湯円
キュイの資料
代表的な中国のおやつ。白玉粉の生地で餡を包んだ丸い食品。ここで一言!似ているけれど、元宵団子とは違う!毎年元宵節の頃には世間に向かって吠えたい気持ちに……具体的には、湯円はあらかじめ作った生地で餡を包むもの、元宵は餡を白玉粉の中で転がして作るものだ。湯円は表面がすでに生地になっているので、煮た後のお湯も澄んでいる。元宵は表面の粉が固まっていないので、煮た後のお湯はドロドロになる。湯円の餡は柔らかく、様々なものを包める。元宵の餡は固い。湯円は冷凍が効くので、冷凍食品としても人気がある。元宵は冷凍すると崩れるので、作ったその場で食べるしかない。かつては中国南部では湯円を、北部では元宵を食べていたが、今は技術も進歩して、全国どこでも食べられるように。そこで混同されるようになったわけだが、「湯円は包んで、元宵は転がして」作るものだ。わかってくれたかな?