愛野 ヒカリ/最強の花嫁
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※ここはCHUNITHM PARADISE LOST以前に実装されたキャラクターのページです。
- このページに記載されているすべてのスキルの効果は、CHUNITHM PARADISE LOSTまでのものです(限界突破の証系を除き、NEW以降で入手・使用できません)。
- 専用スキル装備時に名前とグラフィックが変化していたキャラクター(いわゆるトランスフォーム対応キャラ)は、RANK 15にすることで該当グラフィックを自由に選択可能となります。
Illustrator:tonito
名前 | 愛野ヒカリ(あいの ひかり) |
---|---|
年齢 | 18歳 |
職業 | 元気な歌姫系アイドル! |
特技 | 息継ぎなしで1分「あー」と言える |
- 2019年6月6日追加
- AMAZON ep.Vマップ3完走で入手。<終了済>
- 入手方法:2021/6/10~7/7開催の「「幸せを願う、白のマリアージュ3」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2022/2/3~2022/3/2開催の「「最後の物語。約束はあなたと共に」ガチャ」<終了済>
- AMAZON ep.VIマップ4のマップボーナス(+3)に名指しで指定されていた。
- 「癒しの歌声」「サマーカーニバル」は装備できない。
- 対応楽曲は「THE BRASS OF GOODSPEED!!」。
縦横無尽に動き回り、はつらつな歌声が特徴の体力おばけアイドル。
愛野 ヒカリ【 通常 / 最愛の光 / サンシャインサマー / 最強の花嫁 / 最盛のエール / シャイニーフラワー 】
すっかり体力おばけというイメージが定着した彼女に、今度はウェディングプロモーションという仕事が舞い込むのだが…?
スキル
- 天使の応援 [SUPPORT]
- 時間ボーナスとしては破格のボーナス量だが、ゲージ4本に到達するまでという制限がある。演奏時間が長く、かつ前半の密度が薄い譜面ほどボーナス量は多くなる。
- 筐体内の入手方法(2021/8/5時点):
- 筐体内では入手できない。
プレイ環境 | 最大 | |
---|---|---|
開始時期 | ガチャ | |
PARADISE× (2021/8/5~) | 無し | × |
あり | ||
PARADISE (~2021/8/4) | 無し | |
あり | +11 | |
CRYSTAL+以前 |
GRADE | 効果 |
---|---|
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 (2021/8/5以降では未登場) | |
初期値 | ゲージが4本未満の時 一定時間ごとにボーナス +1500 |
+1 | 〃 +1600 |
+2 | 〃 +1700 |
+3 | 〃 +1800 |
+4 | 〃 +1900 |
+5 | 〃 +2000 |
+6 | 〃 +2100 |
+7 | 〃 +2200 |
+8 | 〃 +2300 |
+9 | 〃 +2400 |
+10 | 〃 +2500 |
+11 | 〃 +2600 |
理論値:不定(譜面依存) |
所有キャラ【 美嶋 はるな(天) / 兎音 ココ(相) / 愛野 ヒカリ(嫁) 】
ランクテーブル
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
スキル | Ep.1 | - | - | スキル | |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
Ep.2 | - | - | Ep.3 | スキル | |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | |
Ep.4 | - | - | Ep.5 | スキル | |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | |
スキル | |||||
~50 | |||||
スキル | |||||
~100 | |||||
スキル |
STORY
『アイドルファイトin真夏の無人島 ~ドキドキ美少女がキャッキャうふふ~』で優勝して以来、単に歌って踊れるだけではなく、身のこなしまで超一流だということが証明されたヒカリ。
そんなヒカリの最近の勢いは疾風怒濤! 今や彼女は日本中から愛されるDIVAとなったのだ!
そんな天高く登る龍のように絶好調なヒカリに対し、彼女のマネージャーはちょっと浮かない顔だ。今日も彼は1人、ため息をついていた。
「はぁ……まずい。このままではヒカリちゃんのイメージが……」
ヒカリは確かに名実ともに日本を代表するDIVAとなった。
しかし、彼女に対するイメージを調査すれば、きっと次のようなコメントが返ってくるだろう。
即ち『超肉体派アイドル』『脳筋DIVA』
『体力お化け』……である。
むろん、マネージャーはヒカリの人気を心から喜んでいるし、身体能力の高さは素晴らしいと評価している。
だが、それでも最近のヒカリにまとわりつくイメージは彼の望む物とは、少し……いや大分かけ離れていた。
「本当のヒカリちゃんは、思わずギュッと抱きしめたくなるようなアイドルなんだ! 戦場の狼みたいな勇ましいイメージは彼女に相応しくない! もっと彼女の愛らしさを知ってもらわないと!」
……このように、マネージャーはヒカリを想うあまりに悩んでいたのである。(ちなみに本人はマネージャーの悩みなど知らず、日々楽しくアイドル活動に励んでいる)
そんなある日のこと、マネージャーの元に一件の仕事の依頼が飛び込んでくる。それはウェディングドレスのプロモーション依頼だった。
ヒカリを『初々しい花嫁さん』に見立て、イベントやLIVEを行ってほしいというのだ。
「こ……これだ! これでヒカリちゃんの本当の魅力をファンに伝えることができるぞ!」
悩めるマネージャーは早速この依頼を引き受けることにした。
愛野ヒカリのアイドル道、奇跡の軌道修正なるか!?
「……というわけで、今回のお仕事は、ウエディングドレスのプロモーションだよ!」
「うわぁ! 素敵! 実際にウエディングドレスを着てLIVEができるんですか?」
「もちろん! ……あ、でもLIVEの前のイベントでヒカリちゃんにはゲストたちに手料理を振る舞ってもらいたいんだ」
「手料理……ですか? それじゃあ、しっかりと練習しないとですね!」
キラキラと目を光らせながら喜ぶヒカリを見て、マネージャーは心の中でガッツポーズを取った。
(よしっ! これで、ヒカリちゃんの清楚で愛らしいイメージを前面に押し出せるぞ!)
マネージャーの中で花嫁さんというのは『しとやか』というイメージが先行していた。もちろんこれは間違いではない。
だが、そのイメージはあくまで『花嫁さん』の一面を捉えただけに過ぎない。彼はそのことを失念していた。よって、最後に余計な一言を零してしまったのである。
「……ヒカリちゃんにとって、理想のお嫁さんって、どういう感じかな?」
「理想のお嫁さん……ですか?」
「うん。まあ、色んな意見はあると思うけど、花嫁さんは女性にとって最も輝かしい瞬間の一つだと思うんだ。だから、イベントでもヒカリちゃんがなりたいって思うお嫁さんをしっかりとイメージした方が、上手くいくと思うんだよ」
「イメージするのは常に理想のお嫁さん……ってことですか」
マネージャーの一言でヒカリは考え込んでしまった。
「……そもそもお嫁さんって、なんでしょう?……旦那さんと共に生きて、将来的には子供を育てるかもしれなくて……つまり家庭の最強の守護者……」
「ちょ、ちょっと……ヒカリちゃん?」
何やらヒカリの独り言に不穏な気配を感じたマネージャー。そして、良くも悪くも、思い込んだら一直線のヒカリにはマネージャーの言葉はもはや届かなかった。
「……分かりました! 私、必ず最強のお嫁さんになってみせます!」
「ヒ、ヒカリちゃん!? どこへ行くんだ!」
ヒカリはマネージャーを置いて、どこかへと旅立って行ってしまった。
こうしてヒカリの『花嫁修行』の幕が上がったのである。
ウエディングドレスのプロモーションモデルに選ばれ、理想のお嫁さんを目指すために『花嫁修行』に出たヒカリだが……。
「……まずは、理想のお嫁さんになるためにはどうしたらいいのか、調べてみよう!」
……意外にもヒカリが取った手段は普通だった。まずヒカリは婚活の本を読み、ネットを検索して、お嫁さんに求められる要素の研究を始めたのである。
「『男を落とすには胃袋を掴むべし!』なるほど……」
婚活アドバイザーのブログを読んだヒカリは、大きく頷いた。
もちろんこの場合の『胃袋を掴む』とは『料理のスキルを上げて、手料理で男を落とせ』ということである。
しかしながら芸能界素直さランキングがあれば、かなり上位に食い込むであろうヒカリは違った。
「……胃袋を掴む? 男を落とす? ……でも実際に旦那様を落としたら大変だよね? ……横隔膜に強い衝撃を与えろってことかな?」
婚活アドバイザーの言葉を素直にそのまま捉えたヒカリは、花嫁修行の旅の中で出会った、世界中のならず者の男たちをボディブローのみで倒していった。
だが……。
「おかしいな……ちっとも料理が上手くなった気配がないんだけど」
考えるまでもなく当たり前のことなのだが、芸能界で脳筋ランキングがあれば、確実にナンバーワンになるであろうヒカリには、何が問題なのか分からなかった。
理想のお嫁さんには程遠く、彼女の後ろにはボディブローによる地獄の苦しみで呼吸困難になった男たちの屍が転がるだけだ。
ヒカリは悩んだ。その日もヒカリは自然豊かな山の中で、迷いを振り払うために、ひたすら山籠もりという名の花嫁修業に励んでいた。
けれども一向に解決策は見えてこない。
「どうしよう……どうすれば、最強のお嫁さんになれるの!?」
「……お困りのようじゃな。お嬢さん」
「誰!?」
ヒカリの目の前に現れたのは、まるで仙人のような風貌をした老人だった。ところが、彼の圧倒的な気迫は、仙郷の住人とは程遠い。
「貴方はいったい……」
「まあまあ、まずはこの味噌汁を召し上がれ」
ヒカリは老人に勧められるままに、素朴な木の椀に入った味噌汁を口にした。すると……。
「すごい……! この口に含んだ瞬間に広がる複雑な味! シンプルな味噌汁のはずなのに、まるで宇宙のよう……!」
ヒカリは驚愕した。そして、瞬時に理解した。これこそが自分が求めていた、理想のお嫁さんが作るのに相応しい味噌汁だと。
「お、おじいさん……貴方はいったい、何者なんですか?」
「ワシはこの山で生活するただのマタギじゃよ」
そう老人は山で獣を追い、その命をいただく猟師。即ちマタギだ。
されど、ただのマタギではない。彼はジビエ料理界ではその名を知らぬと言われている、いわばカリスマタギだったのである!
「おじいさん! どうか私を弟子にしてください!」
「よかろう……だがワシの修行は甘くないぞ?」
カリスマタギに弟子入りしたヒカリは、あっという間に頭角を現し始めた。
「……ヒカリ! 食材は鮮度が何よりも重要じゃ!」
「はい! 師匠!」
「さあ、この味噌汁に入れる豆腐を、瞬きの間に斬ってみせよ!」
「はい!」
ヒカリは華麗に空高く跳躍すると、師匠が放った豆腐に向かい、独特の呼吸法を用いて鋭い手刀を繰り出す!
「ヒョォォォ……シャオッ!!」
豆腐はあっという間に賽の目切りになり、お椀の中に綺麗に入った。
「……あなたたちの味噌は何色なのッ!!」
「赤じゃ! この味噌汁には赤が合う!」
師匠の言葉通り、自然の旨みが凝縮した山の幸には、濃くて味わい深い赤味噌がピッタリだった。
……こうして、着実にその力をつけていったヒカリは遂に最終奥義(レシピ)である『究極の肉じゃが』の教えを学ぶことになる。
肉じゃが……それは最も家庭的であり、また料理人の技量を問われる煮物である。
「肉じゃがは豚肉と牛肉、またその両方を使う流派があるが、ワシの流派では豚肉を使うことにしておる……。しかもただの豚肉ではない! 牡丹……つまり、猪の肉じゃ!」
「なるほど牡丹肉ですか……で、どんな猪を狩れば良いのでしょう?」
「……『黒ヨロイ』じゃ!」
カリスマタギはヒカリに猪の中でも最強王者と謳われる『黒ヨロイ』を狩るように命ずる。
過去、何人ものマタギたちをその鋭い牙で貫いてきた黒ヨロイ……だが、ヒカリは少しも怯むこともなく、山塊のような体躯に挑む!
しかし、黒ヨロイは山の王。アイドル王者のヒカリも流石に野生の王者の前に苦戦する。勝負は長時間に及んだが……。
「あっ!」
疲れのためか、ヒカリの身体がよろめいた! その瞬間、黒ヨロイは真っ直ぐに突っ込んできた!
だが、それはヒカリの作戦だった!
「……狙い通り! はぁああーーッ!!」
黒ヨロイの突進を避けたヒカリは咄嗟に黒ヨロイの後ろ足首を掴み、そのまま崖から飛び降り、空中で逆さになった黒ヨロイの前足、人間でいう腋に当たる部分に足をかけてそのまま勢い良く落下した!
「喰らえッ! ヒカリドライバーッ!!」
……勝負は決した。見事、己の体技により黒ヨロイを倒したヒカリに思わず師匠も感嘆する。
「……へのつっぱりはいらんなぁ! 見事じゃ! ヒカリッ!」
こうしてヒカリは最終奥義(レシピ)を習得し、また極上の牡丹肉もゲットして、無事に花嫁修行を終えたのだった。
いよいよ迎えたウエディングドレスプロモーションイベント当日。
1つの汚れもない純白のドレスに身を包み、ほんのりと化粧を施したヒカリ。レースのヴェールの向こうで笑うヒカリの頬は、心なしか上気している。
今日のヒカリは、心の底から美しかった。ヒカリの姿を見たマネージャーの目にも思わず涙が光る。
「ヒカリちゃん……本当に綺麗だよ」
「ありがとうございます。マネージャー」
ウエディングドレスの撮影をした後、イベントのメインの1つ『仮想新妻ヒカリの手料理ご馳走会』も非常に和やかなムードで進んでいった。
カリスマタギに弟子入り、究極奥義を会得したヒカリの料理は見た目も味も絶品だ。
「……美味しい! 材料の切り方は独特だけど!」
「ハムッ! ハフハフ、ハフッ!!」
イベントに選ばれたファンやゲストたちは、ヒカリの手料理を満面の笑みで口に運んでいる。それを見たマネージャーもまた笑顔で頷く。
(よしよし。これで世間のヒカリちゃんのイメージも変わってきただろう)
事実、ファンの中からはこんな囁きが聞こえてきている。
「……ヒカリちゃんって、元気な姿が魅力的だと思ってたけど……」
「……ああやって、家庭的なヒカリちゃんもいいよな」
(ふっふっふっ! これぞギャップ萌え! いつものヒカリちゃんと違った魅力にファンもメロメロだ!)
……イベントはマネージャーの狙い通りに進んでいった。
『このままヒカリのアイドル路線も、清純派に切り替えられるかも?』
……ヒカリ本人以外、誰しもがそう思っていた。だが、アイドルの神のイタズラか、それとも戦女神の導きか……イベント会場に突如轟音が鳴り響く!
「た、大変だ! 巨大なイノシシがッ!?」
「えっ!?」
現れたのは、赤毛のメスの巨大イノシシだった。
「あ、あれは! 『紅ヨロイ』じゃ!」
「紅ヨロイ!?」
「紅ヨロイは、黒ヨロイの嫁じゃ!」
弟子の成果を見届けるために、イベントにやってきていたカリスマタギから紅ヨロイの名を聞いたヒカリの顔に緊張が走る。
というのも、紅ヨロイはともすれば黒ヨロイよりも強いと言われている伝説の山の女王だったのだ!
愛する夫をヒカリに倒された紅ヨロイ……その怒りはまさしく絶頂に達しているだろう。
絶望と憤怒により極限の力の塊となった彼女は、夫の仇を取るために山を下りて、ヒカリを探しここに辿り着いたのだ!
「ブモォォォオオーーッ!」
「紅ヨロイ……貴女の怒りは正当なものよ。でもファンを守るためにも、私は負けるわけにはいかないのッ!」
今ここに種族を超えた最強の花嫁同士のバトルが幕を上げる!
噂通り紅ヨロイは夫の黒ヨロイを超える強さを秘めていた。
紅ヨロイとの戦闘は凄まじく、世界中の男たちを落とし、山の獣に勝利してきたヒカリと言えども、技を繰り出せず、中々近寄ることもできない。
けれど、ヒカリは焦るどころか、ある種の満足感すら得ていた。
(すごい! やっぱり花嫁は最強なんだ!)
ヒカリに向かって疾走してくる紅ヨロイは強く、そして美しかった。
『花嫁は最強で最美』……自分の考えの正しさを実感したヒカリ。それぐらい紅ヒカリの強さは圧倒的だった。
ヒカリと紅ヨロイの実力は互角。勝負は拮抗状態に陥る。
だが唯一、ヒカリに有って紅ヨロイに欠けているものがあった。
それは……。
「……花嫁衣装はお嫁さんの最強装備! 今の私は誰にも負けないよッ!」
ウエディングドレスというバトルスーツは、ヒカリの力を最大限に発揮させた。そして彼女の内に秘められていた潜在能力すらも開花させたのである!
「……人類最強の家庭の守護者! 花嫁の力、受けなさいッ! はあぁーーッ!!」
「ブモォッ!?」
ヒカリは目にも留まらぬ貫手を放ち、そのまま紅ヨロイの鼻先を掴むと逆さの状態で空中に投げる!
そして自分も宙に飛ぶと、紅ヨロイの後ろ脚をガッチリ掴んだ!
「……ヒカリ・バスターッ!!」
「ンブモォォォーーッ!!」
ヒカリの肩に首から激突した紅ヨロイは、そのまま意識を失い倒れた。
ヒカリの技を見たカリスマタギは、思わず冷や汗を掻きながら喉を鳴らした。
「……まさかMTG48(マタギ48)の必殺技の一つを自力で身に着けるとは! ……恐ろしい娘だ」
山の最強の花嫁を打ち負かしたヒカリだが、勝利の余韻に酔いしれることはなく、むしろ慈愛の目で紅ヨロイを見つめていた。
「……紅ヨロイ、貴女の強さ、そして愛はしっかりと受け止めたよ。山へお帰り、そして黒ヨロイJrと共に生きて……」
紅ヨロイと勝負したヒカリには分かっていた。紅ヨロイが黒ヨロイとの間にできた子供を身ごもっていることを……そして彼女はスタッフとカリスマタギに頼み、紅ヨロイを山へ返すことに成功したのである。
こうして会場の平和は守られた。熱い勝負、そして紅ヨロイの愛に会場のファンやスタッフたちは感動で涙している。
ところが、その中で1人だけ、別の涙を流している人物がいた。ヒカリのマネージャーだ。
「ああ……これでまたヒカリちゃんのイメージがマッスルに傾いてしまった! こんなはずじゃあ……」
1人でさめざめと泣くマネージャー。しかしそんな彼の苦悩など知らないヒカリは元気一杯だ。
「どうしたんですか? マネージャー?」
「え? えっと……」
「……あ、もしかして、お腹が減ってるんじゃないですか? じゃあ、これどうぞ!」
「もがっ!?」
突然ヒカリに究極の肉じゃがを口に突っ込まれたマネージャーは目を白黒させるが、すぐにその美味しさに叫び声を挙げる。
「うっ! 美味いっ! 美味すぎる!」
いつの間にか泣き止んで、バクバクと肉じゃがを頬張るマネージャーを見て、ヒカリもニッコリと微笑む。
「お腹が減ってると悲しい気分になっちゃいますよね! マネージャーの元気が出て、良かったです!」
(はっ!?)
マネージャーはヒカリの笑顔と肉じゃがの美味さに気がついた。
(……そうだ。ヒカリちゃんの最大の魅力は、ファンや周りの人間を本気で想える心……愛なんだ!)
例え『体力お化け』と言われようが、『マッスル・アイドル』とからかわれようが関係ない。
ヒカリがファンを想う気持ちと、ファンがヒカリを想う気持ちは何事にも代えがたく尊いもので、偽りのないものなのだ。
「……どんなヒカリちゃんであっても、いいんだ。ヒカリちゃんは最初から最強のアイドルなんだから」
「えっ?」
「……なんでもない。ほら、もうすぐLIVEが始まるよ。ファンたちに、君のとびきりの笑顔を見せておいで」
「はいっ! 行ってきます!」
満面の笑みのマネージャーに見送られ、花嫁衣装のヒカリは輝くステージに飛び出していった。
「……今日は、ピュアピュアでスーパーハッピーなヒカリに会いに来てくれてありがとうー! ここにいるファンの皆がヒカリのダーリンだよ♪ ……それじゃあ聞いてください! 新曲『スターライトシアター』! れっつ・にゃもー!」
チュウニズム大戦
レーベル | 難易度 | スコア | |
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スキル名/効果/備考 | |||
♥グミン | ADVANCED | 0 / 240 / 480 | |
レーベルブレイク(●◆♣ミス) | |||
次のプレイヤーの●、◆、♣の COMBO/CHAINは、MISSとなる。 | |||
備考:●リレイ/◆ジェネ/♣イロド |
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チュウニズムな名無し
162019年09月20日 18:43 ID:m3j1ycot唐突なハムハフで草を禁じ得なかった
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チュウニズムな名無し
152019年09月02日 08:10 ID:cm4xu1aq疲れからか、黒ヨロイに追突されてしまう
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チュウニズムな名無し
142019年06月09日 23:08 ID:rosrjfx0ついに婚カツか!?
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チュウニズムな名無し
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チュウニズムな名無し
122019年06月08日 15:13 ID:mdsqgngjなんかCV.大塚明夫と出会ってから若干おかしなことになってる件
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チュウニズムな名無し
112019年06月08日 03:11 ID:ocsd43q7絵がえちぃな〜で終わらないストーリーの勢い、ほんと草しか生えない
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チュウニズムな名無し
102019年06月07日 23:38 ID:k4bgd27v正直ジャケ絵のが好み…
けどこっちも充分に好きだ。
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チュウニズムな名無し
92019年06月07日 22:16 ID:f4jqqbxmあーもうめちゃくちゃだよ
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チュウニズムな名無し
82019年06月07日 21:34 ID:qosnlz6v胃袋を掴む(物理)
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チュウニズムな名無し
72019年06月07日 20:16 ID:cjqalt2gGガンに続きキン肉マンか・・・