グスタヴォ エンリケス
オフェンシブ戦術
ディフェンシブ戦術
一言メモ
自分を「スペシャル・ワン」と称する男。大胆不敵な口調で敵を挑発し、敵を作ることも意に介さない。
その実績は現役監督の中でも群を抜き、リーグのホームゲームで150試合連続無敗記録、チェルシー・インテル・レアルの3チームでリーグ優勝を果たすなど輝かしいものである。
またビッグマウスに見合うだけの努力もする監督である。6か国語を習得しており、毎回対戦前に敵チームの試合ビデオを数十回見て分析し、一説には1日3時間睡眠でそれ以外の時間はずっと働いているとも言われている。
戦術は守備に比重が置かれ、自陣に引く守備でボールを奪ってからシンプルにカウンター、という戦術がメイン。長身DFをゴール前にずらりと並べるスタイルは「パーク・ザ・バス(バスを停める)」という言葉を生み出した。
一方攻撃の指揮はそれほど得意ではないようだ。また、目の前の一戦に全てを賭ける短期決戦型の監督であり、未熟な若手の成長を促すといったことをあまりしないためチーム戦力が伸び悩む傾向があり、3年目になるとまったく勝てなくなって解任される「3年目のジンクス」なるものがある。
マンUのキャリアも3年目で終わったモウリーニョ。名将の行く先はどこになるのだろうか・・