アマンドゥス・バウムガルテン
アマンドゥス・バウムガルテン(ドイツ国籍・コスト440・無所属)
4-1-4-1のフォーメーションを持ち、OMFを2枚採用できる監督。
OMFはCMFにも変更可能。
【強い点】
・攻撃タイプがカウンターであるため、前線への意識が高い。とにかく前へ前へ飛び出す動きが非常に多い。SBも積極的に攻めあがる
・前線への飛び出しも行いながら、ビルドアップが「ショートパス」、攻撃エリアが「中央」であるため、適度な距離感を保ちながら崩すことが可能
・前への意識が高いものの、ポジショニングが「フォーメーション重視」であるため、守備への切り替わりで陣形が乱れていることもあまりなく、焦らなければ相手のカウンターにも十分に対応できる
・守備タイプが「リトリート」、追い込みエリアが「中央」、プレッシングが「アグレッシブ」であるため、相手の攻撃を牽制しつつ後方で守備ブロックを構築することが可能
【微妙な点】
・相手の攻撃陣形が影響するものの、守備時にはブロックは4-1-4-1ではなく、4-5-1となる場面が見られる。楔のパスをケアするために、守備時にはDMFを操作し、意図的に4-1-4-1のブロックを構築する必要がある
・前への意識が高いため、サイドから攻撃をやり直そうとしたとき、後方へのパスコースに困る場面が見られる。特に、相手が3トップを採用している場合にはDMFがディフェンスラインに吸収されるため、この問題が顕著に表れる
・相手の素早いプレスからカウンターを返されるとピンチを招く。特にDMFがボールを奪われると一気に攻め込まれる。ボールコントロールやドリブル数値が高くない選手を置く場合にはできるだけ早めに展開したい
【総括】
攻撃の局面では前線への飛び出しで相手を引き付けながら適度な距離感も同時に確保できる。前線の5枚+ボールサイドのSBの計6枚で攻撃を展開できるため、基本的にはパスコースに困ることはない。ショートパスで相手を崩したい人にはおすすめの監督。
ただし、先述したように攻撃のやり直しができない場面が出てくることもある。
DMFのポジショニングは相手の前線の人数に依存し、相手が3トップであればDMFが攻撃に絡むことができなくなる。試合開始前に相手のフォーメーションを確認し、3トップであれば攻撃のやり直しが難しいことを考慮して、サイドで手詰まりになる場面を極力減らすようにすると良い。
守備の局面でも非常に堅い守備ブロックで守ることが可能。ただし、プレス指示を多用するとブロックが崩れるためその強さを実感できない。
もちろん前線から早めに奪い取り2次攻撃をしかけることも重要であるが、プレスをかわされてしまうとオフェンス陣とディフェンス陣が分断され相手に時間とスペースを与えてしまうことになる。
クロップのように前線からの守備に特長があるわけではなく、シメオネのようなブロックの強固さに特長があることを念頭に置き、相手を潰しに行くよりも、相手CFへのパスコースを消しながら後方で待ち構えることを意識する。
そのまま使っても非常に強い監督であるが、相手のフォーメーション・戦い方を理解することでその強さがより実感できる監督である。
「アグレッシブ」は人への意識が非常に高く、ときには両サイドMFが下がり6-3-1のような形で守る場面も見られる。このような場面では、奪ってから前線へ急いで当てても、攻め上がりが間に合わないということになる。
相手の出方、味方のポジショニングを理解した上で速攻をしかけるのか、後方から組み立てるのかを使い分けると良い。
※この監督の詳しい戦術設定はこちら↓