【ストーリー】EPISODE 7.5-15 誰に向かって言ってるの
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| EPISODE ◆ 7.5-15 誰に向かって言ってるの 休息の冒険者 |
登場人物
エペル,エース,オルト,グリム,ジャック,セベク,デュース,ラギー,ルーク,ヴィル,???
| 大食堂 Cafeteria | |
![]() | セベク バラバラになった紙片に綴られた古語を つなぎ合わせて内容を解読する時間を競うものだ。 |
![]() | セベク 実際の種目では、フィールドに散った紙片や石板を 集める必要があるらしいが……。 |
![]() | デュース それ、つなぐパーツ間違えるととんでもない文章が 出来上がるんじゃないか? |
![]() | オルト そうそう。完成させた文章を読み上げなきゃいけ ないんだけど、めちゃくちゃな文章を作る人が続出。 |
![]() | オルト 配られた手札を組み合わせて決め台詞を作るカード ゲームがあるんだけど、それみたいで面白くって。 |
![]() | オルト 先生も爆笑してたよ。 |
![]() | セベク 教師ともあろう者が授業中に笑い転げるとは。 遊びではないんだぞ! |
![]() | オルト セベクさんも「カボチャの馬車に7人の野獣が乗っ て、たどり着いた法廷で嘘ついて鼻が伸びた」…… |
![]() | オルト っていう天才的な文章を作ってたよね。 |
![]() | エース あははは! 7人の野獣が乗れる馬車って! もうバスじゃん! |
![]() | デュース しかも法廷で鼻が伸びたってどんな状況だよ ……っははは! |
![]() | セベク わ、笑うな! 貴様らだって絶対に おかしな文章を作るに決まっている! |
![]() | セベク おい、ユウ! |
![]() | セベク コイツらが授業で作った変な文章をきっちり 記録しておけ。僕も盛大に笑ってやるからな! |
![]() | ジャック だが、そういう授業があるって もう俺たちは今知っちまったからな。 |
![]() | ジャック 悪いがキッチリ予習して挑ませてもらうぜ。 |
![]() | エペル 僕、予習しててもちゃんとした文章作れる 自信ないなぁ~。 |
![]() | ??? 古代呪文語は、呪術を扱う上で欠かせない言語。 |
![]() | ??? ポムフィオーレ寮生ともあろう者が、 他寮生に負けるなんて許されないわよ。 |
![]() | エペル ひぇっ……この声は! |
![]() | ルーク ボンジュール、若鳥たち! 相席よろしいかな? どこのテーブルも満席で。 |
![]() | デュース はい! |
![]() | デュース おいグリム、席に置いてる教科書どかせっ。 |
![]() | ヴィル ありがとう…… |
![]() | ヴィル ふぅ。 |
![]() | エース あれー。 なんかお疲れ気味じゃないすか、ヴィル先輩。 |
![]() | ヴィル 疲れもするわよ。 |
![]() | ヴィル 魔法災害の後処理が済んだと思ったら、 次は大急ぎで学園対抗戦の準備。 |
![]() | ヴィル 3年生(アタシたち)は5月末までにインターンシップの 申し込みもしなきゃいけなくて…… |
![]() | ヴィル このアタシが締め切りに追われながら ギリギリの作業をしてるなんて、信じられない! |
![]() | グリム いんたーんしっぷってなんだ? |
| → 総合文化祭の時に聞いた話だよ | |
| → インターンシップって なんですっけ? | |
![]() | ルーク ナイトレイブンカレッジの4年生は、 学外の施設や企業に研修に行くことになるのさ。 |
![]() | ルーク 研修先は自分で選んで申し込むのが通例。 どうやら我らが女王はまだお悩みのようだね。 |
![]() | ジャック ヴィル先輩が判断に迷うなんて、珍しいっすね。 |
![]() | ヴィル 映画スタジオに行くことだけは決めてるの。 ただどの企業に行くかを迷っていて…… |
![]() | ヴィル 候補が3社あるんだけど、会社ごとに作風というか、 社風が全然違うのよ。 |
![]() | オルト 映画って監督や脚本はもちろん、 制作スタジオのカラーもかなり色濃く出るよね。 |
![]() | ルーク 1シーズンごとに研修先を変えてみるのはどうだい? |
![]() | ヴィル そう思ってたんだけど、映画制作って、1つの作品が 世に出るまでに何年もかかることもあるでしょう? |
![]() | ヴィル しかもアタシは『ヴィル・シェーンハイト』なのよ。 |
![]() | ヴィル たった3ヶ月じゃ、ちやほやされて笑顔を 振りまいていたらあっという間にインターン終了…… |
![]() | ヴィル なんてことになりそうで。 |
![]() | ヴィル アタシの夢は、俳優として“美”を極めること。 |
![]() | ヴィル でもインターンでは“ただの新人”として、 現場の厳しさをしっかり学びたい。 |
![]() | ヴィル だからアタシは3シーズン、 同じ場所に腰を据えるって決めたの。 |
![]() | ジャック 1年同じ場所でって腹決めてんなら、 確かに「とりあえず」で申し込めないっすね。 |
![]() | セベク だが、 面接や書類選考で落とされることもあるのだろう? |
![]() | セベク 希望の研修先にそのまま行けるかどうか、 まだわからないではないか。 |
![]() | ヴィル 誰に向かって言ってるの、キュウリ。 このアタシが選考で落ちる? |
![]() | ヴィル ありえない! |
![]() | エース ヴィル先輩を“ただの新人”としてこき使わなきゃ いけない企業の人に同情するわ……。 |
![]() | エペル 迫力と貫禄が新人っぽくなさすぎるよね……。 |
![]() | グリム めちゃくちゃ偉そうなんだゾ。 |
![]() | オルト ルークさんはもう申し込みは済んだの? |
![]() | ルーク ウィ! 私は輝石の国の考古学の研究施設に申し込んだよ。 |
![]() | エペル えっ! ヴィルサンどおんなじドゴ行ぐど 思ってったじゃ…… |
![]() | エペル かな? |
![]() | ルーク 私は美を求め、美を助く、愛の狩人(ル・シャソゥ・ドゥアムール)。 |
![]() | ルーク ヴィルのお供をしたい気持ちがあったのは確かだ、 でも…… |
![]() | ルーク それでは私にとっての美の追求にはならない、 と思い直してね。 |
![]() | エペル 美の追求……? |
![]() | ルーク ……ねえ、エペルくん。 |
![]() | ルーク 宝石をただ眺めているだけでは、 その輝きの本質には辿り着けないと思わないかい? |
![]() | ルーク ヴィルの輝きを敬うなればこそ、私は私自身の 歩みで美しさの本質を探求すると決めたのさ。 |
![]() | エペル な、なるほど? |
![]() | エペル よくわからないけど、わかった気がする……かな? |
![]() | セベク 敬愛と追従は別物。 |
![]() | セベク 学びの本質とは、他者に見出すものではなく 自分自身の志である……ということだろう。 |
![]() | デュース セ、セベク、ハント先輩の言葉を理解できるのか!? |
![]() | ジャック 読書家ってのは嘘じゃねぇんだな。 ただ声がデカいだけのヤツだと思ってた。 |
![]() | セベク こんなくだらんことで感心するな! 僕をバカにしているのか! |
![]() | ??? どーもどーも、お話し中失礼しまーす。 ジャックくんの隣の席って、空いてる? |
![]() | ジャック ラギー先輩! はい、空いてます。 |
![]() | ラギー ラッキ~。んじゃ隣にお邪魔しまーす。 |
![]() | ラギー レオナさんが! |
| えっ。 | |
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