【ストーリー】EPISODE 0 リドルの願いごと

| - リドルの願いごと - |
登場人物
リドル、トレイ
テキスト全文
── ハーツラビュル寮‐リドルの部屋 ──
リドル:「ボクの願いは……」
リドル:「『次の定期テストの総合成績でハーツラビュルの平均点が他寮を圧倒しますように』」
トレイ:「あー、中間考査では、オクタヴィネルやスカラビアに届かなかったからな。」
トレイ:「でも「ハーツラビュルの」って……自分自身の成績について願わなくて良いのか?」
リドル:「寮長として当然だ。それにボクの成績は今さら星に願うまでもないからね。」
リドル:「願掛けなんかしなくても、一番以外はありえない。」
トレイ:「愚問だったな。失礼しました、寮長。」
リドル:「わかればよろしい。」
リドル:「とはいえ、ボクもこんな願掛け1つで寮生たちの成績が上がるなんて思っていないよ。」
リドル:「願いごととは別に寮生たちの成績を上げる現実的なプランは考えてある。」
トレイ:「「現実的なプラン」?」
トレイ:「……参考までに聞きたいんだが、どんな内容だ?」
リドル:「簡単さ。平均点を著しく下げる生徒を集めて勉強会を開くんだ。」
リドル:「……ただし、ボク特製の小テストで満点をとるまでは寮から一歩も出られないという特別なものだけどね。」
トレイ:「!?」
リドル:「次こそ絶対に、ボクのハーツラビュルを1位にしてみせる!」
トレイ:「そ、そうか。」
トレイ:「寮生たちのためにもリドルの願いが叶えばいいが……。」
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