用語集
グリムノーツ公式LINEの回答をまとめました。
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目次
プロローグ
世界はストーリーテラーたちによって定義される。 僕らの命も、運命も、感情さえも、 すべてはストーリーテラーたちの思うがまま。 だから僕らは『空白の書』を抱えて旅に出る。 自身の本当の物語を綴るために。 英雄たちの物語へ誘う『導きの栞』を携えて……
ストーリー
小さな頃に絵本を開くと、いつも同じお話が語られることを不思議に思ったことはないでしょうか。繰り返し絵本を開いているうちに、
いつか、モブキャラが今までと違う動きをするのではないか?
いつか、いつもと違うお話が見れるのではないか?
「グリムノーツ」は、繰り返し読まれた物語で起きたちょっとイレギュラーな出来事を中心にストーリーが展開されていきます。
少しでも皆さんにお楽しみ頂けると幸いです。
世界の理
ストーリーテラー
全知全能の存在、ストーリーテラー。
想区を設計し、そこに住む人々の運命を綴った『運命の書』を生み出している。
想区の住民は与えられた『運命の書』を通して、ストーリーテラーの存在を感じるが、彼らの姿を見た者はいない。彼らに固有の外見はなく、人々の認識の外に存在しているためであると言われている。
基本的に意志や感情といったものはなく、想区を維持するためならば、配役を変えてもといた人間の存在を消滅させてしまうことすらできる。彼らがいつから降臨し、なぜ想区を生み出すに至ったのかは謎に包まれている。確かなのは、ストーリーテラーが生み出す想区の原典となった物語はすべてストーリーテラーの降臨以前の時代のものであるということ。
またストーリーテラーたちは想区を作るために、人間には認識できないしもべたちを使って、『運命の書』を運搬する。これらのしもべは一般的に『妖精』と呼称される。
想区
ストーリーテラーの語りによって生まれた世界。過去の伝承などを基盤に作り出されている。想区の姿はモデルになった物語を反映しており、想区の住民はみな、ストーリーテラーの記述した自分の本――『運命の書』に記述された通りの人生を歩む。
彼らの運命は原典の物語に準拠しており、人々の中には必ず想区の中心となる『主役』のポジションの人物が存在している。
それぞれの想区には必ず固有のストーリーテラーが存在し、人々はストーリーテラーの定めた運命に疑問を挟むことはない。だが時折、想区にはなんの役目も与えられない、空白のページを持った『運命の書』を持った者が生まれてくる。
運命の書
想区の住民なら誰しもが持っている本。ストーリーテラーによって、生まれてから死ぬまでの自分の運命が記述されている。生まれたときにいずことなく、その人のもとに運ばれる。『運命の書』は本人の魂と強く結びついており、片時もその者から離れず、破られることもない。普段から持ち歩かずとも、本人が強く念じれば、いつでも顕現させることができる。持ち主の命が尽きると同時に、本もまた消滅する。
『運命の書』には自分に振られた『役割』が記され、住民は自分に割り当てられた配役のとおりに生きる。それがたとえ、どんなに理不尽な運命であったとしても、その運命から逃れることはできず、逃れようという発想も持ち得ない。
破壊者たち
カオステラー
カオステラーはストーリーテラーが異常を引き起こし、『混沌を語る者』へと変化した姿である。
カオステラーは想区の住民のうち、その想区と強く結びついた『主役』もしくは『主役』に関わりのある者に憑依する。憑依されるのは、想区の中でも大きな葛藤を抱えた者、すなわち『与えられた自らの運命に不意識に不満を抱えている者』である。
憑依された者は異形の姿となり、己の欲望のままに他者の『運命の書』を書き換え、大量のヴィランを発生させてしまう。これはカオステラーが妖精を使役できないためである。カオステラーを放置すれば、想区そのものが消滅してしまうと言われている。
混沌を止める方法はただひとつ。
カオステラーに憑依された人間を見つけ出し、レイナの力で『調律』を果たすことである。だが、レイナが『調律』を行うためには、まずカオステラーと戦い、その行動を止めなければならない。
ヴィラン
カオステラーが想区の住民の『運命の書』を書き換え、自らのしもべに変えた姿。
憑依した人間の願望を反映し、想区に混乱をもたらす。ストーリーテラーが使役する妖精に相当する存在である。カオステラーは想区の住民を依代にしており、おなじく妖精たちの性質を他人の『運命の書』に上書きすることでヴィランを使役している。
ヴィランは怪物のような姿をとることがほとんどだが、特に姿を変えず、そのままの姿で襲いかかるケースもある。またヴィランを統括するメガ・ヴィランと呼ばれる個体も存在する。
ヴィランを倒すと、住民に宿った妖精の力が不活性化し、そのまま消滅する。だが完全に消えたわけではなく、一時的に眠りについた状態であるため、時間が経つと復活する。カオステラーを止めない限り、ヴィランは何度でも現れ続ける。だが、カオステラーを『調律』すれば、倒されたヴィランたちももとの姿に戻る。
カオステラーがヴィランに変えられるのは自分の想区の住民、そのうち『運命の書』の持ち主だけに限られる。このため『空白の書』の持ち主が干渉を受けることはない。
レイナという少女
調律の巫女
レイナが『箱庭の王国』の一部を詠唱し、カオステラーや想区をもとの姿に『調律』することができる。
カオステラーがいた事実も消えるため、、想区の住民は何事もなかったかのようにもとの運命へと戻る。
調律
レイナの持つ本、『箱庭の王国』の一節を詠唱することで、レイナは自身の力を発揮し、想区を『調律』する。
この際、レイナの周囲から羽ばたいた『光る蝶』たちが想区じゅうに散っていくことで、想区の『調律』が完了する。
この『光る蝶』の正体は妖精の発する光であり、妖精たちによって想区は修復される。この際、カオステラーがいたという事実もなかったことにされるため、想区の住民は一行と出会った記憶すらも失う。
またカオステラーやヴィランにされた人々は元に戻るが、人命までは生き返らない。
箱庭の王国
レイナが所有する魔法の本。
中には、とある王国の姿が描かれており、エクスたちはレイナの招きに応じて、本の中の王国に入ることができる。
王国には妖精たちがおり、素材を渡すことで様々な施設を建築してくれる。
武器
あらゆる幻想が具現化される想区においては、オリハルコンなど架空の素材を手に入れることができる。これらの素材を集め、『箱庭の王国』の武器連勤研究所に持っていくことで、新たな武器に錬成される。
錬成された武器はヒーローの魂に装備させることができ、ヒーローとコネクトしたときに、同時に実体化される。
素材は妖精の手によって様々なものに加工される。武器であれ、施設であれ、レシピさえあれば、作れぬものは存在しない。
役割を持たぬ者達
空白の書
想区の中でごく稀に現れる、なんの運命も記述されていない『運命の書』。『空白の書』の持ち主は想区における自分の役目がなにかわからず、自分の手で運命を選び取ることが求められる。
『空白の書』の持ち主はなんの役目も与えられてないがゆえに、『導きの栞』によってヒーローの魂とつながることで、そのヒーローと一体化したユニオンになる。
導きの栞
遥かなる古の時代より語られてきた物語の『主役』たち=『ヒーロー』の魂を宿せる栞。
栞の表と裏にヒーローの魂をセットすることができ、『空白の書』に栞を挟むことで、ヒーローの魂が『空白の書』の白紙のページに接続される。これにより、『空白の書』の持ち主は『ヒーロー』の魂とコネクトした『ユニオン』となり、『ヒーロー』の持つ大いなる力を扱えるようになる。
セットできるヒーローの特質は栞の所有者によって決まり、ヒーローの特質に対応した紋章が栞の表と裏に浮かび上がる。大抵はアタッカー・ディフェンダー、ヒーラ・シューターなどだが、稀にどんなヒーローの魂も宿せるワイルドの紋章が発現することもある。
『導きの栞』はもともとレイナが持っていた物であり、タオとシェイン、そして主人公も彼女からこの『導きの栞』を渡された。
沈黙の霧
想区の外に広がる、果てしない霧。
そこはストーリーテラーによって語られない狭間の世界であり、温度も、匂いも、音もない。
『空白の書』を持つ人間が外の世界に出ても、果てしない霧をさまよい歩くうちに、己の姿を見失い、霧と同化して消滅してしまう。
消滅を免れるためには、共に歩く者が必要となる。お互いにお互いの存在を意識し合うことで、己の存在を保つことができ、彼らは想区から想区へ渡り歩いていける。
ヒーロー
ヒーロー
『導きの栞』によってコネクトできる魂たち。かつて人々に語られて来た物語の登場人物たちであり、現在もなお人々の心に残り続ける英雄である。
かつて存在した物語をモデルにしている想区では、これらのヒーローたちの役目を振られた住民と出会うこともあるが、『導きの栞』で宿せるのは原典の魂であるため、おなじ人物というわけではない。
ヒーローの魂は人々の集合的無意識から発生すると言われている。人々は古来より、多くの物語に親しみ、架空・実在を問わず、たくさんのヒーロー・ヒロインについて語って来た。そのために、人々の心には多くのヒーローやヒロインが宿っており、ヒーローの魂には、人々の理想や願望が反映されている。
魔法の鏡
それは童話の中に登場する、真実を映し出すという不思議な鏡。レイナの持つ本、『箱庭の王国』のページに魔法の鏡が描かれており、自在に取り出すことができる。
一見、普通の鏡なのだが、詩晶石を鏡に投げ込むことで、鏡に映した人の心から、ヒーローの魂を召喚することができる。
このような形でヒーローの魂を召喚できるアイテムは『魔法の鏡』のほかには存在しない。レイナは『箱庭の王国』を含め、これらのアイテムを自分の想区の秘宝だと考えている。だが、そこにはある重大な秘密が隠されているのだ。
詩晶石
想区で稀に発見される不思議な鉱石。中にはストーリーテラーが想区を生み出す際に、用いたエネルギーの残滓が封じ込められている。詩晶石を魔法の鏡に投げ込むことで、魔法の鏡の力を発動させることができる。
その他の情報
音楽
今回は打ち込みではなく、実際に演奏した生音を使用しています。
担当は未来古代楽団です。