乙第210号証:旗「3話」
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(ざわざわ・・・) |
イヤミ:検事 赤塚区の定職についていない皆さ~ん! これは皆さんが社会貢献するチャンス! 裁判長の話をよく聞くざんすよ! |
デカパン:裁判長 (ダンッ、ダン!) 静粛に聞くだス。 最近、赤塚区で訴訟が増えているだス。 |
トド松:ラグランパーカー ふーん、そうなんだ。 |
十四松:ラグランパーカー 最近、法廷モノの再放送ばっかり やってたからね、テレビ赤塚で。 |
一松:ラグランパーカー だから法廷も昔のアメリカぽいのか。 なるほど。 |
チョロ松:ラグランパーカー そんな事で訴訟が増えるって!? 本当なの?十四松!? いや、ありそうで怖いんだよな、赤塚区。 |
デカパン:裁判長 訴訟の数に対して、 圧倒的に弁護士が足りないんだス~! |
デカパン:裁判長 そこで赤塚区が独自に解決する為、 急きょ条例が出来たんだス。 皆さんは、その為に呼ばれたんだス。 |
ダヨーン:書記 そうなんだヨ~ン! |
イヤミ:検事 チミ達!(ダンッ!) これがマニュアルざんす。 積もり積もった訴訟を片付けるざんす! |
チョロ松:ラグランパーカー 当たり前の事を言うけどさ?イヤミ。 僕達で務まるワケないよね? |
イヤミ:検事 自分の担当した人の側に立って、 主張を助けてあげるんざんす。 |
イヤミ:検事 大体の事は順を追って進めれば、 問題ないざんす! 今日は基本を特訓して帰るざんすよ! |
おそ松:ラグランパーカー ええ~!いきなりっ? |
カラ松:ラグランパーカー 無茶だな!?イヤミ? |
イヤミ:検事 時間が無いざんすよ!さあ! ミーに続けて言うざんす! 《ひとつ!人に、寄り添う!》 |
「人に、寄り添う!」 |
おそ松:ラグランパーカー え~!これ、言うの・・・? |
イヤミ:検事 おバカな6つ子ちゃん! 声が出てないざんすよ!? |
カラ松:ラグランパーカー ひ、ひと~つ!・・・フッ! 人に・・・寄り添う!俺。 |
十四松:ラグランパーカー カラ松兄さん、声裏返ってるよ。 |
カラ松:ラグランパーカー シャットアップだ、十四ま~つ? これは俺達6つ子が、 ワンランク上に上がれるチャーンス! |
十四松:ラグランパーカー ワンランク上の知識をもとに、 困った人に寄り添うんだよね? カラ松兄さん。 |
カラ松:ラグランパーカー ん~?・・・そうだな。 そう。そういう事だな。うん。 |
イヤミ:検事 《ひとつ!刑事事件において、 疑わしきは被告人の利益に!》 |
チョロ松:ラグランパーカー う、疑わしきは被告人の利益に! |
イヤミ:検事 《ひとつ!どうしても怪しくても、 証拠が無ければ、 疑わしきは被告人の利益に!》 |
一松:ラグランパーカー え?ま、まあそうだよな。 う、疑わしきは被告人の利益に。 冤罪防止ってことでしょ。 |
イヤミ:検事 《ひとつ!コイツどう考えても黒ざんす! と思っても、証拠が無ければ・・・》 |
十四松:ラグランパーカー 疑わしきは被告人の利益にーっ! 曖昧な証拠を根拠に裁けないって事だよねー! わかりマッスル、マッスル! |
イヤミ:検事 《ひと~つ!こいつは絶対に犯人ざんす! 間違いないざんす!と思っても、 証拠が無ければ・・・》 |
トド松:ラグランパーカー これって・・・いつまで続くの。 |
コメント (弁護士「3話」)
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