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【黒ウィズ】アーシュ(サマコレ2020)Story

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん
開催日:2020年6月30日

目次


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story



 あるところにガラスの靴を受け継いだ少女がいました。

Aシンデレラがいる限り、童話世界に悪がはびこることはありません!

 頼もしい仲間と一緒に、戦い続ける毎日。

でも、シンデレラも年頃の女の子。時には、羽を休めたいときがあります。

A童話の世界で困っている人がいれば、いつでも駆けつけますよ!

それが、シンデレラの靴を受け継いだ私の役目ですから!

 それは強がりでもなんでもなく、シンデレラの本心みたいです。

Aけど……。

 なんだか顔色が悪いようね。どうしたのかしら?


 ***


A実は最近、ガラスの靴がきつくて……。

 あら、もしかして太ってしまったの?

Aそういうわけじゃないと思うのですが。少しだけ気にしてます。

 体重は測ってないの?

A増えてはいないと思います。きっと成長期で骨格が大きくなっただけなんです。

 ー度、ちゃんと測ってみたら?

A大丈夫です。きっと骨格が成長しただけですので。というわけで、天の声さん。さようなら。

 待つのよ!

A待ちたくないー。

 はい、そこに乗る。正しい数字出る!

A乗りたくないー。骨格なのです!私の骨格が悪いのです!

 それもこれも、体重を測ればすぐに分かるから!

ええい!服を着てちゃ、正確な斂字はわからないわ!

以前、スノウ姫王子に作ってもらった水着があるわよね?

あれに着替えて、測ってみなさい!

Aいえ、あの……その……。

 さあ、早く早く!


A……。

 なんと、素晴らしいのでしょう。

スノウ姫王子の仕立てた水着も素晴らしいですが、包み込まれたシンデレラのお肌は、とてもきめ細やかで麗しい……。

Aく……苦しいです。

 どうしたの?

A以前は、ちゃんと着れたんですが、いまは身につけるので精ー杯なのです。

ー歩でも動いたら……。

 動いたら?

Aあ。

せっかくスノウちゃんに作ってもらった水着が……。

 なんとまあ。背中の辺りが破れてしまったわ。

アーシュ、正直に答えて。最近、バカ食いするなどした?

Aし、してないです。

 ほらまた。目を逸らさない!

A天の声さんが、どこにいるのか私知りませんし!

 天はちゃんと見ています。ごまかしてもダメよ。

Aうう……。実は、昨夜お城の舞踏会にお呼ばれしたのですが、そこで出された科理が、美味しそうで……。

 つい、食べすぎてしまったと。

A出来心なんです。

貧しかった時の反動で、美味しいものが目の前にあると我慢できない性格なんです。

 わかったわ。私がなんとかいたしましょう。

体型が少し変わったとはいえ、まだ挽回できるわ。

今からダイエットに取り組むのよ!


 ***


演人のみなさんに相談したら、アーシュのダイエットにぜひとも協力したいと申し出てくれたわ。

Aそれってつまり、私が太ってしまったことが、みなさんに知られてしまったということですか?

 ……あ。

 …………。

 ………………てへっ。

Aまあいいですけど!天の声さんには、お世話になってますし!時々口が軽いときがありますけど!

私たち天の声は、演人の皆さんの勧晒を、読者に伝えるのが使命よ。

シンデレラのことは、みんな知りたがってるの。それに太っていてもいいじゃない。

A……そうですね。女の子は、スマートで小柄じゃなければいけない。――なんて昔の価値観ですよね。

 そうそう。今は、不健康なダイエットよりも、健康で豊かな人生よ!

sアーシュ。水着、壊しちゃったんだって?

Aそうなの。ごめんなさい……。

s水着なんて、縫い直せばいいから気にしないで。

 シンデレラが、無様に『体圧』だけで水着を破ってしまったと話したら、すぐに駆けつけてくれたわ。

A無様に……体圧で……。

sアーシュもまだまだ成長期。太ったんじゃなくて、きっと骨格が成長したんだよ。ね?

Aですよね!?スノウちゃんだけです。私のことわかってくれるのは……。

 ところで、スノウ姫王子は、とても痩せているわね?その体型を維持する秘訣はあるの?

A是非、聞かせてください!

s僕は、お城に閉じ込められていた時期が長かったからね。

その時は、ー日にパンー切れ貰えればいい方だったんだ。だから今でも、パンー切れでー日暮らせるんだ。

Aダメです。貧しさに慣れてしまっては!

あと、食べたいものがあったら、あみぐるみを編むんだ。編んでるうちにお腹が膨れたような気になるの。

 編み物ダイエットね?うーん、不器用なシンデレラには無理かもね。

Aー言余計です!

 シンデレラでも取り組めるようなダイエット法はないかしら?

sこういうのは、どうかな?僕が考えたりんごダイエット。

A聞いたことあります。りんごだけを食べるダイエットですよね?

s僕の考えたダイエットは少し違うんだ。

ここに、毒入りのりんごと、普通のりんごがあります。見た目は普通のりんごで見分けがつきません。

どちらか片方を選んで、勇気を出して食ぺてみるの。毒入りのりんごを選んでしまったら、仮死状態になります。

ちょっと苦しいけど、その間は、なにも食べなくて済むから、きっと痩せられるはずだよ。

Aいい方法かもしれません。

 いえいえいえ。痩せるかもしれませんが、そのまま死んじゃうかもしれないわよ?

s試しにやってみようよ。ここにあるりんごをー口かじると……。

 ああ!?倒れてしまった!

A息をしていない……。毒りんごを選んでしまったようです。

 なんと、運のない人なのでしょう。

Aどうしよう。スノウちゃんをどうやって目覚めさせれば……。

sぷはーっ。危なかった。

Aすぐに目覚めたということは、毒りんごではなかったのですか?

sううん。ちゃんとした毒りんごだったよ。

Aええっ!?

s毒りんご食べすぎて、もう慣れちゃった。最近、毒の効きが悪くなってるんだ。

Aそんなことってあるんですね。

 ……ないと思うわ。

でも、シンデレラ。これは姫王子だからできる芸当よ。絶対に真似してはいけませんよ?

Aせっかくスノウちゃんが考えてくれたダイエット方法です。試さないでおくわけにはいきません!

 その勇気は称賛しますが……ああっ!

Aりんご……美味しい。

 よかった。普通のりんごでした。

 その次も。その次も。

 そしてそのまた次も……。シンデレラは毒りんごではなく、普通のりんごを選んだのです。

Aお腹が、いっぱいになってしまいました。

 なんという幸運。さすがシンデレラと言いたいところですが、これではダイエットにならないわね。

sおかしいなー。もしかして、毒りんご入れ忘れたのかなあ?

Aスノウちゃん!?

 幸運なシンデレラと不運な姫王子。いいコンビね、あなたたちふたりは。

sうう……ごめんね。

Aでも、りんごは美味しかったです。

 他の演人からも、ダイエット方法を聞いてみましょう。




 シンデレラが太ったという噂を聞きつけた演人のお仲間が駆けつけてくれたわよ。

Aあの思ったんですけど……。天の声さんって、デリカシーないですよね?

 え?どの辺りが?

A自覚してないのが怖いです。

mアーシュが痩せる方法を探しているって聞いてメメリーたちも一生懸命に考えてきたよ。

A太ったといっても、成長期でちょっと骨格が変わっただけなのです。

だからあまり、真剣に考えなくても……。

r森の木の実ばかり食べてきた私には、太るとはどういうことなのかよくわかりませんが……。

Aあー、なんか私ってダメな女だなって思えてきた。

rできる限り、アーシュさんの力になりたいと思います。

一緒に森に行きましょう。大自然の空気を吸って美味しい木の実だけを食べる生活をすれば、きっと痩せられます。

A骨格なんです……。私の骨格がいけないのです。

mダメだよリコラ。アーシュは、お城の舞踏会にお呼ばれするのも演人のお役目だもん。

そこで美味しい科理を食べるのも仕事のひとつなんだよ……ね?

Aメメリーちゃん!もうやめて!

昨夜も、お呼ばれして、ついテーブルにあったかぼちゃ料理をがっつりと……。

 シンデレラ、この期に及んであなたは何てことを。

mだから、アーシュにこの靴を持ってきたんだ。

 真っ赤な靴。とてもかわいいわね。

m痩せるには、健康な食事と適度な運動が必要だってばっちゃんが言ってた!

この靴を履いたら、ずっと踊り続けちゃうんだって。きっといい運動になるはずだよ!

 まさかその靴って……。

Aさっそく試してみましょう!ガラスの靴を脱いで……と。

 もう履いてる!?

Aおや?足が勝手に踊りだしました。

これはいいですね。とても、いい運動になりそうです。

 ……………………。

 もう踊り続けて1時間。息が切れてきたようね?

Aいい汗かきました。今日は、このぐらいでいいでしょう。

m踊ってるアーシュとってもきれいだったよ。

Aところで……これってどうすれば止まるのでしょう?

mアーシュが自分の意思でやめれば良いんだよ。

A先程から止まろうとしているのです。けど、足が勝手に踊り続けてしまいます。

 やはりこうなったか……。

ある少女が、死ぬまで踊らされたという恐るべき赤い靴。

靴から解放されるには、足を切り落とすしかないわね。

Aそんな!?

mそんな残酷なことしなくても、靴を脱ぐ方法があるよ。

そのまま踊り続けてアーシユが痩せれば、自然に脱げるよ!

メメリーすごいでしょ?

 きっと、その前に踊り疲れて死ぬわね。

Aいやあああああっ。

 仕方ないわね。助けてあげましょう。


「童話の異界から救難信号が出てる歪みっち、魔法使いさんを呼んで!

「……。


童話の異界から救難信号って、一体何があったにゃ?

 これは魔法使いさんと黒猫のウィズ様。実はこうこうこういう理由で……。

Aもうダメ……体力の限界……。

赤い靴のせいで、踊りが止まらなくなったというわけにゃ?

 靴を脱がすために、ご協力いただけませんか?

人の命がかかっているのであれば、と魔法使いさんは承諾してくれました。

そしてアーシユに桧本になる魔法をかけたのです。

Aあっ!

m良かった。靴か脱げた!

 絵本にする魔法をかけると、その演人が本来身に着けていないものは、外れてしまう特徴があるの。

 これでシンデレラの足を切り落とさずに済んだわね。

A……二度と赤い靴は履きません。

 これで魔法使いさんは、お役御免です。お疲れ様。

もう終わりにゃ!?人助けとはいえ、キミも大変にゃ。




Tお兄ちゃん。かわいそうなシンデレラが、助けを求めてきたわよ。

S童話世界のスターが来てくれたんだ、おもてなししなきゃね。

Aあ。あの。お構いなく……です。

 目の前に出されたお菓子の数々。

この空間にあるものは、すべてお菓子でできている。ダイエット中のシンデレラには、毒でしかないわね。

Tあら、どうしたの?食べないの?

Sここにあるのは、怪しい魔女が創った幻想などではない。すべて、本物のお菓子だから安心して。

A好意を無駄にするのも失礼ですよね?

でも、ここで誘惑に負けちゃダメ。耐えなきゃ!

 そもそもの原因は、舞踏会で出された料理の誘惑に勝てなかったあなたがいけないのよ?

A弱い私が憎い……。

 そうよ、あなたはシンデレラ重匯世界のシンボルなの。誘惑に負けないで!頑張れ!

A私は勝つ!甘いものの誘惑にそして、弱い自分自身に!



A私は……勝つ……。

はっ――!?知らない間に、私の手に食べかけのクッキーが!?

いつの間にか、口の周りにチョコレートが!

知らない間に、皿の上にあったマカロンが!

犯人はいったい……誰!?

 あんたよ!

意識が飛んじゃったあと、なにかに取り憑かれたように目の前のお菓子を食べてなりよ。

A嘘です……。天の声さんは、嘘をついてます。

 現実逃避してないで目を覚ませ!

Aあうっ!

S今……空から手が降ってきたような……。

Tそ……そんなわけないでしょ?き、きっと私たちの見間違いよ。

 思い出すの……。あなたがまだアーシュだった頃の貧しい時代を。

Aあの時は、ひどい環境で……。満足な食べ物も与えられず、朝から晩まで働かされていました。

 今こそあなたは、初心に帰るべきよ。

そこで私は考えたわ。あなたのためのダイエット方法を。

その名もシンデレラダイエット。

Aそれはいったいどんなダイエットですか?


 ここは、ある貴族のお屋敷。

ひとりのかわいそうな少女が、いました。

Aしばらく忘れていた懐かしい感触……。こうして幕に触れるのも久しぶりです。

wアーシュ。まだ掃除が終わらないのかい?

Aすいません。もうすぐ終わらせます!

wここ、ホコリが溜まっていてよ。早くきれいになさい。

A今すぐに!……雑巾を絞るのも久しぶり。昔を思い出します。

w今日はお城で舞踏会があるわ。私たちは出かけるから、それまでにお屋散をきれいにしておくのよ。

A行ってらっしゃいませ。

wあら?てっきり、私も行きたいと言い出すのかと思った。

A舞踏会は、もう飽き飽きです。今はお掃除をしてるのが、とても楽しいです。

w変わった子だねえ。

Aおかまいなく、舞踏会に行ってきてください。

wあんたの夕食は台所に用意してあるから、腹が減ったら適当に食べな!

wあんなものが夕飯……かわいそう。

A用意された夕飯は、バンー切れにほとんどお湯のような味気ないスープだけ……。

 シンデレラとなり、お城の舞踏会でみんなにちやほやされているあなたには、到底耐えられない食事でしょう?

A昔は、こんなものでもごちそうでした。

うん……。沢山働いたあとの食事は、とても美味しいです。

 昔の気持ちを忘れないでいてくれたのね。よかったわ。

食べられることのありがたみがわかったのなら、もう贅沢はしないわよね?

A天の声さん……。私は、目が覚めました。

どこかで思い上がっていたのだと思います。

 反省してくれたのなら、それでいいのよ。

Aもうしばらく、今の生活を続けてみようと思います。

 当初と目的は変わってきてしまったけど、シンデレラがそう望むのでしたら、それでいいのよ。




sヴィラードさんをお連れしたよ。

vシンデレラが、ダイエットに苦しんでいるというのは、本当かね?

 ええ、ついこの前までは。

vどうした?天の声の癖に歯切れが悪いな?

 実は、あるダイエットにハマってしまって。

Aスノウちゃん……。ヴィラードさん。お久しぶりです。

sどうしたのアーシュ?顔色、とても悪いよ?

 彼女に初心を思い出してもらうべく、シンデレラになる前の生活を体験してもらったの。

ところが、今度はその生活にハマってしまったようで……。

A沢山働いて、ほんのちょっとの食事……。今の生活の方が、働くこと、そして食べることのありがたみが実感できます。

今の私は、とても充実しています……。ごほっ、ごほっ。

sとても充実しているようには見えないよ!

vそんな不健康なダイエットは今すぐやめるべきだ!

Aですが……やめてしまうと、また元のだらしない自分に戻ってしまいます。

sいくら痩せても、体壊しちゃったら、元も子もないからね!?

v私に任せたまえ。

 なにをするつもり?……まさかその鏡は!?

vそうさ。なんでも答えてくれる魔法の鏡だ!

wあなたが知りたいことになんでも答えます。さあ、聞きたいことを仰ってください。

 鏡になにを訊くというの?シンデレラの体重かしら?

Aいや~!聞きたくないです!

v体重だけじゃない。体脂肪、体水分、筋肉重、BMI……。

そしてそれらから導き出される、理想の食事なども、魔法の鏡は教えてくれるのだ!

sすっごく優秀!

wそれでは早速、シンデレラさんの色々を測らせていただきます。



w計測が終了しました。シンデレラさんの現在の体重は、平均よりもやや低いです。

 なんと!貧困生活のたまものね。

Aダイエットはー応成功したわけですね?

wいいえ!とんでもありません!

体重が落ちると同時に、筋肉量も落ちてます。あと全身の体水分率とタンパク質の量も!

栄養素を摂らずに、無理やり痩せても、待っているのは太りやすくなる体だけです。

このままでは、120%リバウンドするでしょう。

Aつまり、元の体重に戻ってしまうのですか!?

wそれだけならまだしも、病気になるリスクも非常に高まっています。

A苦しい思いをして、乗り越えたのに……。

w必要なのは、適度な運動。そして栄養のある食事をちゃんと子食摂ることです。

運動、食事、瞳眠。この3つが充実していないと、人は決して幸せにはなれません。

くれぐれも忘れないでください。

Aちゃんと栄擬のある食事を摂る……。思えば、全然できてませんでした。

s僕も、栄養のことなんて考えたことなかったな。

 お二人はまだ若いから、多少無理しても体は悲鳴をあげないでしょう。

しかし、歳を取るにつれて、そういうわけにはいかなくなってくるのよ。

A天の声さんは、おいくつなんですか?

w私のことはともかく……。アーシュ、これでわかったわね?

正しく痩せるためにも、まずは正しい食生活。そして運動が必要だということが。

A目が覚めました。みなさんのお陰です。

 それは良かった。


Aみなさん、ご飯の用意ができましたよ。

w今日はやけにいい匂いがするじゃないか。

wうわ、すごい。これ、全部シンデレラが作ったの?

A栄養バランスもちゃんと考えて作りました。これも皆さんの健康のためです。

wでもこれ、緑の野菜ばっかりじゃない?

wこれは鶏肉?なんだか、ぼそぼそして味気ないわね。

 こうしてシンデレラはお屋敷の厨房を仕切り、皆さんの栄養を管理して、継母たちを健康にしました……。

お屋敷の娘たちも、お城の舞踏会には、興味を示さなくなり、みんなとても健康に過ごしましたとさ。

うーん。……こういう話でいいの?!


Aふう。久しぶりに泳いで、いい運動になりました。

スノウちゃんに作ってもらった水着も、こうして再び着れるようになりましたし。

これも、ダイエットに力を貸してくれた皆さんのお陰です。

あ、今日の夕飯はなににしようかな?

鳥の胸肉、ささみ肉、そしてアボカドにそら豆。そうそう、食物繊維もちゃんととらなきゃ。

マッシュポテトにポテトフライ、ポテトサラダにベイクドホテト……。

ヘルシーなお料理をどんどん覚えて、スノウちゃんにもご馳走しようっと。

さてと、そろそろあがって、お夕飯の準備をしなきゃ。


あれ……?



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