イベント【暗闇辺境】 暗黒の淵
最終更新日時 :
1人が閲覧中
![]() | |
| (華やかな都市の薄暗い一角で、人知れず取り引きが行われる。闇に紛れて逃げる影と、それを追う影が、狭い路地で対峙した) | |
![]() | |
| オーランド | |
| ずいぶんと逃げ回ったな。観念して隠し場所を白状してはどうだ? | |
![]() | |
| オンブル | |
| 人違いだ、指揮官殿。 | |
| (オーランドが怯んだ隙に、オンブルは壁を飛び越え姿を消した。オーランドは躊躇して追うのを諦め、通信機を取り出す) | |
![]() | |
| オーランド | |
| サクラ嬢、そちらの状況は? | |
![]() | |
| サクラ | |
| 追いつけなかったわ。でも、この周辺には見覚えがあるの……幼い頃に来たことがあるみたい。 | |
![]() | |
| オーランド | |
| 今どちらに?すぐにそちらへ。 | |
| (その時、サクラの横のモニターが突然光りだした。彼女は通信機を後ろ手に隠し、警戒しながらそこに映ったルイドを見る) | |
![]() | |
| ルイド | |
| もし私が君なら、こんな夜遅くに出けたりしないな?お嬢様らしく、家で大人しくしているね。 | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| ただの勘だったけど、あなた達の本当の取引現場を見つけたということね。 | |
| ルイド | |
| 少しばかり誤解があるようだね。私はそこにいないから、このような手段で君と話をしているだけだ。 | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| あら、そう?でも、あなたが何を言おうと信じないわ。だって私、ローゼ科学研究所跡地にいるのよ!! | |
| (通信機が耳障りな雑音を発する) | |
![]() | |
| ルイド | |
| おやおや、どうも電波状況が悪いみたいだね? | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| 連邦軍の電波まで妨害できるなんて、やっぱりあなた、あの変な医者と手を組んだのね。 | |
| ルイド | |
| 一体誰のことかな。私が知っている彼のことかい? | |
| (通信機から途切れ途切れに人の声が聞こえてくる) | |
![]() | |
| ルイ | |
| ……待ち伏せ……壊滅……。 | |
![]() | |
| オーランド | |
| ……待っ……来る……すぐに……。 | |
![]() | |
| ルイド | |
| 些細なアクシデントさえ、お仲間は先を争って君に連絡するようだね? | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| 悪あがきして、時間稼ぎをしようとしても無駄よ。『第七試薬』は渡さないから。 既にノーザンに運ばれた薬はルイが食い止めるわ。そうなればニーズヘッグは牙の抜かれた虎ね。戦争を起こすことはできないわ。 | |
| ルイド | |
| 食い止めるだって?クククッ……やはり君は甘い。 | |
| (映像が揺れて、画面は真っ黒になった。サクラは壁に目印を残し、曖昧な記憶を頼りに、一歩一歩静まり返った研究所の中に入っていく……) (春のような穏やかなカルファの森の中、木々の一つ一つが妖精の衛兵となり、敵を待ち構えている) (氷に閉ざされた雪原では、白服の騎士が波のように押し寄せる敵の包囲網の中、奮戦している) (戦争は形のない機械のように、大陸の情勢を引っ掻き回す。人々は抗いようもなく巻き込まれ、ただの駒となり果てるのだ) (暗闇は晴れることなく、黎明はいまだ訪れず) | |
コメント (イベント【暗闇辺境】 暗黒の淵)
新着スレッド(【速報】ミラクルニキ攻略アンテナ)








