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コルディのメモリー

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作成者: ユーザー66337
最終更新者: Gru
ステータス、スキルメモリー (一覧)ラメント

プロフィール

コルディ
身長149cm体重41kg
血液型B型誕生日5月31日
ラメントBLUE ROSE ( (Special Ver.) / EN)
Song by春奈るな
CV洲崎綾
ガリア王国出身。大陸各地を回るサーカス団に所属しガンマンとして喝采を浴びていた。 大陸に蔓延する呪いを解き、 観客達に本当の笑顔を取り戻すためサーカスを離れて旅に出る。 目立ちたがり屋で人を楽しませることが大好き。 相手を煙に巻くような言動を好む。

メモリ一

1話

何がきっかけで自分が魔女ってわかったのか――

あたしは知らない。


気づいたときには捨てられてて、気づいたときには拾われてたからさ。


たまたま近くに巡業に来てたサーカス団。

ド派手なテントに、賑やかな声。


入ってく人も、出てくる人もみんな楽しそうなのが、あたしはすっごく不思議だった。


それで、終演した後も外でずーっと立ってたあたしを、みんなは仲間に入れてくれたんだ。


それが、あたしのほとんど最初の記憶。

そう。 あたしの人生は、サーカスとともにあるの。

2話

団の皆にはすぐに魔女だって知られたけど、 別に平気だったよ。


魔女ほどじゃなくても、皆似たような爪弾き者ばっかりだったから。


んで、それからしばらくは下働き。

その後で、どんな芸に向いてるかテストされた。


だけど……ピエロ、ブランコ、 猛獣使い一一

色々やったけど、全部いまいちだったんだよねぇ……


上手くできたのは一つだけ。

それが、この子達一一拳銃、 ってわけ。


それからしばらくは楽しく暮らしてたんだよ。 もちろん魔女だってことはお客さんには隠して、ね。

3話

でね。 ちょっとずつだけど、 あたしにもファンがつくようになったんだ。


覚えてるのは、小さい村で公演した時の事。


大事そうにガンマンの人形を抱いた女の子が、あたしのことを「世界一のガンマンさん」 って呼んでくれたんだ。 嬉しかったなぁ……


でも……魔女の呪いが大陸に広がってからは、 「サーカスなんて気分じゃない」って断られたり、 追い出されたり、 罵られたり……結構キツかったよ。


でもね、一番辛かったのは……

そんな暗い顔のお客さんたちを、 笑顔にさせてあげられなかったことなんだ。

4話

呪いが大陸中を覆ってから、あたしたちはあの小さな村に戻ってきた。

あたしのファンになってくれた女の子のいる所。


だけど、そこは……

呪いのせいで、動くもののない廃墟と化していた。


瓦礫の中あたしは、見つけてしまった。

あの、小さなガンマンを。


首が取れて、ぼろぼろになった、 血まみれの人形を。


……こんなのって……

あたしは、あたしは……っ!


やっぱり、いまサーカスにできることは何もないのかな……?


あたしたちは……

あたしは、どうすればいいの…… ?

5話

——化け物だ!


次の公演地に移動する途中。

あたしたちは呪いの獣が避難民を襲うところに居合わせた。


小さな女の子——

ちょうどあの子と同じぐらいの子に、獣が迫る。


——きっとあたしなら、 魔女の力なら…… あいつを倒せるはず。


団の皆の止める声も聞かないで、

あたしは初めて全力を解放した。


大きい的。

狙うまでもない。

仕留めてやる——

一発で!


倒れる獣を見ながら、

あたしは自分の運命をぼんやりと予想する。


教会の騎士を呼ばれて、

すぐに捕まるんだろうなぁ……

せめて皆には、 迷惑のかからないようにしないとね。

6話

団の皆には魔女だって

隠してたことにしようかなぁ、とか。


そもそも通りすがりの

他人のフリをしようかなぁ、とか。


なんとかあたしだけ

騎士に捕まる方法を色々考えてたんだけど……

そんな必要なかったんだよね。


だって、誰も騎士を呼ばなかったから。

その代わりに向けられたのは、 感謝と喜びと、笑顔。


——ああ、そっか。

あたしが愛してやまないものは、お客さんの万雷の拍手と嬉しそうに笑う顔。


この力なら、もしかしたら……

そういうものを取り戻せるかもしれない。


……それで、 あたしは決めたんだ。

旅に出るって。

7話

一一明け方。


そっとテントを去ろうとするあたしを、明かりが煌々と照らし出す。


なーんだ、隠れて出てこうと思ってたのに。

やっぱり皆にはお見通しか……ふふっ。


「百発百中、 世界一のガンマン!

我らがコルディの門出を祝って——

大サーカス、開演だ!」


テントを満たす、 別れには騒々しすぎる音と輝き。


名残惜しくても、終演まで見るわけにはいかない。

きっと、離れたくなくなるから。


流れる涙をそのままに、あたしは大股でテントを出ていく。


いつまでも背中に、賑やかな声を聞きながら。

いつかもう一度、あの中で輝くために


繁體中文

第1話


第2話


第3話


第4話


第5話


第6話


第7話





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ゲーム情報
タイトル メメントモリ
対応OS
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  • Android
カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
    美少女・萌え系ゲーム
ゲーム概要 せつなくて、美しい。一瞬で別世界へ。

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