【ストーリー】EPISODE 11 奪い取ってきなさい!

| - 奪い取ってきなさい! - |
登場人物
ヴィル、カリム、ジャミル、ラギー、レオナ、グリム
テキスト全文
── ポムフィオーレ寮‐ボールルーム ──
ヴィル:「いよいよ今日は、フェアリーガラ当日……」
カリム:「この布、どこに巻けばいいんだっけ?」
ジャミル:「貸してみろ。こうして肩にかけて」
ジャミル:「……これでいい。」
ラギー:「やっぱこんな高そうな服着るのは緊張っていうか……むずむずするッス。」
レオナ:「堂々としてりゃお前だってそれなりに見えるんだよ。おどおどすんな。」
グリム:「みんなキラキラして眩しいんだゾ!」
ジャミル:「刺繍のおかげもあるけど、ふりかけられた妖精の粉の効果かもな。」
選択肢:
├ [ みんな、似合ってます ]
└ [ みんな、見違えました ]
レオナ:「そういうお前は……まあ、」
レオナ:「草食動物にしちゃ悪くない。」
ジャミル:「ああ。ユウもちゃんと妖精らしく見えている。」
ヴィル:「アンタたち、準備はできた?」
ヴィル:「最後で気を抜いたら、厳しい特訓に耐えた意味がない。鏡を見て、メイクのチェックも入念になさい。」
ヴィル:「最初は無様な芋洗い状態でどうなることかと思ったけど………」
ヴィル:「今日のアンタたちの仕上がり、悪くないわ。」
カリム:「ヴ……」
カリム:「……………」
カリム:「ヴィル先生~~~!」
カリム:「踊れるようになったのは、ヴィル先生のおかげだ。オレ、本番も頑張るからな!」
ヴィル:「本来の目的を忘れないで。」
ヴィル:「アンタたちの任務は妖精に奪われた魔法石を奪還すること。」
ヴィル:「妖精に奪われた魔法石がなければ学園に平穏は訪れない……。」
ヴィル:「いいこと?ランウェイの上は、戦場よ。」
ヴィル:「最高のパフォーマンスで視線とティアラを奪い取ってきなさい!」
はい!
── 植物園 ──
ジャミル:「フェアリーガラの会場である植物園は、この中だ。」
ジャミル:「ここから先に会うヤツはみんな妖精。俺たちが人間であることを知られてはいけない。」
ジャミル:「十分に気を付けてくれ。特に……」
ジャミル:「ん?」
ジャミル:「……おい、カリムはどこだ!?」
ラギー:「えっ?……そういえばさっきからいないッス!」
レオナ:「あの野郎、さっそくふらふらと……。」
カリム:「おーい、みんなー!」
ジャミル:「カリム! 勝手にフラフラするな。まったく……緊張感がなさすぎる。」
カリム:「大変なんだ。ちょっとこっちに来て手をかしてくれ!」
ジャミル:「はあ? なにか珍しいものでもあったのか?でも今は遊んでる場合じゃ……」
カリム:「いいから、早く早く!」
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