なごみ探偵 2話
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| トド松:警部補 ・・・フウ、さびれた感じの湖畔ですね。 水晶湖っていうんですか、ここ。 |
| チョロ松:警部 まあ、ひと昔前は定番の観光スポットとして、 人が流れ込んだ時代もあったようだが・・・ |
| チョロ松:警部 昭和のUMAブームの時代やら、何やら・・・。 ・・・ん？小さな眼鏡が落ちているぞ。 トド松くん、ちょっと鑑識呼んで。 |
| トド松:警部補 あ、はい！ ・・・すみませーん！こっちお願いしまーす。 |
| 十四松:鑑識 はい！・・・小さい眼鏡ですね。 そのまま、写真撮ります。 （パシャ！パシャ！） |
| チョロ松:警部 ガイシャの物にしては小さいな？ 老眼鏡・・・？ コレ、鑑識に回して。 |
| 十四松:鑑識 はい！他に被害者の物と思われる、 サングラスが見つかっています。 |
| 十四松:鑑識 発見者は、それが落ちていたのを拾い、 被害者が倒れているのに 気付いたそうです。 |
| トド松:警部補 サングラス・・・？ なぜ眼鏡が二つも・・・？ ああ～！！ワケがわからないなぁ！ |
| チョロ松:警部 そうイライラするな、トド松くん。 カリカリしても、事件は解決しないぞ。 |
| トド松:警部補 でも・・・！被害者の下半身が 見つからないんでしょ！？ こんな猟奇的な事件が起きるなんて・・・ |
| チョロ松:警部 ん？・・・下半身を遺失してるのか？ 露出の間違いではなく？ |
| （・・・ザザ・・・パシャッ） （ブゥン・・・ン・・・） |
| トド松:警部補 今の冗談ですか？ ちっとも面白くありませんよ？ 不謹慎だなあ、警部。 |
| 十四松:鑑識 断面は粗く、今の所、発見されていません。 |
| トド松:警部補 証拠が足りないのか・・・！ 何か他に手がかりが無いか、 とにかく探して！もうっ！ |
| 『僕は焦っていました。 何としても結果を出さなくてはと。 そう、彼が現れるまでは。』 |
| トド松:警部補 なんとか・・・結果を出さないと。 もう一度、現場の湖もさらって！ |
| トド松:警部補 凶器でも！見つからない下半身でも！ いくつでも出てくるまでやって！？ |
| 十四松:鑑識 いくつも出て来たら被害者増えてるよ！？ 湖の底をさらうのも、もうやってます！ 鑑識の腕を信用してくださいよ！ |
| チョロ松:警部 うう・・・！現場の緊張はMAXだ・・・！ ・・・こんな時、彼がいてくれたら・・・。 |
| （・・・ザザ・・・パシャッ） （ブゥン・・・ン・・・） （ブゥン・・・ンンンンッ！！） |
| 一松:アイスホッケーマスク ・・・・・・？ |
| トド松:警部補 ・・・？何か近づいて来る・・・？ チョロ松警部？何か来ます！ あぶない！！避けないとーーッ！？ |
| （ブゥンンンンンッ！） （ゴゴゴゴゴ！ドゴッ！！） |
| おそ松:なごみ探偵 ぶッ！？浅瀬ッ？ うわあああああああああ！！！ |
| チョロ松:警部 なんだ！？・・・遊覧船？ 突っ込んで来たぞッ！？ 一時退避だッ！！トド松くん！！ |
| トド松:警部補 は、はいーーッ！？ わあああああああああ！！ |
| （ドゴーン・・・ゴゴゴゴゴッゴゴ！） |
| チビ太:おでん屋 あ！おいらの店が・・・！？ |
| 一松:アイスホッケーマスク ・・・・・・！！ |
| （ガタッ・・・ゴトゴトッ） |
| おそ松:なごみ探偵 ぷはっ！いやー、浅瀬は邪魔だわーッ！ どうなってんのっ？ぺーっ！ぺっ！ |
| トド松:警部補 何やってんだ！？キミッ！？ 現場がメチャクチャだよッ！？ |
| チョロ松:警部 ・・・んっ！？・・・おそ松くん？ おそ松くんじゃないかあーッ！ |
| おそ松:なごみ探偵 あ！チョロさーん！ |
| トド松:警部補 えー！？チョロ松警部の 知り合いなんですかっ！？・・・あれ？ |
| チョロ松:警部 来てくれたんだね！！ いつもどおり！！ 自由にやってもらっていいから！ |
| おそ松:なごみ探偵 はい！は～いっ！！ |
| トド松:警部補 だ、誰なんですか・・・！？ あれ？どこかで・・・誰だっけ。 |
| チョロ松:警部 はっはっは・・・！ 彼が来てくれて、もう安心だ！ |
| チョロ松:警部 我々刑事の最大の味方・・・！ なごみ探偵のおそ松くんだ！ |
| 一松:アイスホッケーマスク ・・・・・・！！ |
| トド松:警部補 ・・・そんな感じの名前でしたっけ。 そういえば。 |
| チョロ松:警部 借金が500万あって、 実家から仕送りを受けているそうだ。 |
| トド松:警部補 今ので、確実に借金増えましたよね。 |
| ～つづく～ |
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