ムーンケーキ
No. | 61 | |||
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名前 | ムーンケーキ | |||
種類 | デザート | |||
イラスト | 月見 | |||
CV | 朝日奈丸佳 | |||
レアリティ | ★★★★★ | |||
スキル | S | 盛付 | S | |
HP | D | 攻撃 | A | |
攻速 | S | 命中 | A | |
防御 | D | 回避 | C | |
料理スキル | 円月切り Lv5 ランダムな後衛の敵1体に命中の300%の固定ダメージを与える。敵を倒した場合は攻撃力+10%。10秒間持続する。 【料理スキル回数: 1】【CD: 0.5s】【必要厨力: 4】 | |||
固有スキル | 月の輝き Lv5 ムーンケーキがバフを獲得すると攻撃力+12%。7秒間持続する。(累積不可) | |||
盛付 | 少なくともキュイ2体と隣接時: 全主食の料理スキル消費-2(1まで)。料理スキルのリセット時、CD-0.5秒(5秒まで) | |||
専属ソース | ピーナッツバター | |||
入手方法 | 限定 |
キュイの資料
ムーンケーキは中国で最も知名度の高い伝統菓子の一つである。
古代には月の神様を祀るためのお供え物として用いられていた。そして宮廷内で流行り、民間では“小餅”、“月団”などと呼ばれ、一家団らんと表現された。しかし、当時のムーンケーキのほとんどはこれといった特徴がなく、ムーンケーキの作り方にこだわりが見られるようになったのは明朝の時代からである。明朝では小説、戯曲などの大衆文学が盛んになり、様々な文化や言い伝えが人々の食文化に影響を与えた。明朝の菓子職人は端娥奔月という神話の物語をムーンケーキの上に絵柄として表現し、ムーンケーキはますます皆に親しまれるようになった。清朝の時代になると、中秋節にムーンケーキを食べることはすでに風習化しており、作り方のテクニックもより巧妙になっていた。
長い歴史の中で、地域ごとの文化の違いに影響されて、異なる種類のムーンケーキが生まれた。有名なのは京式、蘇式、広式、そして潮式とよばれるムーンケーキだ。それぞれ餡だけでなく、皮も、調味料もかなり違う。また、時代とともに食への探求も深まるうち、現代では新しい、個性的なムーンケーキも登場した。たとえば冰皮ムーンケーキ、シーフードムーンケーキ、アイスクリームムーンケーキなど。
しかし、このようにいろんな形式があるにもかかわらず、満月の時にしかムーンケーキは出番がない。そのお菓子に込められた幸せへの祈りは民族文化でもあり、いくつもの時代で活躍した、貴重な伝統菓子である。