ライブアップデート調査
調査/編集担当 KuroShiba
調査協力 まめしば さん
目次 (ライブアップデート調査)
ライブアップデート調査
ライブアップデートとは
ウイイレアプリでは2019シーズンから据え置き版同様、ライブアップデートの適応が行われることになりました。
ライブアップデートとは、選手の現実世界における活躍によってゲーム世界での選手のコンディションが決まるシステムです。ライブアップデートの実施時期に対象となるチームに在籍している選手はA~Eの5段階のコンディション評価を受け、これが選手の試合毎に選択される調子に大きく影響を与えます。
コンディション評価 | 試合毎に選択される調子 |
---|---|
A、B | "絶好調"か"好調"か"普通" |
C | 全ての調子 |
D、E | "普通"か"不調"か"絶不調" |
このコンディション評価が据え置き版の2018環境でどのように影響を与えていたのかについては
はなびのウイイレ2018攻略記:【ウイイレ2018】#33 ライブアップデートについて
こちらのサイトで詳しく説明されているので、今回は2019環境でのコンディション評価が選手に与える影響が据え置き版の2018環境、またアプリ版の2018環境と比較してどのように変わっているかについて調査しました。
調査結果
まず調査についてですが、一部イベントをこなしながらカウントしたものもあるので、各項目の母数が異なります(母数は各項目の隣に()内表記)。またライブアップデートAのコンディション安定度(以下コン安)4、ライブアップデートEの全コン安は十分な数の記録が集まらなかったため今回表からは取り除いています。
▶ライブアップデートA
まずライブアップデートA、コン安に関わらず絶好調率が40%台前半でほぼ固定。コン安が上がるほど好調率が上がり普通率が下がる結果になりました。
▶ライブアップデートB
対してライブアップデートBでは好調率が70%前後で固定。コン安が上がるほど絶好調率が上がり普通率が下がる結果になりました。
▶ライブアップデートC
ライブアップデートCは全ての調子が出ます。全ての調子が出るという意味ではライブアップデートが適用されない状態と変わらないわけですが、厳密に言うと少し状況が異なります。詳細は後述します。
▶ライブアップデートD
ライブアップデートDはライブアップデートBと同じような形で、不調率が60%弱で固定。コン安が上がるほど絶不調率が下がり普通率が上がる結果になりました。
【前作との比較①】A評価の絶好調率は6~10%低下
更に据え置き2018環境との比較してもう少し掘り下げていきます。2018の比率ははなびさんのブログのものをお借りします。
基本的に前作と今作は同じような比率構成だったのですが、興味深かったのはコンディション評価Aの絶好調率の違いです。前作でゲーム性に影響が出過ぎたからなのかわかりませんが、今作ではコンディション評価Aの絶好調率が全体的に低下している傾向が感じられました。
【前作との比較②】注目はC評価
続いて前作のアプリ版との比較です。
これは2018アプリでのコン安それぞれの調子の出やすさを先ほどの調査同様にまとめたものです。これだけでもライブアップデートCと比率がだいぶ違うことが見てわかるとは思いますが、数値として比較するために絶不調から絶好調までに1から5までの数字を順に振り、その期待値(平均値)と標準偏差を出しました。
コン安【タイトル】 | 期待値 | 標準偏差 |
---|---|---|
コン安4【2018アプリ】 | 3.19 | 0.373 |
コン安4【2019アプリ】 | 2.91 | 0.334 |
コン安7【2018アプリ】 | 3.27 | 0.291 |
コン安7【2019アプリ】 | 3.36 | 0.354 |
アプリ版の前作ではコン安4の選手はコンディションが安定しない(標準偏差が大きい)が平均値として見れば普通より良くなることの方が多かったですが、今作では平均が3を下回っているので不調側に振れることが多くなっています。
一方、コン安7の選手は前作ではコンディションが安定していましたが(標準偏差が小さい)、今作では安定しない代わりにコンディションが良くなる傾向が強くなっています。
これらのことから、今作のライブアップデート期間での「コンディション安定度」は「数値が高くなるほどコンディションが安定するもの」ではなく「数値が高くなるほどコンディションが良くなりやすくなるもの」に意味合いが変わっているのではないかという結論に達しました。
ちなみに恐らくですがライブアップデートが適用されていない期間での「コンディション安定度」は2018同様「コンディションの安定具合を示すもの」として働くものと思われます(いつか調べます)