エンジェロス ポステコウル
監督名 | エンジェロス ポステコウル |
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実名 | アンジェロス ポステコグルー |
国籍 | オーストラリア |
所属チーム | 横浜Fマリノス |
マネージメント | 440 |
シーズン情報 | 19 |
オフェンシブ戦術
ディフェンシブ戦術
一言メモ
ギリシャ系オーストラリア人であるポステコグルーは、現役時代はオーストラリアでプレーしたDF。当時プロリーグがなく、セミプロチームではあったが200試合ほど出場した。
監督には柔軟に戦術を組み替えるタイプと自分の哲学を貫くタイプと2種類いるが、彼は明らかに後者で、自分のこだわりを持ち妥協は一切しない。ポゼッションスタイルをどこのチームでも変えず、ベテランでも愛弟子でも外すべきと考えた選手はすぐに外し、チームの規律を整える。
2013年からオーストラリア代表監督を4年務める。代表チームのサッカーはそれまでロングボールを放り込むだけの雑なサッカーだったが、ショートパスをつなぐ戦術を浸透させアジアカップ初制覇、W杯出場などを達成する。しかし、W杯出場を決めた直後に辞任。「自分の周りの人々はやりたいサッカー、オーストラリアのこれからの理想などがバラバラだった」と語っており、自分の哲学を押し通すのに疲れを感じたようだ。
2018年からマリノスの監督に就任。ディフェンスラインが極端に高い超攻撃的ポゼッションサッカーを展開し、得点数トップ3、失点数ワースト3という振り切ったサッカーで12位でリーグを終えた。結果だけ見れば成功とはいいにくい数字だが、山中亮輔、天野純の攻撃性を開花させ代表レベルまで育てるなど、チームとしては確実に成長している。来年以降どう采配を振るうのか楽しみな監督である。