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SGEM Cityとは?スマホで遊んで稼げるブロックチェーンゲームを紹介

投稿日時: 著者:Gamerch編集部

プレイ時間が価値になるSLG「SGEM City」

最近のブロックチェーンゲームには「Play to Earn(P2E)」というトレンドがあります。

直訳すると「遊んで稼ぐ」という意味ですが、これまでのブロックチェーンゲームでは、希少なNFTを手に入れて、マーケットプレイスで売却することで、現実的な利益を得ることができました。


しかし、最近ではゲームのプレイ時間や内容に応じて、ゲームに関連した仮想通貨(トークン)を得られ、その仮想通貨自体を取引所で売買することができるというシステムを持つゲームが多く開発されるようになっています。


SGEM City」も「P2E」の仕組みを持ちながらも、無料で始めることのできるブロックチェーンゲームのひとつです。

そして、「Babo(バボ)」というゲーム独自のキャラクターとスキルの組み合わせには深い戦略性があり、プレイにやりごたえを感じるストラテジージャンルのゲームとなっています。

「SGEM City」公式サイトはこちら

SGEM Cityの始め方

SGEM Cityには、公式サイトから開始するブラウザ版とAndroid版アプリがあります。

iOS版アプリは残念ながらリリースされていませんが、Safariなどでブラウザ版をプレイすることは可能です。


始めるにはまず、公式サイトでアカウントを作成しましょう。

アカウントの作成にはメールアドレスが必要になります。


メールアドレスを入力後にログイン用パスワードを設定したら、認証コードを発行します。

こちらに入力したメールアドレス宛に、認証コードが記載されたメールが届きますので、そのコードを30分以内に入力してください。


アカウントの作成が完了したら、ユーザーネームとアイコンを設定します。

以上の手続きを済ませるとアカウント作成が完了で、そのままゲーム画面に移ります。


今後ブラウザ版でプレイするときは、公式サイトからログイン画面に移行し、設定したメールアドレスとパスワードを入力するだけでログインできます。


こちらがログイン後のマイページになります。

まず、右上がゲーム内の資材や進行に必要な体力(スタミナ)、ゲーム内ウォレットで所有している仮想通貨の残高などの表示になっています。

仮想通貨の入出金は、アイコンをタッチもしくはクリックして行うことができます。


なお、右列一番上のアイコンがゲーム内のトークン「wAA(ラップド・アクア・エンジェリック」で、その下がキャラクターを購入する際の資金になる「wETH(ラップド・イーサリアム)」、そしてその左がゲーム内の機能や他ゲームでも利用できる「wORE(ラップド・オーアールイー)」になります。

そして、ホーム画面のマップには各施設が表示されており、それぞれの機能は次のようになっています。


  • コミュニティ:SGEMコミュニティページの表示
  • マーケット:ゲーム内で「Babo」を取引する機能
  • 研修館:「里親貸出制度」による他ユーザーからBaboを一時的にレンタルする機能
  • 大会:不定期に開催されるトーナメント形式での、ユーザー間における対人戦モード
  • 探検者の家:エネルギーを使ってユニットを購入し、資材を集める派遣機能

この中で最も重要なのが「マーケット」と「研修館」の2つになります。

SGEM Cityではゲームを進めていくために「Babo(バボ)」というユニットが必要になりますが、マーケット機能にて仮想通貨の「ETH」で購入するか、「研修館」で他のユーザーからレンタルすることができます。

こちらについては後ほど詳しく解説していきます。


「大会」や「探検者の家」はレベルが上がるにつれて解放されていく機能になります。


最後に、画面最下部にあるメニューについて、簡単に説明していきます。

メニュー左側のアイコンから、下記の内容となっています。

  • キャラクター:所有もしくはレンタルしているBabo一覧を確認できる
  • カード:各モードで使用するBaboのスキルを設定できる
  • 剣:「突撃モード」と「ソロモード」を遊べる
  • 建築物:進行に必要な「建造」を行うことができる
  • 段ボール:所有しているアイテム一覧を確認できる

特に「カード」と「建造」についてはゲームを攻略するにあたって、重要な要素となります。


SGEM Cityは戦闘時に6枚のカードで設定した「デッキ」を用いてスキルを発動します。

Baboの種族によっては使えるカード・使えないカードがありますので、種族に合ったカードを集めていく必要があります。

また、カードは2枚目以降が重複することで、レベルを上げるためのポイントになっていきます。


そして、戦闘時のパラメータは「建造」したものに依存します。

さまざまな建造物を作成し、そのレベルを上げることでパラメータも上昇していきますが、進行に応じてレベルアップ用の建造が完了するまでの時間も長くなってきますので、資材が集まったらすぐに行うようにしましょう。

ゲームの流れ

「SGEM City」のゲームの流れとしては次のようになっています。


  1. 「Babo」を購入もしくはレンタルする
  2. 「建造」を行って、プレイヤーレベルやパラメータを上げていく
  3. 各施設機能を解放していく
  4. 突撃モードやソロモードを進めていく
  5. 資材やカード、「wAA」を集める
  6. 2~5の繰り返し

ブロックチェーンゲームの特徴のひとつでもある「稼ぐ」ためには、④の突撃モードやソロモードでwAAを集めることが必要です。

ソロモードの報酬としては「1-3」から、突撃モードでは最初からwAAを獲得できますが、どちらも敗北してしまうと報酬は得られません。


そのため、「建造」を行ってパラメータを上げつつ、スキルとなるカードを集めて強くなっていくことが必要になっていきます。

また、建造物のうち、プレイヤーレベルとなる「大本営」のレベルによって、さまざまな機能や新ステージが解放されていくので、優先的にレベルを上げていくようにしましょう。


また、Baboについては購入だけではなく、レンタル機能が存在するため、ブロックチェーンゲームの多くと異なり、無料で遊ぶことができるようになっています。

ただ、レンタルの場合は貸してくれたユーザーにも獲得したwAAの一部が手数料として渡されるので、購入した方がより多くのwAAを集めることができます。


そして、Baboのパラメータは「建造」によって作成されていく建造物によって変化していきますが、それぞれのBaboは「パッシブスキル」と「アクティブスキル」、「種族」による違いがあります。

「種族」は物理攻撃・魔法攻撃のどちらを得意とするかだったり、攻撃よりも耐久に特化していたりなど、パラメータとスキルが異なっています。


では、ゲームを遊ぶために最低限必要なBaboの購入・レンタル方法から解説していきます。

Baboの購入方法

「Babo」はゲーム内のマーケットで購入することができます。

マップ上にある「マーケット」をタッチもしくはクリックすると、マーケットの画面になります。

ここでは売買が成立したBaboの相場確認や、現在販売されているBaboの購入、所有しているBaboの出品ができます。

購入する際は、画面の「すべて」タブを選択します。


すると、販売中のBaboが一覧表示されますので、この中から気になったBaboを選んでみましょう。

Baboの詳細が表示され、どのようなスキルを持っているかなどを確認することができます。


こちらの詳細画面から、最下部にある「購入」ボタンをタッチ・クリックすると購入画面に移ります。

このとき、価格分の「wETH」を所持していないと購入できないので、ゲーム内ウォレットに「wETH」を用意しておく必要があります。

「wETH」の用意について、これはホーム画面の仮想通貨アイコンから行うことができます。

アイコンの左下にある「+(プラス)」を押すと、仮想通貨の入出金情報ができるウインドウが表示されます。

仮想通貨の送金(トランザクション)というのは、仮想通貨取引所やウォレットに送信先の「アドレス」を入力して、そのアドレス宛に行うものです。

入出金ウインドウ上部に「0x~」から始まる文字列がありますが、これが送金先アドレスとなっています。


Baboの購入には「wETH」が必要で、これは「イーサリアム(ETH)」から変換することで手に入れることができます。

そのため、まずは仮想通貨取引所で購入した「ETH」をゲーム内ウォレットに送らなければいけません。


仮想通貨取引所から送金すると、少し時間が経ってからゲーム内ウォレットに反映されるので、それから「wETH」に変換します。

手数料もなく、返還時には同じ数量の「wETH」が得られますが、「ETH」に戻すときには多少の手数料が発生することは覚えておきましょう。


もしアドレスを誤ってしまうと、別のウォレットに送金されてしまい、元に戻すことはできません。


取引所にアドレスを登録するときは必ず、コピーしたものを貼り付けるようにしてください。


wETHの用意ができたら、先ほどの通り「購入」ボタンを押せば、Baboを購入できます。


なお、Baboの中には「初代Babo」と呼ばれる特別なものがあります。

これは時折ゲーム内で販売されるもので、繁殖時の手数料が無料であったり、貸出時の報酬が多くなったりという特典があります。


他にも未実装の機能が使えるということも明らかになっており、マーケットでも基本的に販売されていないので、セールの開催については気を付けておきましょう。

Baboの種類

Baboには現在「戦士系」「魔法系」「射手系」の3種族が主に存在します。

それぞれの特徴は次の通りです。


  • 戦士系:耐久力に優れたバランス型
  • 魔法系:魔法攻撃に特化した遠距離攻撃型
  • 射手系:物理攻撃に特化した高威力攻撃型

基本的には別々の種族を購入することをおすすめします。

カード集めをしたときに使える種族が偏ってしまったり、パラメータ不足で攻略が難しくなってしまったりということがおきますので、ひとつの種族だけを購入するのは控えておきましょう。


ただ、スキルについては、確率になりますが、後に解説する「繁殖」機能で選び直すことができるので、そこまで気にしなくても良いかもしれません。

Baboの繁殖

Babo2つをかけ合わせて「繁殖」することができます。

Baboを繁殖させることで新たなBaboを獲得でき、売却したり貸し出したりすることができるようになります。

繁殖を行うとBaboの「」を手に入れ、卵は5日後に孵化します。

孵化するまではどのようなスキルとなっているかはわかりませんが、種族については「親」となったBaboの種族に関わってきます。


例えば、「戦士系」と「魔法系」をかけ合わせると、卵で生まれてくるBaboはそれぞれ50%の確率でどちらかの種族になります。

逆に、親のBabo2つともが「戦士系」と同じ種族だと、生まれてくるBaboも「戦士系」にしかなりません。


もし購入したBaboのスキルが微妙であっても、繁殖した新たなBaboはより種族に適したスキルになる可能性があります。


ただ、繁殖できる回数に限りがあります。

Baboひとつにつき7回までしか繁殖できないので、注意しておきましょう。


また、Baboの繁殖には「wAA」と「wORE」が必要です。

「wAA」は各モードをプレイすることで集めることができますが、「wORE」は「ユニスワップ(Uniswap)」というオンライン取引所で購入するほか、期間限定で開催される大会などの報酬となっていますので、ゲーム内で集めるのであれば、獲得できる機会を見逃さないようにしてください。

里親貸出制度で無料プレイが可能

この「里親貸出制度(スカラーシップ制度)」によって、「SGEM City」が無料でも遊べるブロックチェーンゲームとなっています。


これはユーザー間でBaboを貸し借りする機能となっており、ホーム画面にある「研修館」から利用することができます。

「研修館」を選択すると、下図のように現在貸出中もしくは借りることのできるBaboがまず表示されます。

他のユーザーに貸出されているBaboはもちろん借りることができないため、左上にある「未貸出のみを表示」にチェックを入れて、借りられるBaboの中から選んでください。


Baboの貸し出しは最大1週間(7日間)行われます。

もし途中で別のユーザーのBaboを借りたいとなった場合は途中で返却することが可能ですが、3日間経たなければ返却できません。


そして、当然ですが、貸出されているBaboが無いこともあります。

このときは追加で貸し出してくれるユーザーが現れるまで待ちましょう。


「里親貸出制度」のおかげで無料プレイができるようになっていますが、借りたBaboだと得られる「wAA」の量が大きく減っていきます。

プレイで獲得した20%が自分の獲得数量になるので、無料である分wAAを集めるのにも時間がかかると思っておきましょう。


逆に自分が貸し出す場合、借りてくれたユーザーが遊んで獲得したwAAの一部をもらえるので、通常のプレイよりもwAAを集めやすくなります。

SGEM Cityの遊び方

「SGEM City」では体力を消費して「ソロモード」と「突撃モード」を遊ぶことができます。

体力は毎日9時に上限まで全回復してくれるので、出来る限り使い切ってしまうことをおすすめします。


どちらのモードでもwAAが獲得でき、「ソロモード」ではカードを、「突撃モード」では資材やエネルギーを多く集めることが中心になります。


Baboの所持数が増えると体力も増えていきますが、初期状態では「20」となっています。

プレイヤーレベルで上昇していくものではないので、注意しておきましょう。


遊び方は基本的に同じで、戦闘マップにおいて、建造物が隠された「雲」をタッチもしくはクリックして出現させ、攻撃していく形になります。

ソロモード(PvEモード)

ソロモードはステージを進めていくことで、カード・wAAなどを獲得できるモードです。

wAAは一日に「60wAA」までの獲得制限があり、各ステージは「大本営」のレベルによって解放されていきます。

例えば、「1-3」は大本営レベル10、「1-4」はレベル12というように解放され、前ステージをクリアするだけでは進めていくことができません。


ステージが進むほど、最大で獲得できるwAAとカードのレベルが増えていくので、大本営レベルを上げつつ、進めていくようにしましょう。


ステージの攻略度は各ステージに設定されている条件によって、★1~★3で表されていきます。

ステージごとに最大で獲得できる報酬の量は決まっており、★が多いほど最大数に近づいていきます。


★がひとつでも獲得できれば報酬を得ることができますが、もしひとつも獲得できない場合は報酬も得られないものの、体力の消費もありません。

ただ時間も無駄になってしまうので、ある程度クリアできるレベルのステージを攻略して報酬を集めていきましょう。


突撃モード(PvPモード)

突撃モードは他プレイヤーと対戦することで、wAA・資材・カードが獲得できる宝箱が手に入ります。

どのユーザーに攻撃するかはランダムとなっており、自身より高いレベルのユーザーとマッチングすることもありますが、更新して切り替えることもできます。


高レベルプレイヤーに勝利するほど、獲得できる資材の量は増えますが、スキル用のカードデッキが十分に揃っていないと、勝つことは難しいです。

また、敗北してしまうと「ランキングポイント」も減ってしまうので、自分と同じくらいの相手を探して戦うようにしましょう。


そして、突撃モードで得られる宝箱は一日10個までという制限があります。

その代わり、wAAの獲得数の上限はないので、なるべく勝つようにできれば、ソロモードよりも集めることができるでしょう。


なお、もちろんですが自分も他のプレイヤーから攻撃されることもあります。

「建造」で各施設のレベルを上げておけば、防衛時の体力や攻撃力の増加につながるので、大本営以外の施設もレベルを上げるようにしておいてください。

Babo × スキルの戦略が奥深い

実際にプレイしてみたところ、ただ大本営のパラメータを上げるだけではソロモードの進行も難しいと感じたこともあります。

カードを集めて都度戦略にあったスキルやBabo固有のアクティブスキルを活用することで、クリアできるといった場面も多くありました。


単調にタッチを繰り返すようなゲームではなく、戦略を考えて遊ぶことのできるゲームであるという印象です。


また、ブロックチェーンゲームでは初期投資が必要であったり、キャラを追加で購入しないとゲームを進めることも難しいということがこれまでありましたが、「里親貸出制度」のおかげで、ある程度進めた段階でキャラの購入を検討できるというのも良い点だと思います。


新たな機能が追加される予定もあり、ブロックチェーンゲーム特有の「他ゲームへの移行」という特徴もありますので、これからのアップデートが楽しみなゲームのひとつです。

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