サムライ奇譚 怨の九十九「7話」
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一松:異能サムライ あ! 十四松!? |
(ガサッ・・・ガサガサッ!) (ウォーーーン・・・) |
チョロ松:異能サムライ なんか犬の遠吠えが・・・ 葛籠に呑みこまれたの!? |
(ガサッ・・・ガサガサッ!) (ボフンッ!!) |
カラ松:異能サムライ ・・・慌てるな、葛籠が動いている。 中に入っているだけだろう。 |
おそ松:異能サムライ そうとも言い切れない・・・! |
カラ松:異能サムライ ・・・何? それは誠か。 |
チョロ松:異能サムライ ななな、なんだよ? 物の怪か?勘弁してよ!? |
一松:異能サムライ あいつが居ないと、 それを「悟り」調べる事も出来ぬ。 俺が行ってくる・・・! |
(ザアアアアアアア・・・) |
ダヨーン:虚無僧 ・・・誰だヨーン。 お前も、この葛籠に何か用かヨーン。 |
一松:異能サムライ そうだ。 |
一松:異能サムライ ・・・お、お前ッ! 何か・・・妖怪・・・なのか!? |
(ゴロゴロゴロゴロ・・・) (ザーッ・・・ザーッ) |
おそ松:異能サムライ ひでえ降りだなっ。 軒下まで吹き込んできやがる。 |
チョロ松:異能サムライ 雨の降りもひどいけど、 今の駄洒落も相当だよね。 直球な所は評価するけどさ。 |
ダヨーン:虚無僧 違うヨーン。 拙僧は、ただのお遣いだヨーン。 |
イヤミ:用心棒 この人は、妖怪じゃないと思うざんす。 そうじゃないと、拙者が怖いざんすッ! |
一松:異能サムライ ・・・葛籠を見せてもらおう。 |
ダヨーン:虚無僧 お前はこっちの葛籠を覗いてみるといいヨーン。 |
一松:異能サムライ (・・・チャッ) |
ダヨーン:虚無僧 ・・・刀を抜いても無駄だヨーン。 |
一松:異能サムライ ・・・何も入っていない。・・・? なんだ?この紙は。 ・・・六字経? |
ダヨーン:虚無僧 書いてみたけど 見様見真似じゃ無理だったヨーン。 |
一松:異能サムライ えっ? これ、書き損じ?ゴミなの? |
一松:異能サムライ ううう・・・。葛籠から冷気が・・・ ・・・この蓋の裏にある札はなんだ? 俺の名前が・・・書いてある・・・? |
ダヨーン:虚無僧 ・・・・・・ |
一松:異能サムライ ゆ、雪・・・?まずい。 だが・・・「見えた」。 |
一松:異能サムライ 兄上! この葛籠を焼いてはなりませぬ! 拙者の書いた・・・「封」を! |
ダヨーン:虚無僧 ・・・・・・余計な事を。 するなヨーン・・・! |
・・・わあ! ・・・うわあああああ・・・・! |
(ピカッ) (ゴロゴロゴロゴロ・・・) (ザーッ・・・ザーッ) |
コメント (異能サムライ「7話」)
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