【ストーリー】EPISODE 7-83-11

| EPISODE ◆ 7-83-11 暗闇サーチ! 深淵の支配者 |
登場人物
セベク、グリム、リリア、シルバー、マレウス
テキスト全文
セベク:「せやああ!!」
ザシュッ!!
グリム:「ひぃ、はぁ……もうヘトヘトなんだゾ。」
グリム:「シルバーのヤツ、どこにいるんだ?」
リリア:「テーブルの上にあるスプーンを魔法で引き寄せてみよ。こう……スッとして、バッ! って感じじゃ。」
シルバー:「スッとして、バッ……?」
セベク:「うぐぐぐぐ……スプーンめ、動け〜!」
セベク・シルバー:「ふんぬぬぬぬ〜〜〜〜!!!」
リリア:「お主ら、もっと肩の力を抜け。魔法に力はいらぬ。」
リリア:「まずだらーんとして、次に、スッ! からの、バッ!」
セベク・シルバー:「?????」
マレウス:「…………ふふふっ。」
リリア:「なにを笑っておるのじゃ、マレウス。」
マレウス:「いや。お前の教え方は昔から変わらないな。感覚的すぎて、僕も理解するのに苦労した。」
マレウス:「シルバー、セベク。僕と同じようにしてみろ。」
マレウス:「呼吸を整えて手を前にかざし、スプーンに糸をかけるところを頭の中でイメージする。」
マレウス:「魔力の糸がスプーンにかかったら……一気に手繰り寄せる。川で魚を釣り上げるのと同じだ。」
シルバー:「手を前にかざして……スプーンに糸をかけるイメージ……そして、魚を釣り上げるように……」
シルバー:「……来いッ!」
シュパッ!
シルバー:「…………っ!できた! 魔法でスプーンを引き寄せられました!」
セベク:「なにっ!?」
シルバー:「ありがとうございます、マレウス様!」
マレウス:「僕は何もしていない。」
セベク:「ぐぬぬ……見ていてくださいマレウス様!僕も成功させてみせます!」
リリア:「これ、セベク。だから力むなと言うておろうが。」
マレウス・リリア:「ふふふ/くふふ」
セベク:「結局、僕が自覚的に魔法を使えるようになったのはこれから1年半ほど後のことだ。」
セベク:「それでもリリア様は根気強く稽古をつけてくださった。」
セベク:「たまにリリア様を訪ねていらっしゃる若様も、僕たちを見守ってくださって……。」
セベク:「……ぐすっ。」
セベク:「こんなところで終わらせはしないぞ……」
セベク:「絶対に!」
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