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【ストーリー】EPISODE 7-320 出撃スカラビア!

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最終更新者: novira


登場人物

イデア,オルト,カリム,グリム,ジャック,ジャミル,マレウス,ラギー,レオナ


マレウス
ほう……アジームとバイパーもきたか。
ふっ、僕がもてなしてやろう。
カリム
この『闇』って奴ら不気味だし話もできないし……。
なあ、もっと違うもてなしがいいんじゃないか?
ジャミル
そんな話をしてる場合じゃない!
……くるぞ!!
カリム
ふう……なんとか全員追い払ったみたいだ。
ジャック
「うわーっ」とか「おっとっと」とか聞こえてきて
気が抜けるぜ……カリム先輩、大丈夫なんすか。
カリム
えっ、うるさかったか? 
ごめんごめん。
ラギー
気にする必要ないッスよ。なんだかんだ言っても、
ジャックくんより先輩なんだから。
カリム
おう、どーんとまかせとけって。それより、手元の
スマホばっかみてて転んで怪我とかすんなよ。
ラギー
ほらね。「いらねえ心配する暇あったら、
自分のことちゃんとしろ」だって。
カリム
そ、そうは言ってないけどさ。
またみんなと笑顔で会えなきゃ嫌だから。
ラギー
ちなみにー……怪我したって言ったらどうすんの?
何かくれたりする?
カリム
おう! 手当はできないけど、
その分いっぱい応援する!
ラギー
応援って……モノじゃないんッスか~。
ジャック
ははっ、ラギー先輩がしてやられてる。
カリム先輩、やるじゃねえか。

グリム
オイ、ジャミル、後ろだ!
あっ、今度は右! 右右!
グリム
何やってんだ、ちがーう! 
オレ様から見て右なんだゾ!
ジャミル
ああもう! うるさい!!
ジャミル
お前から見て右とかわかるわけないだろう。
ジャミル
ユウ、
グリムを少し黙らせてくれないか!?
グリム
オレ様がサポートしてやってるっていうのに、
なんだその言い草はー!
オルト
グリムさん、ジャミル・バイパーさんの
邪魔をしたらダメだよ。
ジャミル
オルトか、ちょうどいい。今、敵の数が増えてきて、
どうしたものか困ってたところなんだ。
ジャミル
少し手伝ってもらえるか。
オルト
了解。支援するね!
ジャミル
助かるよ。
グリム
オレ様だって手伝ってやってたのに!
なんだその態度の違いは!
ジャミル
よし……これでまだまだやれそうだ。
ジャミル
ユウ。グリムの監督を頼んだぞ。

カリム
うわっ、またたくさん『闇』が……!
ジャミル
カリム、下がってろ。
ジャミル
ふう……こんなところか。
カリム
サンキュー!
やっぱジャミルは強くてかっけーな!
カリム
でもさ、そうやって1人で前に出なくても
オレだってまだまだやれるぜ。
カリム
心配してくれるのは嬉しいけど、
次はオレに任せてくれよ。
ジャミル
別に心配してるわけじゃ……
いや確かに心配は心配なんだが……
ジャミル
っておい!
ジャミル
ふらふら先に行こうとするな。危ないだろう!
カリム
大丈夫だって。
早く2人でマレウスのところに行こう!
ジャミル
はあ……やる気があるのはわかった。
ジャミル
それじゃあ、
次はお前の実力を見せてもらおうか。
カリム
おう!! まっかせとけー!

ジャミル
出たぞカリム。油断するなよ!
カリム
おう。ジャミルも気をつけろよ!
カリム
みんないなくなったかな?
……よし、ここら辺はもう安全みたいだ。
カリム
なあなあ。
さっきの魔法、オレら息ぴったりだったな!
ジャミル
全然ぴったりじゃない。
ジャミル
どうしてあそこで急に飛び出した?
寿命が縮まるかと思ったぞ!
カリム
だって、ジャミルの死角から飛びかかってくる
『闇』が見えたからさ。
ジャミル
それでお前がやられちゃ元も子もないだろう!
……まったく。
ジャミル
この姿になってから、いつもより魔力が溢れてくる。
多少の攻撃は問題ない。それに……
ジャミル
ここで怪我をされちゃ迷惑だ。自分の身を守るのを
最優先に、俺の目の届く場所で戦ってくれ。
ジャミル
なにニヤニヤしてる。聞いてるのか?
カリム
聞いてるって。ほーんと、ジャミルって
小言っぽいよな。ま、それがジャミルなんだけどさ!

ジャミル
うっ……また出てきた。
この『闇』って連中は無限に湧いてくるのか?
レオナ
今、どっかの誰かの泣き言が聞こえてきたなァ。
レオナ
また1人で先走って、勝手に
テンパッてたんじゃねぇのか?
ジャミル
ご心配なく。俺の手が足りないところは
カリムに任せてます。
レオナ
へえ。嘆きの島じゃあんなに空回ってたお前が、
えらい進歩じゃねえか。
レオナ
さすがに同じ間違いを繰り返すような馬鹿じゃ
なかったってことか。安心したぜ。
ジャミル
……俺だって、成長したんですよ。
ジャミル
後輩だからって、ナメないでいただきたい。
ジャミル
俺の本気を見せてやる!
ジャミル
ふん。口ほどにもないな。
レオナ
随分と調子がいいみたいだな。そのまま
あのトカゲ野郎に痛い目遭わせてやれ。
ジャミル
ははっ、元よりそのつもりですよ。

カリム
はあ……はあ……
カリム
ふう。随分長いこと戦ってきたなあ。
ちょっと疲れてきたぜ。
グリム
ふな~。オレ様もオマエらの動きをずっと見てたら
目が痛くなってきたんだゾ~。
グリム
ユウ。
カリムたちと一緒に、ここらで休憩しないか?
イデア
のんびり休憩してる暇はないけど、疲労でパフォー
マンス低下は困る。回復コマンド使っときますわ。
イデア
休憩=回復。
これ、ゲームのお約束なんで。
カリム
ん? なんか体が軽くなった……。
これならまだまだやれそうだ!
カリム
よし行くぞ!
待ってろ、マレウスー!
グリム
あっ、オイ! カリムがまた走り出しやがった。
オレ様に休憩取らせろ!!
→ よし、どんどん行こう!
→ 休んでる暇はないよ、グリム!
グリム
ふなっ、ユウももうすげーやる気じゃね
えか…ちくしょー、オレ様もやるっきゃねえんだゾ!

スカラビア寮
Scarabia Dorm
カリム
ジャミル、大丈夫か?
ジャミル
当然問題ない。お前は? ヘバッてないだろうな。
カリム
おう。バッチリだぜ! ジャミルがすげー魔法で
たっくさん助けてくれたからな。
???
これはこれは。元気な声が聞こえると思えば
お前たちだったか。
ジャミル
はっ。この声は……。
カリム
マレウス!!
マレウス
2人とも、よくきたな。
マレウス
こんなに早く僕の元まで辿り着くとは思わなかった
ぞ。どうやらお前たちを見くびっていたらしい。
カリム
なあマレウス。こんなこと、もうやめよう!
カリム
夢の世界に閉じこもっても、誰も幸せになれないよ。
オレたちはもちろん、マレウスだってそうだ。
カリム
みんなで一緒に学園に帰ろうぜ。
それでさ、仲直りしよう!
マレウス
学園か……。
マレウス
アジーム……僕のこの気持ちは
ヒトであるお前にはわかるまい。
マレウス
いや、理解しろというのも酷な話だ。僕が全て
うまくやるから、お前たちは何も心配するな。
カリム
そうじゃなくて……!
ジャミル
やめておけ、カリム。何を言っても無駄だ。
ジャミル
マレウス先輩。先程は
素敵な夢をありがとうございました。
ジャミル
望み通りの夢の世界で
自分でも気付かなかった自分を見せられて……
ジャミル
こんなに最悪な気分はない。
マレウス
おや、気に入らなかったか? ならばもう一度
やり直そう。そして幸せな夢に浸るがいい。
ジャミル
いいや、あなたこそいい加減目を覚ますべきだ。
全部自分の思い通りに行くと思ったら大間違いだぞ!
カリム
その通りだ、ジャミル。
マレウスを止めよう!

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