シュールストレミング
No. | 36 | |||
---|---|---|---|---|
名前 | シュールストレミング | |||
種類 | 副菜 | |||
イラスト | M.vv | |||
CV | 杉浦しおり | |||
レアリティ | ★★★★ | |||
スキル | A | 盛付 | A | |
HP | D | 攻撃 | B | |
攻速 | B | 命中 | B | |
防御 | B | 回避 | C | |
料理スキル | ハーブの加護 Lv5 すべての敵を中毒状態にする。敵は毎秒、攻撃力の50%の固定ダメージを受ける。持続8秒 【料理スキル回数: 1】【CD: 0.5s】【必要厨力: 3】 | |||
固有スキル | 悪臭パワー Lv5 戦闘開始時に攻撃力+20%、持続20秒 | |||
盛付 | 主菜、飲み物と隣接時: 全飲み物の料理スキル-1(1まで) | |||
専属ソース | 未実装 | |||
入手方法 | 通常 |
キュイの資料
「世界一臭い」と言われているスウェーデンのニシンの缶詰。
ニシンを塩水に漬けて自然発酵させ、缶詰めにして完成。
スウェーデン語では「Surströmming」と書くが、「sur」は「酸っぱい」、「strömming」は「バルトのニシン」という意味である。
缶詰の技術が確立される前から、スウェーデン人はニシンを塩水に漬けて保存する習慣があった。中世の頃はニシンが大量に獲れたが、地理的に木材や日照が不足していたため、食物を調理・保存する塩は貴重品であった。塩を節約するために生まれたのが、ニシンを塩水に漬ける保存法であった。
塩水に漬ければ腐敗は防げるが、発酵は止められないため、ひどい発酵臭が発生する。
この悪臭を生む物質には主にプロピオン酸、硫化水素、酪酸などが含まれており、濃度が高すぎれば人体に多大なダメージを与えることもあるため、密閉された空間では同時に複数の缶詰を開けてはならない。
国際的に見て、ほとんどの航空会社はこの缶詰を空輸禁止にしているが、それは爆発の危険があるから、2014年5月1日、スウェーデンの都市フーディクスバルのある倉庫で火災が起き、倉庫内で発酵中だったこの缶詰数千個が爆発し、倉庫から外に吹っ飛ばされた。
この缶詰は毎年8月の第3木曜日に発売される。9月が食べるのに適しているからである。今ではネット予約ができ、船便で入手が可能である。ただ、船が熱帯地域を航行する時間が長すぎると、完全に発酵して液状化してしまう。
この缶詰は度胸試しに最適な珍品であり、各国の食いしん坊をあくなき挑戦へといざなっている。