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【速報】ミラクルニキ攻略アンテナ

イベント【生命の樹】 忘れられた童話

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ストーリー


あるところに
仲のよい人間の女の子と
ドワーフの女の子がいました
人間の女の子は
サファイアという名前で
賢く、美しい青い目をしていました
ドワーフはふわふわの金の髪をしていて
素晴らしい道具を持っていました
二人は大きな船を作って
遠くの高い山や
お城を見に行く約束をしました
サファイアの知恵と私の宝物があれば
きっとうまくいくわ!
ドワーフは自信満々でした。

二人の隣に住んでいるのは
人間の悪い男でした
悪い男は
二人が舟を作っていることと
家にたくさんの宝物があることを
聞きつけました
全て俺様のものにしてやろう!
悪い男はそう思いました
ですがサファイアとドワーフは
互いに信じあっているので
二人を相手にするのは大変そうです
悪い男はすぐに
悪知恵を働かせました

トントントン!
二人の家の扉を叩く音がします
どなた?
ドワーフは扉を開けました

おや?知らない人間です
俺様はサファイアの友達だよ
人間はみーんな仲間だからね!
男は笑いながら言いました
サファイアの友達だ
という言葉を信じたドワーフは
男を家に入れて
摘んだばかりの
美味しいキノコを分けてあげました
男はキノコをもらうと
ドワーフの道具と
部屋にあった宝石を
持っていこうとしました
必要ならあげるわ
だけど、全部は持っていかないでね
ドワーフは言いました
いやだね、全部もらっていくよ!それから、サファイアが言っていたよ
もうあの船には近づくな!ってね
男が恐ろしい顔をしてそう言うので
ドワーフは怖くなって
逃げてしまいました

森に逃げ込んだドワーフは
哀しくて泣きだしました
サファイアはどうして
こんな仕打ちをするんだろう
私たちは友達じゃなかったの
冷たい夜風がドワーフの頬を撫でて
梟の不気味な鳴き声がしました
ドワーフの涙は流れ続けて
小さなせせらぎになりました
氷のように冷たい岩を枕にし
空腹と寒さの中で
ドワーフは眠りにつきました
ドワーフは夢の中で
不思議な声を聞きました
正直者同士は
きっとわかり合えるものだよ

朝露がドワーフの服を濡らす頃
ドワーフは誰かに揺り起こされました
うーん。だあれ?
ドワーフが目を開けると
そこにいたのはサファイアでした
ドワーフはサファイアに
声をかけようとしましたが
昨日のことを思い出しました
サファイア!私たちの家に
盗っ人をよこしたわね!
ドワーフは悲しくて
そっぽを向きました
いいえ、そんなことしてないわ!
サファイアは慌てて説明しました
サファイアは、ある物を取り出しました
それは以前ドワーフと交換した
サファイアの指輪でした
サファイアはドワーフの手をとって
言いました
あなたとの友情は
この指輪と同じよ
ちっとも変わってないわ!
ドワーフは首を傾けて
しばらく考えていました
肩は痛いし、美しい服は泥まみれ
柔らかい髪の毛には
落ち葉がついています
だけどあの人は言っていたわ
あなた友達だって
……人間はみんな仲間なんだって……
ドワーフはまだ悲しんでいました
サファイアはドワーフが
悲しんでいるのを知り
ドワーフが
また自分を信じてくれるように
船と宝物を
取り返してあげることにしました

サファイアがそっと船に近づくと
悪い男が
甲板の上を歩いているのが見えました
どうしたら船を取り返せるでしょうか
賢いサファイアは思いつきました!
マストにこっそりのぼって
隙を見てあの男を倒してしまおう!

サファイアは物音を立てないよう
船にのりこみ
やっとのことでマストにのぼりました
ところが!

船のマストは
しっかり固定されていませんでした
サファイアはドスンと
甲板に落ちてしまいました

悪い男は
やすやすとサファイアを捕まえ
高いマストに縛り付けました
正午になったら鮫の餌にしてやるさ!
悪い男は満足げに言いました

私の友達にひどいことをしたら
許さない!
こっそり後をつけてきたドワーフは
怒りのあまり声を上げました
ハハ、お前も来たのか
悪い男は
ドワーフに気がつくとそう言いました
まとめて鮫の餌になるがいい!
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ポタっ……
きらりと光る涙が
甲板のノートの上に落ちました
そのページにはこう書かれていました
私たち、人間とドワーフが
いつまでも仲良く暮らせることを願う
かつての約束は涙で濡れて
インクの文字は

清らかなプルメリアの花になりました

プルメリアはすぐに根を下ろし
甲板にも、マストにも
咲きこぼれました
花の数はどんどん増えて
枝もどんどん伸びていきます
悪い男は怖くなって
逃げようとしましたが
すぐに花に包まれてしまいました
神様の導きだわ!
ドワーフは突然思い出しました
正直者同士は
きっとわかり合えるものだって!
サファイアはそれを聞いて
ドワーフがくれた
サファイアの指輪を取り出しました
指輪は正午の太陽の下で
光っていました
まるで自分の
「ドワーフを信じる心」のようでした
きつく結ばれた縄が
光の中で解けました!

「ドスン!」 サファイアとドワーフは
一緒に甲板の上に落ちました
男はプルメリアの花で
身動きが取れなくなっていました。
ドワーフとサファイアは
悪い男を懲らしめてこう言いました。
「船は悪知恵で手に入れるものではない!
自分で努力して手に入れるものだ!」と

サファイアとドワーフは誤解を解き
二人はまた楽しく船を作り始めました
ドワーフは大切なノートに
自分たちの船に対する
限りない夢を書き綴ります
この船が完成したら
二人はまだ見ぬ新大陸へと
旅立つのです!

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ゲーム情報
タイトル ミラクルニキ-着せ替えコーデRPG
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2016/12/07
    • Android
    • リリース日:2016/12/07
カテゴリ
ゲーム概要 着せ替えゲームでファッションコーディネートを楽しもう!

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