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【ストーリー】EPISODE 8-7 演習ラビリンス!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 8-7

演習ラビリンス!
禁忌の執行人

登場人物

イグニハイド寮生A,オルト,カリム,クロウリー,シルバー,ディアソムニア寮生A,ハーツラビュル寮生B,マレウス


ハーツラビュル寮‐薔薇の迷路
Heartslabyul Dorm - Rose Maze
クロウリー
……さて、生徒の皆さんお揃いですね。
クロウリー
皆さんに本日挑戦していただく競技は、
『レリック・ラビリンス』です。
カリム
レリック・ラビリンス?
冒険っぽい響きでワクワクするぜ!
シルバー
去年の大会では実施されていない種目だ。
マレウス様はご存知ですか?
マレウス
ふむ。名前だけは資料で目にした覚えがある。だが、
学園対抗戦で行われているのは僕も見たことがない。
マレウス
少なくともこの2年は実施されていないな。
オルト
過去の大会データを検索中……
オルト
ヒットしたよ。
最後に実施されたのは5年前だね。
クロウリー
非常に盛り上がる競技なのですが、
実施にはかなりの準備が必要な種目でして……。
カリム
盛り上がる競技なんて最高じゃないか! 
で、どんなふうにやるんだ?
クロウリー
ルールを説明しましょう。まず君たちには
7人ずつのチームに分かれてもらいます。
クロウリー
フィールド内に散らばる
『魔力が枯れた魔法石』を集め……
クロウリー
所定の補充装置で自身の魔力を注入。
そして、自陣の台座に運ぶ。
クロウリー
制限時間内により多くの石が台座にある
チームの勝利です。
シルバー
魔力が枯れた魔法石に魔力を注入……
自分の体力と魔力の残量を見極める必要があるな。
クロウリー
ええ。そして重要な点がもう1つ。妨害行為も
立派な戦略の一部として認められています。
カリム
えっ、邪魔もアリってことか!?
ざわざわ……
クロウリー
相手チームの魔法石を奪ったり、
台座に運ぶのを邪魔したりするのは問題ありません。
クロウリー
……ただし!! 過度な危険行為は厳禁です。
クロウリー
これはあくまで“競技”!
その点を忘れないように。
マレウス
妨害行為によって対戦相手にひどい怪我を負わせ
れば、こちらが失格ということか。……難しいな。
クロウリー
力押しだけでは勝てない、
攻守一体の競技ということです。
クロウリー
では! これより皆さんが挑む
競技会場(ラビリンス)の地図を配ります。
クロウリー
地図の右上にチーム名が書いてありますから、
チームごとに集まって準備をしてください。
オルト
僕のチームは……『ハト』チーム?
チームメイトは……。
シルバー
オルト、お前もハトか? 俺たちもハトチームだ。
オルト
うん! 今日はよろしくね。みんな。
ハーツラビュル寮生B
ラッキー! 俺たち寮長が2人もいるチームじゃん。
ディアソムニア寮生A
シルバーも選抜選手だったよな?
シルバー
ああ。
イグニハイド寮生A
それに加えて世界最強AI搭載のオルトまでいる。
勝ち確だわ。
オルト
今日は学園対抗戦の魔導補装具のルールを
基準にした機能制限を行ってるけど……
オルト
並の1年生よりは役に立てると思うよ。
クロウリー
では、初戦はハトチームVS.ツバメチームです!
スタート位置についてください。
マレウス
おや……僕たちは初戦のようだな。
カリム
よーし! みんなで協力して、ぜったい勝とうな!
クロウリー
それでは皆さん、
怪我のないよう十分に気をつけて……。
クロウリー
特別授業、開始です!
ピーッ!
シルバー
まずはマップに記されている採取ポイントで
魔法石を手に入れるのが先決か?
カリム
ん? 補充装置はフィールド内に2つしかない
みてーだ。1チーム1箇所ってことかな。
マレウス
見る限り補充装置に分類はない。ということは……
オルト
1チームが2箇所を占有し、敵チームに魔法石への
魔力注入をさせないこともできる。
カリム
えー……それはちょっと意地悪すぎねぇか?
シルバー
妨害行為もルール違反ではない以上
それも戦略のひとつ、ということだろう。
マレウス
「生き残るためならば、卑怯も戦略のうち」……
リリアもよく言っていた。
オルト
効率よく魔法石を納めるには採取、注入、妨害の
役割分担が重要そうだね。
イグニハイド寮生A
なら、ドラコニアが
どちらか1つの補充装置の前に陣取って……
イグニハイド寮生A
敵の補充作業の妨害と魔力注入を
担当すればいいんじゃないか?
ハーツラビュル寮生B
それいいな。だってドラコニアだぜ?
魔力量も俺たちとは段違いだろうし。
ディアソムニア寮生A
1箇所を確実にキープしてもらえるなら……
ディアソムニア寮生A
もう1箇所に魔力注入をしにくる敵を邪魔すれば
かなり差をつけられる。
マレウス
わかった。では僕は補充装置の前で
お前らが石を運んでくるのを待つとしよう。
シルバー
よろしくお願いします、マレウス様。
シルバー
では、俺たちは二手に分かれて
魔法石の採取に向かおう。


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