エプリル
- 白猫10周年に向けて、メインストーリーの伏線まとめを作成しました
- キャラ称号(二つ名)の一覧を作成しました
名前 | エプリル・ニトン |
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二つ名 | |
年齢 | 不明 |
出身地 | |
初登場 | |
CV |
人物像
エリア・シキシマの<ロクハラタウン>で製造された最新型アンドロイド。自らを「天才」と称し、実際に高い知性と分析能力、演算能力を持つ。その賢さには絶対の自信を持っており、「フフン」「~なのです」といった特徴的な口調で話す。
小柄な見た目をしており、背が低いことを少し気にしている節がある。そのため、アリーゼからはよく「がきんちょ」と呼ばれている。
基本的には素直な性格で、褒められると照れたり喜んだりする姿を見せる。好奇心旺盛で、知らないことに対しては積極的に知識を吸収しようと努力する。アンドロイドであるため食事は不要だが、食べ物や料理という文化には興味を示しており、自ら料理に挑戦することもある。ただし、味覚がインストールされていないため、味付けで失敗することも。
普段は自信家として振る舞うが、かつての相棒ポムのことになると、普段は見せない弱さや強い感情を露わにする。ポムを失った悲しみを抱えながらも、再会を信じて前向きに進もうとする健気さを持つ。
ポムとお揃いでつけていたリボンを大切にしており、失われたポムのリボンも肌身離さず持ち歩いている。いつか再会した時に、また新しいリボンを巻いてあげたいと願っている。
来歴
<ロクハラタウン>で製造された後、相棒のアンドロイドであるポムと共に過ごしていた。街の<代表者>として次世代アップデートの運用試験に臨むが、その過程で予期せぬ事故が発生する。ポムはエプリルを庇って接続を解除し、アップデートの過負荷によって暴走、巨大な怪物へと変貌してしまう。一方、エプリル自身はアップデートに成功し、スタンドアロンでの稼働能力などを獲得した。
当初、エプリルはこの事故に関する記憶を失っていた。これは、彼女を精神的なショックから守ろうとしたアリーゼや街の住人たちによる配慮だった。しかし、街で暴れる怪物の正体がポムであることに違和感を覚え、チハヤたちの協力を得て失われた記憶を取り戻す。
真実を知ったエプリルは、自らの手でポムを止めることを決意。アリーゼ、チハヤ、ゼロキス、そして街の仲間たちと共に激闘の末、怪物化したポムを破壊する。ポムの消滅を悲しむエプリルだったが、破壊される寸前にポムから煌めく塊(アップデートルーン)が飛び去ったという証言を聞き、ポムを復元できる可能性を信じる。そして、アリーゼと共にポムのアップデートルーンを探す旅に出発した。
旅の途中、飛行島を訪れて主人公たちと交流したり、バレンタインの時期にお菓子の家に閉じ込められる事件に遭遇したり、バンズ島でデータが実体化する奇妙な事件の調査に協力したりと、様々な出来事を経験している。
能力
最新型アンドロイドとして、人間を遥かに凌駕する演算能力や分析能力、身体能力を備えている。熱感知機能なども有しているようだ。
固有の能力として「重力操作」を扱うことができる。これにより物体を浮遊させたり、自身を浮かせたりすることが可能。バンズ島でカルマから譲り受けた「エクスパンドユニット」を装着したことで能力が強化され、より大きな対象や遠隔での操作、さらには対象を押し潰す、周囲のものを吸い寄せるバキューム機能、対象を高速回転させて乾燥させるといった多彩な応用が可能となった。戦闘だけでなく、運搬や調理、清掃などにも活用している。
エネルギー供給は、本来は相棒の持つ<クリカラユニット>(アップデートルーン)から行われる。ポムを失った後もスタンドアロンで稼働できているのは、アップデート事故の影響によるものと思われる。ただし、長時間の活動やユニットの連続使用はエネルギー消費が激しく、エネルギー切れを起こしてスリープモードでの急速充填が必要になる場面も見られる。
頭部についている耳のようなパーツは、データ受信などを行うアンテナとしての機能を持つ。
人間関係
- ポム: エプリルにとって唯一無二の相棒であり、最も大切な存在。アップデート事故により暴走・破壊されたが、エプリルは彼女のアップデートルーンを探し、再会を強く願っている。
- アリーゼ: 同じ<ロクハラタウン>出身のアンドロイドで、現在の旅の同行者。エプリルを「がきんちょ」と呼びつつも、常に気にかけて世話を焼いている。エプリルも彼女の不器用な優しさを理解しており、良き友人として見ている。
- クロワ: アリーゼの相棒である<クリカラユニット>。エプリルも認識している。
- チハヤ: <ロクハラタウン>のアンドロイドたちの「ママ」的存在。ポム事件の解決に大きく貢献し、エプリルからも「ママ」と呼ばれ信頼されている。
- ゼロキス: <ロクハラタウン>で出会ったインキュバス。当初は警戒していたが、事件解決への協力や彼の人の良さを知り、友人として認めている。
- シオン、エレノア: お菓子の家での事件を通じて出会い、協力し合った仲間。
- カルマ: バンズ島で出会った冒険家であり発明家。エプリルの能力を認め、装備(エクスパンドユニット)を提供した。エプリルも彼の技術力や考え方には感心している。
- シズ: バンズ島で出会った情報の精霊で、カルマの協力者。