揚州チャーハン
キュイの資料
国連の米料理メニューに入れられた有名なチャーハン。
主な材料は卵、ハム、野菜、エビ等。
「揚州」と冠されているのに、広東式と揚州式の2つのバージョンがある。
揚州式のものは、謝諷の『食経』に出てくる「砕金飯」が揚州炒飯の前進だといわれている。隋の煬帝が揚州を視察した際に、「碎金飯」が揚州に伝わったとされており、これが揚州炒飯に関する最も古い記述である。
一方、海外で有名なのが広東式の揚州炒飯である。
清代・光緒年間の広州に、「聚春園」という揚州料理店が創作したもので、後に香港等の華人によって世界各地へ広まった。
揚州炒飯の発祥地は揚州か、広州か。
これについては学術界でもまだ定説がないようである。
そのため現在は各都市の、各料理店やホテルが各自の「揚州炒飯」を掲げている。