プッチャイコー
キュイの資料
香港の伝統的なおやつで、多くの香港人にとっては懐かしの味である。
赤砂糖と米粉などを煮た糊状の液を、素焼きの小鉢に入れて蒸し上げる。
発祥地は広東省台山県だが、登場時期は定かではない。昔ながらのプッチャイコーは味が薄かったようだが、1980~90年代の香港で大流行した。
それによりプッチャイコーは発展を遂げた。弾力性が増し、様々な色や風味のものも登場して、中でもフルーツやチョコ味などが多くの若者の人気を博している。また、小鉢の形状もとりどりに。
今となってはそのスタイルの多様性が最大の売りの1つともなっているようである。
1980~90年代にはそれほどでもなかったが、プッチャイコーは間違いなく香港の代表的おやつの1つ。各種の目新しいプッチャイコーが、全く新たな魅力を振りまいている。