マノロ・ガルバホサ
マノロ・ガルバホサ(ホンジュラス国籍・コスト340・無所属)
左右非対称のかなり珍しいフォーメーション。
ポジション設定は通常の4-2-3-1と似ており、左右のサイドMF、OMF/CMFが1枚、CMF/DMFが2枚となっている。
しかしその動きは普通のフォーメーションとは大きく異なる。1トップはST固定のためゼロトップに近い戦術になり、また選手たちはこの画像通りのポジションを取るため、中盤の3枚はジグザグな並びになり、RMFはLMFより若干高めの位置を取る。
【強い点】
・中盤3枚のジグザグな並びにより、ボールを前へ運ぶパス回しがやりやすい
・STがボールを受けに下がってくるため、パスを出す先に困らない
・ポジショニング:流動的の戦術なので、サイドバックがゴール前に上がっていったりする自由な攻めが展開できる
・フォアチェック×アグレッシブの守備戦術は一見裏を取られやすいように見えるが、ディフェンスラインが低めに設定されているらしく、裏を取られにくい
【微妙な点】
・STが守備に参加したりボールを受けに下がってくるため自陣でボールを奪ってもSTが定位置にいないことがあり、ロングパス1本でトップを走らせる攻めはやりにくい
・CFが置けない。フィジカル系のCFはST適性がないか薄いことが多いため、サイドからクロスを放り込む戦術が取りにくくなる。
・攻撃時のポジショニングが流動的のため敵にボールを奪われたとき陣形が乱れていることが多く、一気に自陣ゴールまでボールをつながれやすい
【総括】
見た目はとっつきにくいがショートパスのつなぎやすさはピカイチなので、パスをつないで崩すタイプの攻めが好きな人にはぜひおすすめしたいフォーメーション。LMFとRMFの位置取りが違うのでLMFはサイドバックの選手を起用しRMFにはウィングの選手を置くなど、自分なりの調整をするとよりこのフォーメーションの力を引き出せるはずだ。
・・ところでホンジュラスってどこだ?
※この監督の詳しい戦術設定はこちら↓