第5回四天王ラッシュ(黒騎士スペードと闇賢者クラブ)
2015/1/9~1/14
→第4回四天王ラッシュ(薔薇姫ハートと狂博士ダイヤ)
黒騎士スペード
・・・そこのもの・・・止まれ
・・・貴様・・・見ない顔だな・・・?
…(敵か…?それとも新入りか…?)貴様、名前は何だ?
ほう…聞かぬ名だな…。貴様、どこの所属だ…?
・・・あの部隊・・・か・・・(そういえば、以前はあそこの隊長が「仲間にしたいやつがいる」と言っていたが・・・こいつか・・・?本当に・・・?
(あの隊の隊長が遠征中の今、こいつが本当にその部隊に所属しているのかの確認ができない…どうしたものか…)
・・・貴様・・・ハートのことは知っているのだな・・・。・・・(魔王軍であれば、四天王を知っていることは当然・・・)・・・ハートか・・・。強さを選んだ悲しき姫・・・彼女は・・・強い・・・
ほう…ダイヤも知っているのか…。ダイヤは魔王城の北にある研究室で、日々研究している…。まだ幼いが、実力と才能はその辺の大人の比ではない…
クラブも知っているか・・・。奴のジョークはさておき、魔力は魔王に匹敵する・・・。・・・(四天王の情報については知っている・・・本当に・・・新入りなのか・・・?)
・・・貴様・・・あの部隊に所属しているということは、何かしらの要因を隊長に認められたはずだが・・・。違うか・・・?
貴様の隊長が遠征に行っている今、貴様がその部隊に本当に所属しているかどうかをすぐに確認することができない。だから、私は貴様に決闘を申し込む。
貴様の隊長が認めたその実力…私に見せてみろ…!魔王軍 四天王 スペード、推して参るぞ…っ!!
・・・貴様の力・・・そんなものか・・・?
ほぅ・・・聞かぬ名だな・・・。貴様、どこの所属だ・・・?・・・先ほどよりは力強いが、こんな力で貴様のどこが認められたのだろうな・・・?・・・ぬるいな・・・
…やめだ… 一度出直してこい。また、私とここで巡り会えたなら、もう一度戦ってやろう…
今の貴様では話にならんと言っているのだ…。貴様の隊長が遠征から戻り次第、貴様のことを聞いておこう…だから今は引け。戦士は引き際も肝心だ…
…貴様は…なぜそのような姿になってまで、戦おうとする…。負けを認めよ…
騎士の決闘で、敗者の生死は勝者に委ねられる…。私は貴様を殺す気がない…。去れ…
・・・まだ私をひきとめるのか・・・何度やっても結果は変わらない。今のお前が強くならない限り・・・そう思わないか・・・?
…(ほう…倒れ、ボロボロになってもなお…まだ私に立ち向かうか…。…もしや…この者は…力ではなく…この心の強さを評価されたのか…?)
…。ふふ…。その根性、気に入ったぞ…
騎士の決闘で勝者は、敗者に死を与えるか、敗者から何かしらの代償を得ることができるのを知っているか・・・?
貴様は、私に敗北したが、負けを認めない。だが、私はお前をここで殺す気はない…。負けを認めない貴様は…勝者である私に代償を払うか…?
…そうか、代償を選ぶか…。貴様には、どんな代償を払ってもらおうか…。ふふ、取って食ったりはせん…。安心しろ…
貴様は強い心を持っている。そして、強くなる素養がある…。どうだ…?私の部下となり、共に戦ってはみないか?
そう驚くな。貴様はなかなか面白い・・・。その不屈の精神・・・是非我が部隊で存分に活かして欲しいと思うのだが・・・どうだ・・・?
今日付けで、私の部隊に編入する気があるのであれば、貴様の隊長には私から直に伝えておこう・・・。
良い返事だ・・・。貴様の忠義、しかと受け取ったぞ・・・。その強く気高い位心で、私と共に魔王を守ることを約束せよ。
(敵か味方か…今は貴様を信じてみるとしよう…。信じること真実のみを語ること…それが騎士のあるべき姿だ…。万が一、反逆するようであれば…私がこの手で…)
では、これから私の部隊の宿舎へと案内する。私と共に、魔王城の西へ向かうぞ…。こちらへ来たまえ…
…。…なんだ…?歩いているだけで、何も話さないのか…と…。…何か質問でもあるのか…?
西に何があるか知りたいのか…。魔王城の西は私が統括している…。そのため、剣術などの方面で強さを極めるのに特化した施設が多く存在している…。
また、私の配下の部隊や、直属の部隊の者が寝食を共にしている場所もある…。貴様が後ほど向かう宿舎もその一つだ。せっかくの機会だ…訓練場の案内をしよう…。
我々が訓練に使用する訓練場は、人員の増加に伴い、改装と増築を重ねている。入り込んだつくりになってしまった故に魔王城の迷宮の一つと言われている・・・
私の部隊に所属した新人が訓練場で迷うことは、通過儀礼になってきているようだ…。だが、命の危険を感じた時には、周囲にすぐ助けを求めるように。
一部の階層には、訓練用のモンスターや魔物も多く存在している・・・。仲間を守ることも、私が統括している者達には重視させている・・・遠慮はいらない・・・。・・・良いな?
訓練場の中でも、メインとなる場所がここだ…。ここに着くまでの道を覚えられたか…?ふふっ…。
…折角だ…。編入記念に、もう一度手合わせするとしよう…。さぁ、もう一度貴様の強さをぶつけてみよ…!
ふっ、やはり…貴様の力はまだ未熟…。そんなことでは、私にその喉を一瞬でかっ切られてしまうぞ…?それでは、すぐ相手からのカウンターを受ける。隙を見せるな…
まだ未熟で、全てが荒削りだ・・・。その中に才があるのを、私の愛剣”カタストロフィー”越しに感じる・・・。
いつかそう遠くない未来に…お前に強さを授けてやろう…。その日のために、日々励め…。そして、前を、上を…高見を目指して己を磨き続けろ…。
日々、修行に励まねば、極めた力も衰える・・。クラブは寝てばかりいると、いつの日か弟子に追い抜かれてしまうぞ・・・。それとも、それを望んでいるのか・・・わからぬ・・・
…クラブは…あの昼寝癖を治せば、もっと評価したいと思っている…。才能を活かさない者は私は好かぬ…。
…。青薔薇の香りがする…。
この香り…ハートが来ていたようだな…。私に気づかれたく無ければ、香水をつけて来なければよいものを…。こういう所が抜けているのは変わらないな…
…ハートとは故郷が同じで幼なじみだったのだ…。ある日を境に、別々の道を歩み、散り散りになったのだが、運命の悪戯か、私とハートは、ここで再会した…
ハートの昔を知る者は、きっと私以外にこの世界には居ないだろう・・・。そして、私の昔を知るのもハートしかいない・・・。ふっ、貴様には関係のない話だな・・・すまない
手合わせは終わりにしよう…。つまらぬ話に付き合わせてしまって、すまなかった…。
本来の私はこれほどペラペラとは喋らないのだがな…。お前の、「何があっても前向き続ける」その姿を見ていると…思い出してしまって…つい…な…。…私らしくない…。
ついでだから、ダイヤのことも知りたい…と…?それでは、宿舎への移動の間に北の事についてもお前にも伝えよう…。
魔王城の北には、ダイヤの区画がある…。あそこは、ダイヤが来てから賑やかになった…。新しい技術だけでなく、あそこから笑顔が生まれることは素晴らしいことだな…
いつからいる…か…ダイヤはここに来て、それ程年数が経っていない。とある名の知れた研究者の両親を亡くし、心ここに在らずの状態でここへ来たのを覚えている…
ダイヤはあれでいて、不器用な所がある…。一番それを理解しているのは、もしかしたらクラブなのかもしれない…
魔王軍の多くは、心のどこかに傷を負っていたり、生きていく上でどうしようもできない出来事に直面してきたものが多い…。それは…四天王も例外ではない…
そんな者達に、居場所と役割を与えてくれる魔王は、我々にとっては優しく、温かい存在なのだ…王国軍にとっては残虐非道な存在だったとしても…
私は命に替えても彼を…魔王を守る…。魔王の命を狙う者がいれば、それが例え味方であったとしても倒す。…大切に想う存在を守れなかった頃とはもう違うのだ…
…お前には、大切に想うもの…護りたいと想う者はいるか…?私にはいる…。居ない方が強くなれると考える者もいるが、私はそう思わない…
そういう存在がいるから、戦える…。高みへといける…。私は騎士…。忠誠を誓った者のためにこの剣を振るのみ…
お前を見ていると、昔の自分を見ているようで、調子が狂ってしまう…。ふっ…これでは…、魔王軍中に笑われてしまうな…。さて…着いたぞ…。ここがお前の宿舎だ。
西の居住区は、他の区画のものよりもとても良いものになっている。強さには、しっかりとした休息も必要だ…。休む時はしっかり休むように…良いな…?
どうだ…少しはここの生活に慣れたか?…少しお前の様子が気になってな。焦る事はない…お前らしく高みを目指せばいい…・
少し面白い話をしてやろう…。わたしがここに来た時に魔王に言われた事がある。強さを手にしたくば弱さを手に入れろと…。お前には意味が分かるか?
何者だ…そこにいるのはっ!…さきほどから物陰に何者かが潜んでいるな…私が確認をしてこよう。お前はここに居ろ。
…逃げられたか…しかし、そう遠くには行けまい。このまま侵入者を追うぞ…。
…どうした?浮かぬ顔をして…。この土地では我々の方に地の利がある。そう心配しなくてもじきに侵入者を捕まえられるはずだ…。急ぐぞっ!
あの声はダイヤかっ!すまない…お前はこのまま侵入者を追ってくれ!…私はダイヤの様子を見てくる…心配するな…すぐに戻る。
様子はどうだ?…そうか…逃がしたか…。次の手を打たねばならぬな…。ダイヤは少し気が動転しているようだ。
このあたりには、侵入者はもう居ないようだ…。…ふっ…ダイヤは、すっかり拗ねてしまったな。私の代わりに…少しダイヤの傍に居てやってくれないか?
ダイヤがマッドネス以外に懐くとは珍しいな。やはり…お前には不思議な力があるようだ…。私もお前の力に魅せられた者の一人だがな…。
(このままでは埒が明かない。ダイヤ…お前は私と同じ四天王の一人。今こそお前の力が必要なのだ。お前にしか出来ない事なのだ…お前の発明を使えば…。)
私は一旦、クラブに連絡を取り、我々の作戦を伝えに行く。それまでお前にはダイヤの傍にいて欲しい…。引き受けてくれるか?ダイヤは北に向かったはずだ。
…くっ…クラブの配下が森で幻術を使用している。このままでは森に近寄る事も出来ない…。この幻術は己の一番見たくない過去をみせる幻術か…。
クラブは相変わらずだな。こんな時にもあのような戯言を…。やはり修羅を幾度も潜り抜けた者は違うな…。私もまだまだなようだな…幻術如きに怯むとは…。
あのような幻術を私に見せるとは…。クラブめ何を考えている!?…くっ…どこに居る…遊んでいる場合ではないのだぞ…。
この私が遊ばれているだと…もう我慢成らぬ!…この森ごと、焼き払ってくれるッ!!!!
クラブの真意はそこにあったのだな…私とした事が…。すっかり術中に掛かってしまったようだ。…もう少し私にも柔軟さが必要だったようだな…お前のようにな…。
どうやら、侵入者はマーリンだったようだな。あの者には何度か相見えては居たが、まさか城にまで侵入を果たしていようとは…。
マーリンを魔王にちかづけさせる訳にはいかない。この剣と盾に懸けて、必ず魔王を守る…。これは騎士としての誓いだ…お前が見届けてくれ。
東西南北、それぞれの場所は各四天王の配下でマーリンを追っている。お前は、魔王の居住に行け。私は片付けなければならぬ用事を思い出した。すぐに後を追うッ!
(ハートと再びここで出会った時に…互いに誤った道を選んでしまった。しかし…まだ共に歩める道を…今度こそ、必ず探して見せる…。)
(…ハート…私達も前に進まなければならぬ時がきたようだ…この者のように…。)
取り返しのつかない事など本当は何ひとつ無いのだ。弱い己が道を閉ざしてしまうだけ…決意と揺ぎ無い勇気がれば、道は必ず開ける。前を向け…お前は強いッ!
お前にはいつだったか話をしたか?わたしとハートが幼馴染だった事を…。いつかお前に、聞いて貰いたい過去の話がある。この件が片付いたら聞いて欲しい。
お前に友がいるなら、偽りなく己を晒せ。お前にもし愛する者がいるな全力で守れ。もし、お前が騎士を志すなら気高くその信念を貫け…その先にお前が歩むべき道がある。
マーリンはまだ見つからぬか…。もうここには居ないのかもしれぬな…逃げ足の速いやつだ。
魔王は無事だろうか…。いや、あいつは強いから心配は無いだろうが、つい…な…。
ふふ…お前とこうして行動を供にしていると、つい昔の事を思い出してしまうな。今なら彼の気持ちが私にも分かるな…。
私には命の恩人がいるのだ…。彼に恥じぬ己となる為に、これまで生きていたつもりだ。彼に繋がれた命で、今度はここに居るもの全てを守る!
お前の強さは、今や私も凌ぐ勢い…。さあ、もう一度手合わせを!!
お前になら…いや、お前だからこそ、背中を預けたいと思う。私の期待に応えて見せろ。
部下の中には戦いに向かぬ者のいる。日頃から訓練はしてるものの実践には不向きだ。お前は強いから心配いらぬが、もし城内で会ったら気にかけてやって欲しい。
やはり…ここにも居ないのか。一旦、城へ行くぞ。
ハートは無事だろうか…あっ…いや、何でも無い!行くぞ。
魔王は呑気なモノだ。この騒動ですら楽しんでいるな。アイツらしいが…。
もう少しで城だな。もしかしたら魔王に会えるかもしれんぞ?
どこもかしこも大騒ぎだな…。非常時こそ、日頃の訓練の成果が出るというのに…。
四天王が居る限り…魔王城が破れる事は無い。心配するな。
さあ城に着いたぞ。他の四天王を探すぞ。みな無事で居ると良いのだが…。
どうやら、ここには居ないらしいな。読み違えたか…。
ダイヤからの伝令を受け取った。ダイヤの元へ急ぐぞ。
これはダイヤの発明した侵入者を探す機械だ。やはりダイヤは天才だな。これを使うと侵入者かどうか音で知らせてくれるという事だ。
この侵入者を探す機械をお前にやろう。……ピー!ピー!ピー!ピー!ピー!……音が出ているな…。
どうやら、侵入者はお前だったようだな。機械が反応している。何か弁明はあるか?
そうか…。では私はお前と戦わねばなるまい。剣を持て。
お前の覚悟がどれほどのものか、剣で語れッ!
私が背中を預けたいと思った者はその程度かッ…!!!!
足りぬ…もっと本気を出せッ!!!
その程度とは言わせぬ。私が認めたその実力、存分に出して見ろッ!!!
お前を見ていると、昔の自分を見ているようで、やはり調子が狂うな…。もっと強さを手にいれなければ…。
…くっ…この身が砕かれようとも…ここはけして通さないッ!!
ぐあああああっ…くッ…これしき…負ける訳にはいかぬッ!!!
お前はやはり強いな…しかし…それで良い。それこそ私が求めるに相応しい好敵手だッ!存分に私の剣が振れるッ!!!!
まだまだ負けぬ…。いくぞッ!!!
どうした?動きが鈍ってきているぞッ!
誰かの為に振るう剣の覚悟をとくと見よッ!
魔王の盾となり散っていくならば、それも本望!
本気を出せッ!お前の本気を私にぶつけてみせろッ!!!
強さとは覚悟ッ!私とお前の覚悟のどちらが強いか、それだけだッ!!!
くっ…左手が動かぬか…。しかし、それがなんだというのだッ!さぁ、かかってこいッ!!!!
いつか…お前を必ず倒してみせる。それまでは絶対に生きていろ。お前を倒すのは、この私だッ!!!!!
闇賢者クラブ
おぬし、新人か?中々見ない顔じゃのぉ。暇ならわしの暇つぶし相手になってもらうぞ!?
歳をとると物忘れが激しくのぉ。おぬしの貌を覚えとらんのじゃよ。人の顔を暗記するのはあんきらめました。なんちゃってのぉ!フォフォフォ
新人のお前にわしの魔法を見せてやろう!魔法で作るわしのこんがり肉は格別じゃよ?!
お前もわしを見習って早く一人前の魔王軍になるんじゃぞ?そしたらこのかっちょいいローブを着られるようになるぞ?この衣装かっこいいしょう?フォフォフォ
おぬしのその度胸とても気に入った!わしに勝ったら秘密のお昼寝スポットを教えてやるぞ!魔王様には秘密じゃよ?
まだまだお主は修行足りぬ!一に修行、二に修行、三にお昼寝じゃ!!
おぬしさぼってこんな所でなにをしておる!?ここはわしの秘密のお昼寝スポットじゃぞ?そんな言い訳していいわけ?フォフォフォ
わしは自称四天王で最も勇敢な男じゃ!おぬしもわしのように勇敢な魔王軍になることを期待しておるぞ!とりあえずわしがエースでえーっすか?フォフォフォ
わしが若い頃はモテたのぉ!隣の村のそのまた隣の村の娘達からも毎日手紙が来ておったわ!モテたければ強くなるのみじゃ!
おぬしなかなかおしゃれ服を着ておるな?コーディネートはこーでねーとな!フォフォフォ
またこんな所でさぼっておるのか!どれわしが修行相手になってやるぞ!
おぬしの夢はなんじゃ?わしの夢は魔法でこの世を支配することじゃ!支配して毎日お昼寝じゃ!フォフォフォ
おぬしにしつけの教育をしてやるぞ!えっ?しつけー?おぬしも腕があがったのぉ!フォフォフォ
ハートの事をじろじろ見ておったじゃろ?ハートはセクシーじゃからのぉ。いかんいかん、また鞭で叩かれてしまうわ!!
そろそろお昼寝の時間じゃ。わしのお昼寝を邪魔するものは誰であろうが許さぬぞぉぉ!
おぬしもシャレが好きなのか?でもまだまだじゃのう。下手なシャレをいうのはやめなしゃれ!フォフォフォ
年をとると毎日が暇でのぉ。なにかおもしろい遊びを知らんかの?時には遊ぶことも大切じゃぞ!
魔法とは便利なものじゃが、魔法にたよりすぎるとどうも怠けてしまうのぉ。。気分転換に一緒に散歩でもどうじゃ?
聞いてくれ!今日はなんとハートからディナーに誘われたのじゃ!うれでぃーな!フォフォフォ
おぬしのこと気に入ったぞ!わしが直々に魔法を教えてやるぞ!まずは恋の魔法じゃ!興味あるじゃろう??
おぬしに戦いの基本を教えてやろう!それは愛じゃ!!
他の四天王とは仲良くやれておるか?みんな変わっておるけどいいやつばかりじゃよ!
魔法でお金を出してほしいじゃと?そんな事をしたら魔王様に怒られてしまうぞ!おっかねーぞぉ。フォフォフォ
幸せになるためには自分を信じる事じゃ。自分の力を信じて戦うのじゃ!
最近暑くて老いぼれには少々きついわい。魔法で冬にしてしまうかのぉ!
スペードには会ったかの?ちょっと怖く見えるやつじゃが本当は優しいやつじゃよ。みんな昔とは変わってしまったのぉ。
仲良くなった証にわし特製のこんがりチキンをやるぞ!チキンと食えよー!フォフォフォ
おぬしも大分強くなってきたのぉ!そろそろ城の中で厳しい修行をしてみるかのぉ?
おぬしとはこれからもっと仲良くなれる気がするぞ!でもわしの予知を信じるのはよちなさい!フォフォフォ
おぬしとはもう大分仲が深まったのぉ!魔王城にあるわしのお気に入りお昼寝スポットに連れて行ってやるぞ!
魔王城はどうじゃ??見てるだけでワクワクするじゃろ!これからはここで共に戦うのじゃ!
ここがわしのお気に入りのお昼寝スポットじゃ。静かで素敵な場所じゃろ。さてお昼寝の前に特訓じゃ!
どっかでダイヤを見なかったかのぉ?あやつめわしの大事な本を隠してしまったのじゃ!かまってほしいのなら素直に言えばいいのにのぉ。
おぬしはなかなか強いがまだまだギャグの修行が足りんぞ!わしが直々に修行してやるぞ!
魔王城はとても広くて色んな場所があるのじゃ。色々冒険してもいいが迷わんようにな!
これが南の森でとれた傷に効く薬草じゃ。このくさ、くさいじゃろ?フォフォフォ
魔王城の西には訓練所があり、スペードがいる訓練所からはいつも激しい物音がするのじゃよ。どんな恐ろしい訓練をしておるのか想像しただけでもぞっとそるのぉ。
おぬしさっきさぼって昼寝をしておったじゃろ!。。。今度からわしも呼んでくれ!
ダイヤのいる研究所は物であふれておる。。いつか魔法できれいさっぱり片付けてやりたいが掃除をしようとすると怒るのじゃ。
東の薔薇園には行った事あるか?あそこはハートがいつもお茶会をしておるんじゃ。わしも参加したいのぉ。
おぬしと出会えて毎日がワクワクじゃ!おぬしも将来四天王に仲間入りする日も近いかもしれんぞぉ??
今日は朝から忙しくて朝食も食えんかったわ。超ショックじゃ。フォフォフォ
ここがわしの大事な植物などを育てたり魔法の特訓をしている南の森じゃ!不気味がってみんな近づかないのじゃよ。
魔王城にいるやつはみんな変わったばかりのやつが多いが根はいいやつばかりじゃぞ。おぬしもみんなと仲良くなった方が楽しいぞ!
この前マーリンというやつが魔王城周辺にいたらしいぞ。おぬしも怪しいやつを見つけたら報告するのじゃよ。
スペードは誰とも慣れ親しむことをせず、おおかた西の訓練所にいるのじゃ。だがああ見えて優しい一面もあるみたいじゃよ。
ハートはいつみてもセクシーじゃのぉ。おぬしハートにタイプを聞いてきてくれんかのぉ!聞いてきてくれたら特別な魔法を教えてやってもええぞぉ。
昼寝ばっかりしとると腕がなまるぞ!さーて、魔法の特訓じゃ!
スペードの持っている剣を見た事あるか?あの剣は選ばれた者しか扱う事ができないと言われている伝説の剣なのじゃ。
南の森でこれから修行するがおぬしもくるか?ただし屋根はないぞ!やーねー。フォフォフォ
南の森にはとてもきれいな珍しい蝶がいるのじゃ。それをハートにプレゼントしたいのじゃが見つからんのじゃ。見つかったらちょうラッキーじゃ!フォフォフォ
戦いに必要なのは力や経験だけじゃないぞ!愛も大切なのじゃ!!
北にはダイヤの研究所があるのじゃ。研究所であやつはいつもいつも変なものを作っておるのじゃ。
さーて、修行にがんばったらこのあとはステーキでも一緒にどうじゃ!?とってもステキじゃろ?フォフォフォ
南の森には色んな生物もいるんじゃよ。小さい虫でも大きな力を持っている虫もいる。小さい虫でもむしできんな。フォフォフォ
ハートのいる薔薇園はいつもいい香りがするんじゃ。ハートが作るおやつがこれまた絶品なのじゃ!
おぬしとは心と心で通じ会えている気がするぞ。これからもわしの隣を頼むぞ!
魔王様に会ってみたいじゃと!?おぬしなんぞが魔王様と会うのは100年早いわ!
歳をとると魔法を使うのもしんどくなってくるのじゃ。だが、若いもんにはまだまだ負けんぞ!
おぬしはもう立派な魔法使いじゃのう!、そろそろこの杖を渡してもええかもしれんのぉ。この杖はつえーぞー。フォフォフォ
そういえばこないだ魔王の近くでお昼寝をしておったのじゃが空にほうきに乗った奇妙なやつを見かけたんじゃ。おぬしも見なかったか?あれはなんだったのじゃろう。
ついこないだも魔王城で空に浮かんでいる怪しいやつを見かけたぞ!噂によるとマーリンというやつらしいのだがおぬしなにか知っておるか?
他の四天王のみんなも魔王城近くでマーリンとやらを見かけたと言っておったぞ!あの怪しいやつめ、なにが目的なのじゃ!わしのサイン入り写真かの?フォフォフォ
とうとうマーリンをとらえるチャンスがきたぞ!おぬしも協力するんじゃ!おぬしの力を見せてやれ!
ハートと協力してマーリンを捕まえるのじゃ!かっこいい所を。いやいや、マーリンを捕まえるチャンスじゃ!
ここは近くの南の森にマーリンを追い込むぞ!これはすさまじい戦いになるかもしれんのぉ。おぬしも覚悟しとくのじゃ!
わし達は森に先回りをしてマーリンを待ちぶせするぞ!今のうちに力をためるのじゃ!
マーリンのやつがどうとうきたぞ!わしの日頃の修行の成果をみせてやるぞ!この幻術はかかった者の辛い過去を思い出させてしまう恐ろしい術なのじゃ。
わしの幻術でマーリンをやっつけてやったわい!これにこりれもう二度と魔王城には近づきまい!そういえばハートはどこに行ったかのぉ?
ハートは見当たらないようじゃがどっかでわしの活躍を見ていてくれたかのぉ!たまにはわしのかっこいい所も見せないとな!フォフォフォ
これからもまだどんな敵がくるかわからんのぉ。気を抜かずもう一度魔王城の周辺を軽快に警戒じゃ!フォフォフォ
こういう時こそ魔王軍が一致団結して戦わねばならんのじゃ。特にスペードのやつは一人張り切って空回りしてなければいいのじゃが…
四天王のみんなと連絡がなかなか取れんのぉ。みんなが心配じゃよ。じゃが、あせってはだめじゃ。冷静を失っては劣勢になるぞ~。フォフォフォ
人は過去の自分を乗り越えて強くなる。最大の敵とは過去に自分なんじゃよ。みんな辛い過去を乗り越えてきたからこそ今の強い自分がいるのじゃ。
スペードは今頃わしの幻術にはまってる頃かのぉ!実はスペードに幻術を仕掛けたのじゃ。あいつは素直じゃないからこんな事をしないとわかってくれんからのぉ。
全くスぺードというやつはめんどうなやつじゃのう!素直になればよかろうに!まぁあんな過去があれば仕方ないかの。
おぬしにも少なからず辛い過去があるじゃろ。だが、辛い過去ばかりみててもしょうがないのじゃ!前進して全身からみなぎるパワーじゃ!フォフォフォ
人生長い事生きておると色々あるのじゃ。おぬしも今という時間を精一杯楽しんだほうがよいぞ!!
おぬしさっきから顔色が悪いが大丈夫か?…よほど怖かったのじゃな、大丈夫じゃよ。わしがいるからには魔王軍のみんなには指一本ふれさせんぞ!!
魔王城周辺にはもう怪しいやつはいないみたいじゃの!あやつによって誰も傷ついてなければいいが。
おや、あそこにいるのはダイヤかの?魔王城を必死に守っておる。いつもいたずらばかりしてぐずっているダイヤが成長したのぉ。
どれ、ダイヤに侵入者はもう退治した事を知らせんとな。ダイアはああ見えて強い心の持ち主なんじゃよ。
ダイヤがあんなに怯えるのも無理ないのぉ。魔王軍に侵入者なんて滅多に来ないからのぉ。まだ小さいのに怖い思いをさせてしまって悪かったのぉ。
ダイヤが魔王軍に来た時にあまりにも暗くて無口なんでわしの水晶でダイヤの過去をちょっとだけ覗いたことがあってのぉ。もちろんダイヤには内緒じゃぞ?
小さい頃から一人で寂しい思いをしているダイヤに両親の話しをしてあげようかの!あんな顔をいつまでも見ておれんわ!
ダイヤの両親はとっても優秀な科学者での、毎日研究に明け暮れながらもまだ赤ん坊のダイヤをすっごく愛しておったのじゃ。
ダイヤの両親は心配だからダイヤの部屋にカメラばかりつけ、ダイヤ自身に発信機をつけてしまおうとした事もあったみたいじゃ。フォフォフォ
ダイヤの両親は今もきっとどこかで研究を続けているに違いない。きっといつか両親はダイヤの事を迎えにきてくれるから安心せえ。
ここの魔王城には優しさと愛がたくさんあるんじゃ!寂しい時はみんなで一緒にお昼寝じゃ!
ダイヤの両親が迎えに来るまで車で待っておこうかのぉ!フォフォフォさぁわしにとっておきの車をつくっておくれ!
こらこら、なにをそこで突っ立っておる。またいつ敵が現れるかわからんぞ!いつでも気を抜くんじゃないぞ!
っと、その前に魔法の力を使いすぎて疲れてしまったのぉ。修行をしてもやはり歳には勝てんのぉ。
ちょっとだけみんなに隠れてお昼寝タイムじゃ。だれもこないかお主見張っておいてくれ!
なに?もっと修行をしたいのじゃと?そう焦るな。時には休む事も大切なのじゃよ?
お主はたくましく育っておるのぉ。ただ魔法は強いだけじゃなくアートなのじゃ!お主の魔法はあーと少しじゃのぉ。フォフォフォ
魔王軍に入ってだいぶ月日はたつが調子はどうじゃ?最近色々あったがお主と久しぶりにお話がしたいのぉ。
戦いの中でお主は心も強くなったと思うぞ。戦いとは力だけではなく心も強くなるのが本当の戦いなのじゃ。
お主と出会ってだいぶ経つが思ってみればお主の事をまだ知らない部分はたくさんありそうじゃな!今度お昼寝でもしながらゆっくり語ろうじゃないか!
どれ、ここらへんはもう警戒する必要がないみたいじゃな。移動してもいいどー。フォフォフォ
そういえば最近魔王城にすぱいがいるという噂がおるのじゃ!お主もそのスパイに騙されないように気をつけるのじゃよ!
魔王城にスパイとは前代未聞じゃよ。本当にスパイがいるんじゃったらはやく見つけてやっつけねばならんのぉ!
なにやらダイヤが『すぱいたんちき』というやつを発明したそうじゃ!よく使い方はわからんがこれでスパイを見つけられるぞ!
さっそくこれを使って魔王城付近を探索してみるかのぉ。わしは機械はあんま得意じゃないわ。
はて?さっそくすばいたんちきが何やら反応しておるぞ!!?スパイがこの近くにいるみたいじゃ!!
あっちの方向に反応しておるのか?いや、なにかおかしいぞ??
お主に反応しておるぞ!?これはどういう事じゃ??
まさかお主がスパイではないよな?でもダイアの発明品が間違うはずないのじゃが。
ただ、間違いなくお主に反応しておるぞ。これはどういう事じゃ!?わしらを騙したのはお主なのか!!?
その顔をみるとどうやら本当にお主がスパイのようじゃな。よ、よくもわしを騙しておったな!!
なにが目的なのじゃ!?お主を完全に信用しておったのじゃが、こうなったら仕方あるまいな。
勝負じゃ!わしはここでお主を止めてみせるぞ!
修行の時とは違って手加減はなしじゃ。ここまで来た事を後悔するがよい!
くっ、お主もなかなか本気をだせば強いではないか。こうなったらわしのとっておきの魔法でおしおきじゃ!
わ、わしの大事なひげがこげてしまっておる。まさかわしの魔法がお主に負けるなんて。
よくもわしの大事なひげを。お主がなにをしておるかわかっておるのか!
わしはショックじゃ。。お主を心から信用してこれまで一緒に修行をしたりお昼寝をした仲であったのにまさか騙しておるなんて。
怒りもあるがわたしは悲しいぞ!これまでの時間は一体なんだったのじゃ!!
魔王軍をこんな事で倒せると思うでないぞ!魔王軍の本当の恐ろしさはこれからじゃ!
ただ、お主に負けるようではわしも修行が足りんようじゃな。もう一度初心に戻り修行をしてみせるぞ!
一旦ここは引くが、今度はお主の本当の戦いというものを見せてやるぞ!覚悟しておれ!