサーーーーッ！！・・・） |
| チョロ松:天使 立ち去る間際まで羽をかくしてるとか！ カッコ良過ぎない！？ |
| おそ松:天使 俺達もいっつも羽を出しっぱなしなの やめない？ |
| カラ松:バンド(私服) （ボフッ） それじゃあ、いつものこの姿で・・・！ |
| チョロ松:天使 これを人間界へまた戻す仕事が あるっていうことなんだねー。 |
| トド松:天使 やってやるかあ～！ 面倒くさいけどー。 |
| おそ松:天使 よ～し、もうひと働きすっか！ |
| ーおわりー |
| WELCOME to THIS WORLD! ～HESOKURI WARS～ |
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