私の躰から流れる赤い血を舐めながら、公爵様はアイシテルって言ってくれるんです。 真っ赤な視界には公爵様の笑顔が映って…その笑顔は本当に綺麗だったんですよ…。 うっ…うぅ…私には公爵様しかいないはずなのに…なのに…私、公爵様が怖くて仕方ないんです…。 貴方のせいです!…貴方のせいで、全部分かってしまったんです!! 私は公爵様に愛されてなんかいなかった…公爵様の玩具にしかすぎなかったんです! 公爵様の愛を信じられなくなった、裏切り者の私には何も残らない…。 ……ッ、優しくされるのは慣れていないんです…だから、こんな風に抱きしめないで…。 ……もっと乱暴に私を愛して下さい…空っぽの私を貴方でいっぱいにして下さい…。 |