《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース
ソウルブルース
完成報酬 | コーデギフトBOX (過ぎし歳月、忘れぬ思い出、神秘の共鳴、涙の再会、移ろいゆく時、魂変奏曲、未来楽章、秋の石段(背景)、30ダイヤ) |
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ページ名 | カテゴリ | 部位 | 入手方法 |
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過ぎし歳月 | ヘアスタイル | - | セットコーデ任務達成「《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース」 |
忘れぬ思い出(ドレス) | ドレス | - | セットコーデ任務達成「《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース」 |
神秘の共鳴 | アクセサリー | 前景 | セットコーデ任務達成「《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース」 |
涙の再会 | アクセサリー | 頭 | セットコーデ任務達成「《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース」 |
移ろいゆく時 | アクセサリー | 耳 | セットコーデ任務達成「《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース」 |
魂変奏曲 | アクセサリー | 後景 | セットコーデ任務達成「《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース」 |
未来楽章 | アクセサリー | 後景 | セットコーデ任務達成「《ストーリーセットコーデ》ソウルブルース」 |
シリーズ1 | シリーズ2 |
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ドラムが最後の拍を叩くとナツのベースも最後の音符を飛ばし、午前中のリハーサルは終わった。観客席に座っているのは数人なのに、拍手は長く鳴りやまず、ちらほらと大きな歓声さえ上がった。
ナツは額の汗をグイッと拭うと、観客席に向かって可愛くジェスチャーをした。
バンドのメンバーと一緒の帰り道、ナツは大きなベースを背負い歩いている。
「今日のリハーサル、最高だったから学園祭はきっと問題なさそうね。公演後は、皆に奢っちゃうぞ~」
「ナツの表現もすごくよかったよ。このまま頑張ろう」
ギター担当のリーダーは落ち着いた様子で、微笑みながらナツの頭を撫でた。
懐かしい感覚に、ナツは一瞬惚ける。彼女が母校の階段で大泣きしていた時にも、同じように優しく頭を撫でてくれた人がいた。あの夏の焼けるような感覚、名残惜しい心の痛みは、今も手に取るように感じられるのに。
ナツは顔を上げると、リーダーに向かって笑った。
「大丈夫、任せて!」
談笑しつつ稽古部屋である大学の音楽室の前へ来ると、中から抑揚のあるバイオリンの音が聞こえてきた。ナツがよく知っている曲だった。
「いい音!でも、あたしに比べたらもう一歩かな!」
ナツは思わず言い放った。
「お前バイオリンも弾けるんだ?聞いたことないぞ?」
「あんたが知らないことはまだいっぱいあるのよ!」
そう言いながらナツは音楽室のドアを開けた。
真昼の光が最も強い時間で、稽古部屋にも燦々と光が降り注いでいたため、バイオリンを弾いていた女性の姿ははっきりとは見えない。
彼女は両目を閉じ、曲調に合わせて優雅に体を揺らしていた。まるでスローモーションのような動作のひとつひとつが、ナツの目に焼きついた。
曲が終わり、バンドのメンバーたちが拍手する中、ナツだけがポカンと突っ立っていた。
「どこの誰だか分からないけど……ありがとう!」
意外にも朗らかな返事だった。
その視線が茫然としているナツに止まった時、彼女もまたフリーズしたようだった。
窓から吹き込んだ秋の風が少女たちの心の底にある様々な思いを波立たせたが、それが語られることはない。
夢の交換なんて不思議なこと。だけど、私たちの人生でそれは現実となった。
「あなたの夢を実現できて、とても嬉しいわ」
「あなたが私の夢を実現してくれて、私も本当に嬉しい」
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