チェリードール達と人形館の秘密「1話」
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| ーとある、人里離れた冬の観光地 |
| おそ松:ジャージ あ～！今日は割といい陽気でよかったよな～！ せっかくのソフトクリーム食べてさ？ 腹壊したら面倒だからな！ |
| カラ松:ジャージ フッ！冬がなんだ。北風がなんだ。 ん～っ？大人だって風の子！ 風の子OBじゃないか、ブラザー？ |
| カラ松:ジャージ この四季のある美しい国の、 今この瞬案を大いに楽しま・・・ |
| カラ松:ジャージ へっくしッ！！・・・さ、寒うっ！！ うーっ・・・あ、鼻水が・・・。 |
| チョロ松:ジャージ 寒いの当たり前でしょー。 天気が良くてもここ高原だし！ 風も冷たいし、町よりも絶対寒いよね。 |
| 一松:ジャージ もっとストーブの前にいたかったな。 |
| 一松:ジャージ ソフトクリーム屋のストーブが恋しいがために もう一度冷たいソフトを食べるべきか 一瞬でも考えた自分に狂気を感じるよね。 |
| 十四松:ジャージ うん。僕もどうにかして、 あのストーブを連れて帰りたいと思ってた！ ムリかなって思って、あきらめたけど。 |
| 一松:ジャージ え゛！？・・・ストーブを？ それはまた新しい狂気だな、十四松。 |
| 十四松:ジャージ うん。新たな狂気だね、一松兄さん。 |
| カラ松:ジャージ へ、へ、へーーっくしッ！！ |
| 十四松:ジャージ カラ松兄さん、現役カゼの子候補生だね！ |
| トド松:ジャージ ポケットティッシュ位、持ち歩きなよねー。 ちょっと地図持ってて。 （ごそごそ）ほら。 |
| カラ松:ジャージ すまん。（ズビーーッ） |
| （ビュオオオオオオオオ・・・） |
| ヘ・・・ヘークションッ！！！！！！ |
| おそ松:ジャージ 寒いな。 |
| カラ松:ジャージ 寒い。だから・・・へっくしッ！ |
| チョロ松:ジャージ うわー、空が曇ってきたよ！ 夕立？冬なのに？ 急に夜みたいになっちゃったよ！ |
| （ザーーー・・・） |
| 一松:ジャージ や、山の天気は変わりやすいから！？ ・・・にしても急すぎ・・・。 まずい。どこか屋根のある所に入らないと。 |
| 十四松:ジャージ やっばいね！！ あ！その脇の道の先に明かりが見えるよ！！ |
| トド松:ジャージ ホントだ！！あそこが一番近そうだね！ 走ろう！！ |
| （バシャ、バシャ！バシャッ、バシャッ！） |
| おそ松:ジャージ ふぅ～ッ！驚いたな！この雨っ！ どういう事っ！？ |
| 一松:ジャージ ここ看板も何も無いけど、 ・・・別荘なのかな？ インターホンもついてないけど。 |
| チョロ松:ジャージ さすがに寒いよね？入れてもらおう。 （ドンッドンッドンッ！） ごめんくださーい！・・・・・・あ。 |
| （ギィイイイイィイイィイ・・・） ・・・・・・。・・・・・・。 ・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。 |
| チョロ松:ジャージ ん・・・？ピアノの音がしない？ 誰が弾いてるんだろう？ |
| 十四松:ジャージ うん。知ってるような気がする曲だね。 |
| トド松:ジャージ ホントだ。なんだか・・・。 昔、聴いた事のあるような、 懐かしい感じの曲じゃない？ |
| カラ松:ジャージ 寒い。とりあえず、入ろう。 お邪魔しまーす・・・。 |
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