ヒーロー大集合2! インフィニートだよ~ん「3話」
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ーネオ・アーカツカシティの墓地 午後 |
十四松:弁護士 ・・・・・・。 |
トド松:弁護士 行くよ。十四松兄さん。 どうせ、棺の中は空っぽなんだ。 |
十四松:弁護士 うん・・・。 |
あの日、行方不明になった両親の 形だけの葬儀を済ませた僕らは、 二度と墓地を訪れる事はなかった。 |
アーカツカシティがクレーターとなった日。 あの日を境に僕らの生活は一変した。 |
不思議な事に一人の犠牲者も出さず、 クレーターの外へ救出された住民は やがてクレーター事件の原因に言及し始めた。 |
当然の様にヒーローという 特殊能力者の話題がそこに上がるようになり、 弊害についても語られるようになった。 |
僕らはヒーローだった自分を封じ込め、 かつては表向きの顔だった、 ニートの姿も封じ込めた。 |
僕らは働いた。 生活の為、新しい表向きの顔を手に入れた。 |
クレーターの端にかろうじて残っていた 名も知らない古いヒーローの像も アンチヒーロー派の攻撃対象となった。 |
ーネオ・アーカツカシティ ショッピング・アーケード |
おそ松:書店員 うひぇ~!派手にやられたねぇ! コレ、ペンキだろ。 落ちるの?無理じゃね? |
チョロ松:ヘアメイクアーティスト 落としても、またすぐ落書きされるけどね。 ここのショッピング・アーケードの敷地に あるんだから景観の為にもやらないと! |
おそ松:書店員 まあ、当番だからしかたないねぇ。 よいしょっと。はい、ブラシ。 |
チョロ松:ヘアメイクアーティスト この像、誰の像なんだろうね。(ゴシゴシ) ・・・なんか頭の上に耳がついてる。 動物系?リスかな。(ゴシゴシ) |
おそ松:書店員 父さん達、どうしたんだろうな。 |
チョロ松:ヘアメイクアーティスト 事情があるんだよ。絶対に生きてる。 だってあの日、街ごと救ったのは、 父さんと、母さんなんだから。 |
おそ松:書店員 自分達で言ってたからねぇ。 でもさ。どうやって助けたのかわかった? 全くわからなかったよね。(ゴシゴシ) |
チョロ松:ヘアメイクアーティスト うん。一瞬だったよね。 でも、間違いなく父さんと母さんだった。 |
おそ松:書店員 でもそれは誰にも内緒だ。 |
チョロ松:ヘアメイクアーティスト うん。そうだね。 |
おそ松:書店員 あ、用事思い出した! あとは、お前がやっとけよなっ。 |
チョロ松:ヘアメイクアーティスト うん。・・・え!? いやだよ!困るよ! 予約のお客さん来ちゃうし!おいッ!! |
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