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ヴァンパイアブラッド

運命聖戦第二十三章-会話-

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運命聖戦開幕

ララ
きゃああああ!
サタナキアにつけられた傷が痛んで…、う、うう…熱イ…
ムゥ
ララ!くっ、抑制魔法が効かないのだ!!
ハート
サタナキア様の『愛毒(ラブポイズン)』があんたなんかの力に負けるわけないでしょ。
さすが王家の末裔。術が効くまでに時間がかかったみたいね。
ララ
嫌です、サタナキアの言いなりになんかなりたくないです…!!
ムゥ
ララ、ララ、しっかりするのだ!!うう、術を解く方法が分からないのだ!!!
ララ
サタナキア…様…の…
ムゥ
駄目なのだ、ララ、ララー!!!!
エリカ
何弱気になってんのよ!!!!
プリンセス、変な術に惑わされてんじゃないわよ。あんたの一番大切な人は誰なわけ!?
ムゥ、あんたが慌ててどうすんのよっ!!
ムゥ
エリカ…
ララ
エリカちゃん…くっ、うう…私の一番大切な…
エリカ
アタシも調べたけど、サタナキアの術を完全に解くのは難しいわ。
だから、プリンセスの意識が完全に奪われる前にサタナキアを倒して方法を聞けば良いの!
ハート
はあ!?そんな事できるわけないでしょ!?
サタナキア様があんたたち如きに負けるわけないじゃない!
ムゥ
くっくっくっく!まったくその通りなのだ!
ハート
ほらね、この魔法使いだって無理だって思って……
ムゥ
ムゥとエリカでサタナキアの術を抑制している間に、お前がサタナキアを倒せば良いのだ!
ハート
ええええええええ!
馬鹿じゃないの!?こんな人間に何ができるって言うのよっ!!
ララ
…はあはあ。ハートちゃん、あなただって本当はこの人の強さに気付いているはずです…
ハート
な、何言ってんのよ…
ララ
どんな強力な術をかけられたって、私の心は私のものです…
サタナキアには屈しない…!!!うぁ、あぁあああああああああっ!!!!
ムゥ
ララの力がどんどん増幅していくのだ!!!
エリカ
ムゥ!プリンセスの力を引き出して、サタナキアの術と戦わせるわよ!
ムゥ
うむ。ララ、少し辛いかもしれないが、頑張ってほしいのだ!!!
ララ
みなさん、信じてます…助けて…ください…。
ハート
きゃあっ、なに、すごい力…
サタナキア
へぇ?まだ抗う力が残っていたのか…。フッ、見物だな。

完全封印

サタナキア
くっ…まさか、この俺が人間如きに…
ララ
待ちなさい!
はあはあ…あなたに、私達の絆を壊すことなんてできません!!
さあ、私にかけた術を解いてください!
サタナキア
くく、俺に歯向かえるヴァンパイアがいたとはな。
…もう術の効力は切れてるはずだ。じゃなきゃそんな反抗的な目はできない。
ララ
ふえ!?…あ、傷が…消えてる…
サタナキア
ララの想いが俺の魔力に勝った、というわけか。
フッ、そういう奴ほど俺に溺れさせたくなる…
ララ
ひゃあ!さ、触らないでください!!!
サタナキア
それにお前の中に眠る力にも興味がある。
ララ
へ…?
サタナキア
ククク、自分でも気付いていないのか…
ドラキュラ
汚い手をどけろ。
ロイ
ララに獣の血は流れていない。貴様の趣味には合わないはずだ。
ドラキュラ
は、何それ?
サタナキア
へえ…俺の事、よく知ってんね。だけどララは特別…美味しそうだ…
ロイ
此処で死ぬか?
サタナキア
面倒事はごめんだ。じゃあな。
ララ
ロイお兄ちゃん、ドラキュラさん…
ロイ
一人で突っ走るな。…貴様もだ、人間。
人間のくせにサタナキアに掴みかかる勢いだったからな。
ドラキュラ
僕達がすぐ駆けつけたから良かったけど…ララ、ついでにお前も…心配したんだからな。
ララ
ご、ごめんなさい!…ありがとうございます…えへへ♪
みなさんのところに戻りましょう。
ムゥちゃんとエリカさんにも傷が消えたことを報告しなくちゃです!

謎の少年
あーあ、化け物同士で潰し合ってくれれば良かったのに…。
ヴァンパイアとの絆?あはははは、馬鹿みたい。
謎の少女
…そろそろ教えてあげないと…
謎の少年
そうだね、この世界を支配してる種族は、僕達人間だ…

to be continued...

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