【白猫】アンドリュー・思い出
アンドリュー・ウチウスキー cv.川原慶久 宇宙への進出を夢見る青年。宇宙の 素晴らしさを広めるべく、同志を集めている。 | ||
2015/02/25 |
思い出1
シュコー、シュコー……こちらアンドリュー。管制塔、聞こえるか?
私は今、謎の飛行島に着陸した。これより調査を開始する!
えっと~……どちらさま?
か、管制塔!早速、現地住民を発見した。これより対話を試みる!
やあ、諸君!宇宙は好きかい!?
はい!?宇宙!?
えっと……それって空よりもさらに上にあるっていう……?
そう!その宇宙さ!
またえらく唐突ね……まあ、星とかは好きだけど……
うんうん、そうだろうそうだろう!
というわけで、私と一緒に宇宙を目指さないか!?
え? それはつまり……宇宙に行くってことですか?
もちろんそうだとも!あの星々の大海に旅立つのさ!
えええ!そんなの無理に決まってるじゃん!
安心したまえ!宇宙の大いなる意思が、君たちを星の海へと導くだろう!
いきなり話が胡散臭くなったんですけど!
冗談はさておき、私たちの宇宙進出計画は、実現に向けて着実に進行中さ!
うーん……ホントなの~?
あの、すみません、いきなりのお話だったので、ちょっと混乱してしまって……
宇宙に行くって言われても、どーもピンと来ないのよねぇ~。
なんということだ……ここでも宇宙進出の話を理解してもらえないなんて……
いや、まだだ!ここで退くわけにはいかない!
管制塔!現時刻をもって宇宙進出の同志を集める勧誘作戦に移行する!
思い出2
か、管制塔! 緊急事態だ!て、転倒して起きれない!救助を求めるっ!
だ、大丈夫ですか!アンドリューさん!
……ところで、その『かんせいとう』ってなに?
う、宇宙飛行士は、<管制塔>と言ってから報告するのがルールなんだ……!
えっと……だからその<管制塔>っていうのがなんなのか……
もう、キャトラ!今はアンドリューさんを助けるのが先でしょ!
はあ~、しょうがないわね~……うーん、よいしょ……
って、重っ!!
うーん! うーん!も、持ち上がらない……
<主人公たちは、やっとの思いで、アンドリューの体を起こした……>
救助活動、感謝する!君たちのおかげで助かったよ!
ぜえ……ぜえ……あのさ……そのごっつい服はなに?
これかい? <宇宙服>さ!
そのまんまね!
宇宙には空気がないからね。生命維持のために、いろんな装置が積まれているんだ。
それは……すごく重そうですね……
まあね!ざっと私の体重の2倍はある!
ここは宇宙じゃないでしょ!そんな不便な服、脱ぎなさいよ!
これも人々に宇宙を理解してもらう一環なのさ。ほら、かっこいいだろう?
かっこいいかは置いといて……防御力だけはすごそうね……
まあ本当は、これを着るのに何時間もかかるから、脱ぐのが面倒なだけなんだがね!
え……それじゃあ、おトイレやお風呂はどうやって……
……詳しく聞きたいかい?
け、結構です!
思い出3
今日は諸君に、<ロケット>について教えてあげよう!
それって、揚げ物の……?
それは<クロケット>だね!別名コロッケとも言われている!
ロケットとは、宇宙に飛び立つために必要な推進力を生み出す装置さ。
それって、飛行艇みたいなもの?
いやいや、飛行艇以上にもの凄いスピードで飛び立つんだ。
私が持っているコレは、そのミニチュア版といったところかな。
実物はどこにあるのよ?
う、うーん……実はまだ開発途中でね……
ロケットを作るためには、かなりの時間と予算、それに人の手が必要なんだ。
うーん、いきなり現実的な話になった。
事故が起きたら大惨事だからね。何度も稼働試験を繰り返して、安全性を高める必要があるんだ。
もしかして、アンドリューさんが仲間を集めてるのって……
そう!ロケットの件もそうだが、とにかく宇宙進出には人手が必要なんだ。
多くの人々の協力があって、宇宙進出は初めて現実になるのさ!
大変そうですね……
これも夢を叶えるためさ!……ところでモノは相談なのだが……
なによ、あらたまって?
ロケットが完成したら、この飛行島に搭載して、宇宙に出られるか、試してみてもいいかい?
ダメに決まってるでしょ!
ムムム……!成功すれば<ロケッ島>になれるんだよ!?
うまいこと言ったつもりかっ!
思い出4
<ゴポゴポ……>
あら? 池の中から泡が……
<ザパァァァァ!!>
シュコー、シュコー……
<池の中から、アンドリューが飛び出した!>
ぎゃあああ!海坊主よー!……じゃなかった……池坊主?
シュコー……おっと、諸君。驚かせてしまったようだね。
えっと……なにしてるんですか?
宇宙空間を想定した訓練さ。宇宙と水中は環境が似ているんだ。
実際、宇宙では、水の中みたいに物体が浮かぶのだよ!
へえー、そうなんだ……
ところで!宇宙に出たら必要になるモノとは、なんだかわかるかい?
えっ?えーっと……その宇宙服とか?
その宇宙服を着るために必要なモノでもあるね。
うーん……体力?
半分正解!答えは、強靭な肉体と不屈の精神だ!
宇宙での緊急事態が起きても、地上からのバックアップはまず望めない……
だから、宇宙にいる我々だけで冷静に状況を判断し、解決するだけの意思が必要なんだ。
潜水訓練やサバイバル訓練は、そういう意思力を鍛えるのに最適というわけなのさ!
だから、そんなキツそうな訓練してたのね。
フフフ……!すべては宇宙進出のための第一歩なのだよ!
うーん、なんか聞けば聞くほど、宇宙に行くのって大変そうに感じるわね。
私……体力はそんなに自信ないかも……
ああ! 待ちたまえ!もちろん苦難だけじゃないよ!
宇宙には、地上にはないロマンや感動もあってだね……
思い出5
ウーン、これは参ったな……
ウンウン唸って、どうかしたの?
……実は、宇宙同志の勧誘がうまくいかなくてね……
宇宙同志……そんなネーミングだったんだ。
皆、私の宇宙話に興味は持ってくれるけど、同志に、とまではいかず……
その宇宙同志ってさ、今はどれくらいいるの?
私の故郷の島では、島民全員が宇宙同志さ!
この宇宙服や小型ロケットも、彼らが長年かけて開発し、私に託してくれたんだ。
みなさん、本当に宇宙が好きなんですね。
ああ、そうだとも!皆、宇宙に心を奪われたドリーマーな連中さ!
……彼らのためにも、宇宙の素晴らしさを喧伝し、宇宙同志を集めなければ……
勧誘って、そういうことだったのね……
ごめんなさい、アンドリューさん。わたしたちじゃ力になれなくて……
いや、気に病むことはないさ。諸君にも目的があることは私も承知しているからね。
……とはいえ、ウーム。どうしてこうもうまくいかないのだろうか……
まあ、いきなり宇宙って言われても普通の人は戸惑っちゃうかもね。
宇宙自体が漠然としすぎていて、言葉では伝わりにくいのかも……
言葉では伝わらない、か……一応、こうして宇宙服を着て、宇宙のプロモーションを……
そういう問題じゃないと思うわよ!?
ムムム……管制塔……宇宙進出への道は、予想以上に厳しいようだ……
思い出6
おお、光が……あふれて……!どんどん大きくなっていく……!?
えええ!なんかアタシたちまで光に巻き込まれてるんですけど!
きゃああ!
<光は主人公たちを包み込むと……>
うわあ!ア、アタシ、宙に浮いてる!?なにこれ!すごーい!
きれい……あんなにたくさんの星が上にも下にもあるなんて……!
おお!これは……!か、管制塔!報告する!なんと今、私の眼前に……
<宇宙>が見える!<宇宙>は広かった!
<やがて光が収まると、主人公たちは、元の場所へと戻っていた……>
あ、あれが宇宙……なの?ていうか、今のって一体……
……もしかしたら、アンドリューさんが考える宇宙が、ルーンの光を通じてわたしたちに視えたのかも……
まさかそんなことが……!い、いや、しかしあれは確かに、私が夢にまで見た宇宙だった……
なんというか、圧巻だったわ……アンドリューが宇宙に行きたいって気持ちもわかる気がする……
ほんとうだね……神秘的で、ものすごく壮大で、なんだか胸がいっぱいだわ……
そ、そう思うかい!?いやあ、嬉しいなあ!宇宙の良さをわかりあえるなんて!
主人公!ありがとう!ありがとう!すべて君のおかげだ!
こうしてはいられない!引き続き、宇宙同志の勧誘をしなければ!
やはり宇宙は素晴らしい……!この胸の高鳴りと感動を、より多くの人に伝えなければ!
応援してるわよ、アンドリュー!なにか困ったことがあったら、アタシたちも協力するからさ。
宇宙に行く夢……叶うといいですね!
ありがとう、諸君!私も微力ながら、諸君の冒険に協力しよう!
諸君と同じ、遥か遠くの地を夢見る同志として、ね!
その他
・フォースター☆プロジェクト9th Story
・宇宙大好き計画! Story
相関図