「チェンクロ」チームが送るセガ新作RPG「シン・クロニクル」の事前登録とクローズドβの募集が開始。

真のRPGを標榜する「シン・クロニクル」が発表

セガは2021年10月1日から10月3日まで開催された東京ゲームショウ2021オンラインにて配信された「セガにゅーTGSスペシャル」内で、新作スマホアプリ「シン・クロニクル」(以下シンクロ)の最新情報を発表しました。

シンクロの配信日は2021年12月15日に決定しており、事前登録とクローズドβテストの募集も既に行われています。

事前登録は公式Twitterのフォローなどで、クローズドβテストへの応募は公式サイトから行うことができるので、気になる方はチェックしてみてください。

クローズドβテストの募集期間は2021年10月1日（金）～10月７日（木）23:59までとなっています。

シンクロは、同社の累計2500万DLを突破した「チェインクロニクル」(以下チェンクロ)の正式な後継作であり、続編ではなく、全く新しい世界とストーリー、ゲームシステムになっているとチェンクロの総合ディレクター松永 純氏から語られました。

シンクロの開発チームには、チェンクロチームはもちろん、アーケードゲームである「戦国大戦」チームと「三国志大戦」のチームまで加わっているとのことで、大きなプロジェクトとして動いていることがうかがい知れます。

先日予告として出されたティザートレーラーでは、真のRPGをうたっており、プレイヤーの選択に重きを置いたゲームシステムとチェンクロの遺伝子を継いだ各章10時間以上におよぶ重厚なストーリーが展開されることも判明していて、とにかくストーリーが重視されたゲームとなっているようです。

▼セガ新作RPG ティザートレーラー

やり直しのきかない運命の決断

本作の最も特徴的な部分は、各章のクライマックスで迫られるという「運命の決断」。選んだ選択肢によって「誰が生き残り、誰が死ぬのか」がプレイヤーの手に委ねられています。

ソーシャルゲームのため、当然途中のセーブなどなく、コンシューマーゲームのように選択のやり直しがききません。

シンクロでは「自分だけの物語」が大きなコンセプトとなっており、自身がパーティーに編成しているキャラによって各章のクライマックスに出る選択肢に影響を与えてくるとのことです。

章を重ねるごとに運命の決断を迫られるため、ゲームを進めれば進めるほど他にはない「自分だけの物語」が紡がれていきます。

これまでのスマホRPGでは、どの選択肢を選んでいても物語の大局には影響が薄かったため、シンクロがどのようなストーリーを展開していくのか、非常に気になるところでしょう。

SNSや動画サイトなどでプレイヤー間の交流が可能な現代だからこそ、やり直しのない選択という思い切ったゲームシステムを作れたのかもしれません。

▼セガ新作RPG『シン・クロニクル』TGS2021トレーラー

3Dのターン制バトルシステム

シンクロでは、3Dキャラクターでマップ上を走り回ることが可能で、敵とエンカウントすることでバトルが始まる一般的ターン制RPGのようなシステムになっています。

ソーシャルゲームでは珍しい要素として、キャラのレベルは合成素材のようなアイテムを使用するのではなく、バトルの経験値のみで上がっていくようです。ストーリーと同じようにこういった部分にもコンシューマーゲームのような作りが細部に見て取れます。

各ステージをクリアすることでアイテムや武器を獲得し、武器の性能はランダムで決定されるため、ハクスラのようなやりこみ要素も備わっているようです。

装備獲得に周回要素があることから、ガチャではおそらくキャラが入手できるものと思われます。

高品質な戦闘シーンでのアニメーションやこだわりのサウンドなど、動画でしか確認できない部分も多くあるので、シンクロが気になっている方は「セガにゅー」のアーカイブをチェックしてみてください。

▼【TGS2021 セガ／アトラス】セガにゅー #TGSスペシャル

シン・クロニクルの基本情報