TGS2022ブロックチェーンゲームレビュー!楽しく稼げる「DEA」プロジェクト
目次
ブロックチェーンゲームプロジェクト「DEA」がTGS2022に出展!
2年ぶりのオフライン開催として、「東京ゲームショウ2022(TGS2022)」が2022年9月14日から18日の期間で行われました。
ここ数年で知名度を上げているブロックチェーンゲーム(BCG)ないし「ゲームを遊んで稼ぐ」ことのできるゲームファイ(GameFi)関連の展示も多く、今回はその中から「Degital Entertainment Asset(DEA)」のブースに参加してきました。
DEAは仮想通貨「ディープコイン(DEP:DEAPcoin)」の運営元であり、シンガポールが本拠地となっています。
ただ、開発には日本人が関わっていることから、日本語版サイトが充実していたりと、日本人が馴染みやすいプロジェクトとも言えるでしょう。
また、日本の有名漫画家やイラストレーターがNFT作品の制作に参加しているプロダクトが多いというのも特徴のひとつです。
では、TGS2022で実際にどのようなイベントが行われていたのか、DEAのゲームとはどのようなものかなどを紹介していきたいと思います。
DEAの出展内容・イベント
15日のビジネスデイでは、CEOの山田耕三氏による講演が行われていました。
17日・18日には元AKB48の石田晴香氏や声優の山下まみ氏をゲストに加えての講演が行われたとのことです。
内容としては、今後の事業戦略に関する説明やゲーム紹介、また現在ブロックチェーンゲーム業界で支援等を行っている「ゲーミングギルド」に関する解説のほか、参加すると「DEP」がもらえるゲームと連動した参加イベントも行われていました。
DEAのゲームについては別途試遊コーナーも設けられており、リリース中のゲームだけでなく、テスト中のタイトル・これからリリースされるタイトルも遊べるようになっていました。
DEAのゲームを紹介!
今回、TGS2022ではすでにリリースされている「JobTribes」のほか、オープンβテスト中の「Cookin Burger」などが試遊可能となっていました。
ブロックチェーンゲームは初期投資が必要と思われていることや、ウォレットなどの準備が複雑という印象がありますが、このような場で実際にプレイすることができたというのも、ユーザーにとっては非常に良い取り組みであったと思われます。
いくつかプレイしてみましたが、その中からいくつかのタイトルをピックアップして紹介していきたいと思います。
有名イラストレーターたちによるNFTを活用したTCGバトルRPG「JobTribes」
「ジョブ・トライブス(JobTribes)」は、週刊少年マガジンで連載中の「エデンズ・ゼロ(EDENZ ZERO)の作者である真島ヒロ氏や「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」でキャラクターデザインを担当した美樹本晴彦氏がゲームで使用されるカードNFTのイラストを提供しており、脚本には「金田一少年の事件簿(名義:天樹征丸」や「エリアの騎士(名義:伊賀大晃)」など人気作品の原作を手がけた樹林伸氏が参加しているという、豪華メンバーによるトレーディングカード型バトルRPGです。
カードのレア度によって入ることのできるダンジョンの難易度が変わり、高い難易度であるほど多くのDEPが報酬でもらえるというシステムになっています。
ダンジョンに入るには6枚のカードNFTが必要ですが、カードの貸し借りが可能な「スカラーシップ制度」もあり、NFTを購入しなくても他プレイヤーのNFTを借りてDEPを貯めるといったこともできます。
また、直近では2022年9月19日から10月2日までの2週間、タクシーに乗るとNFTがもらえる「JobTribesタクシー」が走行するなど、現実と合わせたイベントも開催されています。
フードトラックがNFTに!?マルチタスク料理ゲーム「Cookin Burger」
「クッキング・バーガー(Cookin Burger)」はハンバーガーのフードトラックや屋台を運営し、提供するハンバーガーも自身で調理を行うマルチタスク料理ゲームです。フードトラックがNFTとなっており、レア度によって難易度および得られるDEPの数が変わるという仕組みになっています。
通常の経営シミュレーションゲームと異なり、ゲーム内で順調に経営ができれば、その分だけ現実にもリターンがあるという、よりリアルとの関係性が高いことが面白さのひとつでしょう。ゲームを進めるごとに調理できるメニューが増え、客の人数も多くなってくるために、効率的な調理・提供を進めていかないとスコアが上手く伸びないといったやりごたえを感じました。
シンプルでありながらも現実の経営と強くリンクして突き詰めていけるゲーム性は思った以上に引き込まれるもので、現在はオープンβテスト中ではあるものの、これからのリリースでどう変わっていくのかが楽しみなゲームでもあります。
可愛いキャラクターとラーメンを作ろう!「麺屋ドラゴンラーメン」
NFTが従業員となり、モンスターから素材を集めてラーメンを作るという独特な世界観を持ったRPG「麺屋 ドラゴンラーメン」も今回試遊対象となっていました。
残念ながらローンチが多少延期となってしまいましたが、10月5日から遊べる予定となっています。
先に紹介した「JobTribes」と「Cookin Burger」をミックスしたようなゲームシステムとなっており、従業員とともにダンジョンのモンスターから食材を採取し、集めた素材でラーメンを作っていくという流れになっています。
また、戦闘はオートで進行するため、より初心者でも遊びやすくなっていました。
これまでのゲームとテイストが変わって、ポップで可愛いらしいデザインのキャラクターが多く、特に馴染みやすいブロックチェーンゲームだと思われます。
TGS2022ではNFTリアルガチャも開催
会場ではブース来場特典として、NFTを無料でもらうことができるリアルガチャが開催されていました。
手に入れたNFTは「PlayMining」のウォレットで受け取ることができるものですが、ブロックチェーンゲーム未経験者のために、アカウント作成から受け取りまでをスタッフの方々が、ブースではサポートしている様子も見受けられました。
「JobTribes」で使える各ゲーミングギルドのコラボNFTのほか、「JobTribes」や「Cookin Burger」で使えるTGS2022限定NFTも当たるイベントとなっていました。
DEAの今後の展開
2022年内には先ほど紹介した「麺屋 ドラゴンラーメン」のほか、カジュアルに遊べるコインプッシャーゲーム「Lucky Farmer」やNFTイラストを自分で塗ってレースに参加させるという「グラフィティレーサー(Graffiti Racer)」のリリースが予定されています。
そして2023年にも「神櫓-KAMIYAGURA-」「GOAL SEEKERS」「HERO SPIRAL」という3タイトルのローンチが予定されているなど、非常に活発な開発も進んでいます。
日本国内・国外問わず、ブロックチェーンゲーム業界で成長が続いている中、DEAは特に日本での認知・ユーザー拡大に力を注いでいるプロジェクトのひとつであると言えるでしょう。
TGS2022におけるDEAのブースにも多くの人が来訪しており、ブロックチェーンゲームへの興味・関心も高まってきているように感じます。
「ゲームは楽しみながら稼げるもの」という新たな形に変わりつつあるので、一度ブロックチェーンゲームに触れてみるのも良いのではないでしょうか?
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