ブリトー
キュイの資料
メキシコの代表的主食。小麦粉で作った薄い生地で、各種食材を包んで食べる料理。
発祥はメキシコ北部。確かな発祥時期は不明だが、一般的に19~20世紀とされている。民間に流布しているのは、フアン・メイダスという男が、メキシコ革命(1910年~1955年)の時期にベラビスタ地区の街角でトルティーヤを売っていたが、保温のために大きなトルティーヤで商品を包んだところ、それが飛ぶように売れてブリトーが誕生した、という話である。
この食品はメキシコばかりか、米国でも風靡した。各種食材を自由にアレンジできるため、米国の各レストランでは形状を変えたり、トルティーヤの硬さを選べるようにしたり、様々な新しい手法で食事客を取り込んでいる。