レッドバロウの決闘「2話」
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(シュー・・・シュー・・・)汽車の停まる音 |
第2章 『ー西部開拓時代を満喫する方法は、 銀行強盗だけではない。ー』 |
ーレッドバロウの町 |
(パカパカパカ・・・) (ガタゴト、ガタゴト・・・)馬車の音 |
ハタ坊:いつもの 馬車の乗り心地はどうだじょ? |
チョロ松:ガンスリンガー ねえ、ハタ坊? ここ、赤塚区なんだよね? ・・・移動距離、おかしくない? |
ハタ坊:いつもの 別におかしくないじょ。 ずっとクズニーランドの中なんだじょ。 |
チョロ松:ガンスリンガー いや、気になってるのそこなんだけど。 |
ハタ坊:いつもの クズニーランドは いくつかの地区に分かれてるんだじょ。 |
ハタ坊:いつもの 開発が終わって、先月オープンしたばかりの ウエストクズニー地区へ到着して さっき馬車に乗り換えたんだじょ。 |
ハタ坊:いつもの 今はブームタウンの「レッドバロウ」に 向かっている所なんだじょ。 |
ハタ坊:いつもの 今日は1日たっぷり西部劇の世界を 楽しんで欲しいんだじょ。 |
十四松:ガンスリンガー ねー!デカパン博士! 屋根の乗り心地はどんなーッ!? |
デカパン:用心棒 いい眺めだス~!ワスも3回目だスが、 赤塚区にこんな潤沢な土地があったなんて ただただ、驚くばっかりなんだス。 |
十四松:ガンスリンガー えー!もう3回も来てるのー!? すっげー!大ベテランだねー!! 銀行強盗、何回やったー!? |
一松:ガンスリンガー あんまり窓から身を乗り出すと危ないよ。 十四松。 |
イヤミ:保安官 ミーの前であまり物騒な話はしない方が 身の為ざんす!シェエエエ!! この眺めが最高なんざんす! |
ダヨーン:用心棒 そうだヨーン! 人聞きが悪いんだヨーン! ・・・回数は内緒だヨーン。 |
おそ松:ガンスリンガー えー!やっぱり銀行強盗やってるんだ! ダヨーン、大丈夫ッ!?捕まらないっ? お尋ね者とかになってないっ!? |
一松:ガンスリンガー だから窓から身を乗り出すと危ないって!? 聞いてる?クソ長男!? |
ダヨーン:用心棒 ダッヨーン!! |
おそ松:ガンスリンガー え~!?・・・ ちょっとお、馬車止めて! |
(パカパカパカ・・・) (・・・ガタゴト、ガタゴト・・・)馬車の音 (ギッギーッ・・・ブルル) |
おそ松:ガンスリンガー よっこら・・・しょっと。 ・・・OK!出発して! |
(ヒヒ~ンッ!・・・) (パカパカパカ・・・) (・・・ガタゴト、ガタゴト・・・)馬車の音 |
おそ松:ガンスリンガー ・・・で、儲かるの?銀行強盗って。 |
ダヨーン:用心棒 ダッヨーン!! |
一松:ガンスリンガー え゛?身を乗り出すなって言ったら わざわざ馬車を止めて屋根に乗りなおすって どんだけ、その話興味あるんだ!? |
十四松:ガンスリンガー き~になるっ!きになるっ! |
カラ松:ガンスリンガー なあ?俺とブラザーは今日一日、 西部開拓時代の雰囲気を満喫する。 その方法は、何も銀行強盗だけじゃあない。 |
カラ松:ガンスリンガー ・・・ゆっくり楽しもうじゃあないか、ブラザー? |
ハタ坊:いつもの そうなんだじょ。色々楽しめるんだじょ。 みんなが楽しんでくれるように、 ハタ坊が作ったんだじょ! |
トド松:ガンスリンガー いやあ!でも招待なんて悪いねェ? まあ、全力でお言葉に甘えさせてもらうけど! |
ハタ坊:いつもの 西部開拓時代のファッションも たっぷり楽しむといいんだじょ。 みんな、バッチリ決まってるじょ! |
一松:ガンスリンガー ・・・ねえ。 やっぱり移動距離、おかしくない? |
ハタ坊:いつもの ・・・・・・。 |
一松:ガンスリンガー ・・・え?無視?・・・あ、そう。 |
十四松:ガンスリンガー 何か都合の悪い事でもあるのかな? |
一松:ガンスリンガー 嫌な予感しかしないよね。 ・・・ねえ。イヤミの前で 物騒な話をしない方がいいってどういう事? |
イヤミ:保安官 ミーは、レッドバロウの保安官に 任命されたんざんす。 銀行強盗なんてすると、しょっ引くざんす! |
十四松:ガンスリンガー 吊るし首かな? 僕、初めてかも。 |
一松:ガンスリンガー そういうのに初めてとかあるの? |
十四松:ガンスリンガー 確かに。 |
ハタ坊:いつもの 町に着くまでに一通り説明するんだじょ。 もし、迷子になって困った事があったら 銀行強盗すればいいじょ。 |
トド松:ガンスリンガー え!? 困ったら銀行強盗すればいいの? |
ハタ坊:いつもの そうしたらイヤミがしょっ引いてくれるじょ! 町へ戻れるんだじょ。 |
チョロ松:ガンスリンガー 何そのシステム! 別に犯罪者にならなくてもよくない? ・・・お尋ね者って言った方がいいのかな。 |
ハタ坊:いつもの 保安官役のお客さんに 保安官の仕事を満喫してもらいつつ 迷子のお客さんの救助を兼ねているんだじょ。 |
トド松:ガンスリンガー へえ。それで回ってるんだ・・・。 中々、鬼畜なシステムだね!? まあ、招待してもらって言う事でもないけど。 |
十四松:ガンスリンガー さすが、クズニーランドだね。 |
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